今日もよい日

ストレスのお薬としてのヨガ。お医者さんたちも、ヨガと瞑想に注目しています。

座る瞑想。呼吸が浅く、そして間隔が広くなる。

 

 

マインドフルネスの5日間のサイレントリトリートに参加していました。

 

座る瞑想の時間は45分間です。

 

私はヨガする人ですから、朝、15分くらい目を閉じて座っています。

 

グーっと集中に入っていけるときはそれが30分ほどに延びます。

 

30分間、目を開けることなくただ座っているのです。

 

 

そんな私でも、さすがにリトリート中の45分は注意が途切れがちでした(^_^;)

 

普通に座ってるだけだと足が痛い~(^_^;)

 

 

座る瞑想の2回目からは少し工夫しました。

 

・ヨガブロック

・座布団

・二つ折りにしたクッション

・畳んだタオルケット

 

などをおしりの下に入れて高さを作り、その上に座ることに。

 

ヨガブロックはおしりが痛く、他の3つは高さがいまいち(^_^;)

 

最終的に、ハーフサイズの毛布を畳んだものがしっくり。

 

高さは、ヨガブロックをこの向きに置いたときの高さ。

 

 

高さを測ると11cmですが、座った時に、おしりの重さで沈み込むので、ちょうどよくなるのです。

 

おしりだけをのせて、あぐらの脚の部分はヨガマットに下ろしておく。

 

これで快適。

 

座ること、呼吸、音、体からのいろいろなサイン、そこに意識を向け続けることができました。

 

 

45分座ってみることで、以前から気付いていた感覚が、さらに鮮明になりました。

 

 

それは、瞑想中の呼吸の深さと間隔の変化について。

 

 

呼吸は、吸う息と吐く息があって、それが交互に、規則正しく繰り返されています。

 

安定して座っていると、吸う/吐く が少しずつ浅くなり、間隔が開いていくのです。

 

吐く息の後に、いっとき 間が訪れる。

 

そこには何もなくてとても静かな感覚。

 

 

しばらくそれらを眺めていると『酸欠になるのでは(^_^;)』という考えが浮かんできます。

 

脳が『ピンチ!』と思うのか、その想いが浮かんだ途端、息をたっぷりと吸いたくなります(笑)

 

ずーっと池の底にいたカメが、空気を吸いに上がってくる時に、ちょっと慌てて浮上する、そんなイメージ(笑)

そんなカメさんはいませんけど(笑)

 

 

で、息を、体からの求めに応じて1回吸い込みます。

 

肺なのか脳なのかわかりませんが、どこかが満足すると、だんだんとまた小さく、間隔があいた呼吸になる。

 

その移り変わりに意識を向けていると、45分という時間の意識がなくなってしまいました。

 

もちろん、首や肩や腰が固まるので、時々もぞもぞと動いていますが、それにすら気付けないくらいに。

 

 

スモールグループでそのことをお話をしたところ、先生が「瞑想で呼吸の回数が減ることがわかっています。大丈夫ですよ(^_^)」と安心させてくださいました。

 

 

ヨガの時にも感じていた換気量と呼吸数の減少。

 

ただ静かに座っているだけ。

 

体は動きがありませんし、脳の活動も最低限になっているから、酸素をそれほど必要としなくなり、省エネモードに入った結果なのだろう、と私は解釈しています。

 

つづく(^_^)