今日もよい日

ストレスのお薬としてのヨガ。お医者さんたちも、ヨガと瞑想に注目しています。

どこにでも潜んでる、軽く見られている、でも おぞましい行為。

 

 

【前置き】

時系列バラバラですが、体験したことを淡々と書いています。書いているのはこんな人。

     ↓↓↓↓↓ 

・女性

・競技スポーツをしていた

・体育会系の職場に所属していた

・ヨガのインストラクター

 

***********************

 

こんなニュースがアップされていました。

 

 

 

・アンケートの提出先が担任の先生である可能性が高い

教育委員会はもともと先生だった人たちの出世先

・深刻な被害に遭っている子はそもそも声を上げられない

 

ので、正しい結果とはいえない気がしますが、アンケートを実施したということは評価できると思います。

 

声を上げることは他の被害者を減らすためにも大事なことなので、声を上げやすい環境を作って、アンケートは今後も年に1回くらい実施してほしいなと思います。

 

 

今回のニュースは、知識のない子どもや、弱い立場にいる人に対して、大人がする卑劣な行為について。

 

『セクハラ』などという薄っぺらいカタカナの略語にするのも、事の重大さを軽く見せてしまっているような気がします。

 

 

タイトルを

 

どこにでも潜んでる、軽く見られている、でもおぞましい行為。

 

としたのは、教育現場から離れたところにも、問題は山積しているということを書きたかったからです。

(実名ブログなのでぼかしますが)

 

 

 

立て続けに部活の顧問が2人が転勤になった

 

高校生の時の話です。

スポーツ系の部活動の指導をしていた教師が、レギュラーをちらつかせて、生徒にわいせつ行為をしました。同じようなことが別のスポーツ系の部でもあったようです。

複数の被害生徒が勇気を出して声を上げ、噂になりました。

その教師たちは系列校に転勤、素知らぬ顔で教育現場に定年まで居座ったようです。

 

 

体育会系の職場にいた私

 

社会人2年目、社員旅行があって、有名な温泉地に一泊二日で行きました。部署15人くらいの小さな規模で、そのうち女性は3人でした。

夜、大広間でみんなで宴会。女性はお酌して回らないといけなかったり、男性上司のデュエットの相手にならなければいけませんでした。

私は年齢も立場も一番下なので拒否権はありませんでした。

イヤイヤやり過ごした後にさらなる悲劇が。

この温泉宿の売りは大きな家族風呂。

この社員旅行を計画した出入り業者(旅費も一部負担してくれていたと思います)が「家族風呂を予約しておきました!」とのことで、有無を言わさずみんなで家族風呂へ。

今思えば「おんなのこの日なんで…」とか嘘をつけばよかったのですが、頭が回らず。

ギュッとタオルを巻いて入りました。それも何度も剥ぎ取られそうになりました。

そのうち飲み過ぎて酔っぱらっていた男性社員が自分の腰に巻いていたタオルをパーッと取って…。

そこで初めて、女性3人、逃げ出すことができました。

 

  

 ヨガのインストラクターである私

 

詳細は割愛しますが、露出の高いウェアは着ません。

ヨガ以外でも、スタジオプログラムを持っている大人気の先生は、人気を落とさないため、会員さんとの接し方に苦心しているようです。

ここでも『人気商売である』という弱みに付け込んでのお客さんから受ける様々な問題行動があり、それは女性インストラクターだけにとどまらず、男性インストラクターでも被害に遭っている人がいます。

 

 

とある講習で

 

講師の先生がリスクマネジメントの実例としてこんな話を挙げていました。

 

スポーツジムのフロントスタッフの女性が受付カウンターから離れられないことをいいことに、カウンターで延々と雑談をしたがる客(男性)は、年齢問わず、どのクラブにも存在している。スタッフは仕事であるから笑顔で接するため、自身の行為が業務妨害になっていることに男性は気付かない。そういう人たちは『ジムはほぼ無料のキャバクラ』『フロントスタッフは指名料なしで話し相手になってくれる心優しいキャバ嬢』と、無意識に勘違いしていることが多い。

問題行動のある会員の氏名、年齢、発生した事案や話の内容はスタッフ間で共有され、問題行動をする人が受付カウンターに来ると、ヘルプで男性スタッフが代わりにフロントに入るということ(リスクマネジメント)も行われている。また若い女性をナンパするためにジムに来ている既婚男性』の情報も共有されている。

 

 

競技スポーツをしていた私

 

試合の日は袖なしで露出面積も大きく、タイトなユニフォームを着ていました。練習着も動きやすさから、下は体にフィットするものを履いていました。

同じ競技の男性たちは私たちのウェアを見てもなんとも思わないようですが(本当のことはわからないけど)、他の競技の選手とも共有するトレーニングセンター(ジム)では、男性からの視線を感じることもありました。

 

社会人になっても現役選手として競技を続けつつ、審判の資格を取っていたので、自分の試合のない日は審判のお仕事をしていました。

空き時間に頼まれる特別な仕事がありました。

それは見回り業務。一般客がいるスタンドで、とてもとても大きな望遠レンズ(普通に写真を撮るのなら不要だと思います)をつけて撮影している一般人を見つけ、レンズの先に何があるのか、2人1組になって後ろから確認するのです。性的な意図でレンズを向けているのを見つけたら、注意/警告してくれるスタッフ(顔の怖い先生)を召喚するために本部に連絡する、というお仕事でした。

 

 

何日か前のニュースにも

 

被害は以前からあり、競技団体は頭を悩ませてきた。日本体操協会は2004年から観客の撮影を原則として認めていない。フィギュアスケートは、観客による写真の無許可販売が多発し、05~06年シーズン以降、撮影を禁止。日本水泳連盟は、許可証なしの撮影を見つけた場合、中止を求め、従わない場合は退場させることもある。

 

とありました。

 

 

 

 

ユニフォーム姿の選手が性的な目で見られるのは、時が流れても相変わらずのようです。

 

この傾向が顕著になったのは、個人的な考えですが、ビーチバレーのユニフォームがビキニタイプに変更されたことがきっかけではないかと推測します。

 

かたや、男子のユニフォームは今でもタンクトップにハーフパンツです。

 

女子のユニフォームも、タンクトップにハーフパンツという組み合わせにしてもいいのではないかと思います。 

 

 

***********************

 

 

・学校で行われたセクハラに関するアンケート

・女性アスリートの競技写真を性的対象に

 

2つのニュースが報道されたことで、この記事を書いてみました。

 

 

異性に対して好奇心を持つのは人間のサガなので仕方ない面もあるのかなと思うのですが、今回挙げた実例(男性が加害者)については、さっぱり理解できません。

 

理性でコントロールできる人がほとんどだと思いますが、そうでない人の目立ち方が尋常じゃない感じがします。

 

そしてそういう一部の人のせいで、理性ある人も冷ややかな目で見られることもあるかもしれません。

 

 

・女性は見世物ではありません。

・女性は無遠慮に見ていいものでもありません。

・誰に対しても愛想がいいのは仕事と割り切っているからかも。

・女性を力(立場)でねじ伏せてはいけません。

・女性は虐げられ、搾取される存在ではありません。

・女性は、すべての男性の性的欲望を無条件に受け止める存在ではありません。

 

それは逆も然り、【女性】を【男性】に置き換えることもできます。そして、大人、子供も関係なくです。

 

 

セクハラは、する側とされる側とでは、認識、捉え方に差があります。

 

それは、今これを読まれている方の感じ方にも表れます。

 

『ふーん』と思う方。

『うわー!』と思う方。

『うるせー、黙ってろ』と思う方。

いろいろです。

 

 

 

 

どこにでも潜んでる、軽く見られている、でもおぞましい行為。

 

これからの子どもたちが性的被害に遭わないために、大人ができることは何でしょうか。

 

それは、

 

・性的なことへの好奇心や欲望が、男性と女性では違うこと

・欲望と理性の強さには男女問わず、個人差があること

 

などを子どもたちにきちんと教えていくことだと思います。

 

そして

・自分のことは自分で守るということ。

 

これらは、今どきの、家出をして、簡単に、知らない男性の家について行ってしまうような子どもへの教育にもなり得ます。

  

 

子どもの頃に誰しも教わっている、

 

人の嫌がることはしない。

 

男性も女性もそれを思い出して、想像力(妄想力ではない)を働かせ、お互いに理性と思いやりを持って生きていくことが、抑止力になるのかもしれません。 

 

もしあなたの娘が 同じ目に遭っていても 平気でいられますか?

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緊急事態宣言の延長に伴い スポーツジムの休業は続きます。

 

 昨年の今頃

 

去年の3月、全国のスポーツジムは休業しました。

 

「スポーツジムやビュッフェは避けて」

政府から名指しされたのがきっかけです。

 

ジムの休業は6月いっぱいまで続きました。

 

4か月間、約120日の間、ジムはお休み。

 

お休みの期間、自主的に運動できた人は少なかったと聞いています。

 

それが、とんでもないことを引き起こしていました。

 

 

休業明け

 

ジムが再開してから、実際のクラスでバランス系のヨガのポーズの様子を見ていても、不安定さが目立ちました。

 

ジムがお休みになってしまい、自主的に運動してこなかったことの現れでした。

 

それは年齢が高い人ほど顕著でした。

 

バランス系ポーズがぐらつくということは、バランス能力だけでなく、以前より筋力が弱っているということであり、もっと先に目を向ければ認知機能の低下や、下手すると寿命が短くなってしまった可能性もあります。

 

お話を伺ってみても、バランス能力だけでなく体力がガクっと落ちたことを実感されている方が多かったのです。

 

これは悲劇です。

 

ずっと運動を続けてきたことで維持できていたあれこれが、運動できる場を失うことで、あっという間になくなってしまった…。

 

 

再開したクラスでは口を酸っぱくして

「また休業になっても自分でできるように」

「バランス系弱くなるとまずいので、頑張って取り戻しましょう」

とお伝えしてきました。

 

 

1年前と同じことになっちゃうの?

 

東京・大阪・兵庫・京都に緊急事態宣言が発出されたのに伴い、4府県のジムは4月25日(日)~5/11(火)までの17日間、休業となりました。

 

今日から緊急事態宣言が延長され(愛知と福岡も追加)、大阪府内のジムは引き続き、休業延長となりました。

(各社 ギリギリまで悩まれたようです。)

 

運動の場所をなくして、また同じことが起こってしまったら。

 

これを機会に、ご自分で運動する機会を作っていただきたいなぁと思っています。

 

 

幸い、1年前と違っていることもあります。

 

運動する場所の選択肢が増えたことです。

 

【オンラインでレッスンを受ける】ということが世間一般に広まりました。 

 

Youtubeには素晴らしい動画がアップされていますし、たくさんの先生がzoomを使ったクラスを開催しています。

 

スポーツジム各社も、無料/有料のオンラインレッスンを展開しています。

 

家にいながら運動ができる。

 

これは素晴らしいことだと思います(^_^)/

 

変な言い方ですが、コロナのおかげでしょう。

 

逆に、家でできてしまうから『また今度にしよう』が続いてしまうことも(^_^;)

 

先ほども書きましたが

筋力や持久力、バランス能力などは

失うのはあっという間です。

 

そして、取り戻すには時間と努力が不可欠です。

 

銀行預金と同じです(^_^;)

(減るのはあっという間、貯めるのは難しい(^_^;))

 

1年前と同じ轍を踏まないために、またご自身がコロナ禍を経験して学び『去年の私とは違うんだぞ』と小さく胸を張れるように。

 

そして何よりご自身の健康のために。

 

だらだらと過ごすのではなく、オンラインのあれこれを使って体を動かしていただけたらと思います(^_^)

 

また元気な顔と身体でお会いしましょう!(^_^)/

 

今のところ 5月末まで休業するそうです

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再び おかのり。お花が入っていました(^_^)

 

 

先日、おかのりについての記事を書きました。

 

  

こちらの記事では、写真撮るのを忘れて、全部食べちゃった私(^_^;)

 

写真を撮るために、おかのりを再び買ってきました(笑)

(本当は食べたかっただけ(笑))

 

 

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大葉のような葉っぱと覚えていましたが

丸いフォルムのかわいい感じでした(^_^;)

 

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袋の中のおかのりを探っていたら

可愛いお花がついていました(〃'▽'〃)

 

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こんな可憐なお花が咲くんですね…。

 

 

保存が効くかどうかの実験をするため、今回はちょっとだけとっておきます。

 

上手に保存できて、またおいしく食べられたらうれしいです(^_^)

 

さて、どうなることやら(笑)

#親を捨ててもいいですか (NHKクローズアップ現代+)

 

 

5/6(木)のNHK クローズアップ現代+

 

親を捨ててもいいですか? 虐待・束縛をこえて

親を捨てたい…。近年、親との絶縁をテーマにした書籍の出版が相次ぎ、話題を呼んでいる。介護や葬儀の代行サービスにも関心が集まり、ある事業者には40~50代の子供世代からの問い合わせが相次いでいる。取材で浮かび上がったのは、過去に親から虐待や束縛を受けた人々が年齢を重ね親の介護に直面する現実。過去の辛い記憶が蘇るなか「親を大切に」との社会通念に苦悩する当事者たちの声とともに親子関係のあり方を考える。

 再放送は BS1 5/7(金)17:30から

 

 

「親を捨ててもいいですか」

と近しい人に吐露されたとしたら、

 

「いいんじゃないかな」

と私は答えるでしょう。

 

親から離れることで、その人が幸せになれるなら、

それでいいと思うのです。

 

 

実際に行動に移し、親から離れた後、罪悪感、自責の念に駆られる人もいるかもしれませんが、自分で決めて行動できたのだから、小さく胸を張ってもいいと思います。

 

 

その反面。

 

親を捨てたい。

 

そんな気持ちを胸の中に抱きつつ、実際にはできない人もいます。

 

親が抵抗して暴れたりストーカー化したり、ということではなくて、捨てよう or 我慢しよう の間で迷っている、捨てるに捨てられない人のことです。

 

そんな人に、もしかしたらお役に立てそうなのが、

内観(ないかん)とヨガです。

 

 

内観療法

 

ざっくりと説明すると、

 

自分の身近な人々(母、父、配偶者、子ども、職場の人々など)との関係を、

 

1.してもらったこと

2.して返したこと

3.迷惑をかけたこと

 

の3点に絞って思い出し、言語化するのが内観療法です。

 

 

大阪で日本内観学会が開催されたとき、学びに行きました。

 

私のような門外漢にもわかりやすい講演がいくつかあって『6泊7日の内観療法に参加したいなぁ』思うくらい、満足する学びの機会でした。

 

その後、簡単な内観に参加できる機会があり、実際に母親との関係について内観しました。

 

とても深い体験をしたことを、昨日のことのように思い出せます。

 

内観は訓練を受けた内観面接士の元で行うことができ、内観できるところは全国にあります。

 

6泊7日の他にも2泊3日や、1日内観を設けているところもありますので、ご興味ある方は【内観療法】で検索してみてください。

 

全国の内観研修所 | 内観法とは | 自己発見の会

 

浄土真宗の一派に伝わる厳しい修行である「身調べ」を、取り組みやすい形にしたのが内観療法。特定の宗教や宗派とは関係ありません。

 

 

ヨガ

 

ポーズに取り組んだり、呼吸法をすることだけがヨガではありません。

 

ヨガには瞑想や哲学もあります。

 

 

私がヨガの学校に通っていたときのお話です。

 

お昼ごはんの時間は、食べながら、あらかじめ出されていたお題瞑想(1つのテーマについて熟考する)の結果を7~8人のグループでシェアしていました。

 

親子関係絡みのお題も頻繁に出てきていて、母親との関係に躓いている人が思っていたより多いことを知りました。

 

自分の熟考結果をグループのみんなに聴いていただく。

 

冷静に話そうと努めていても、長年抑えてきた感情があふれます。

 

嗚咽しながら話す人もいて、グループ全員がもらい泣きしちゃうこともありました。

 

後期課程も含めると3年間 ヨガの学校にいたのですが、卒業するころには、母親と距離をおくことができるようになった結果 ぶつからなくなった人、ぎこちないながらも親子関係の再構築を始めた人、などの話を耳にしました。

 

 

ヨガでは「出自」について考えます。 

 

出自とは

「自分がいかにして、なぜ、今ここに存在しているのか」。

 

それについて自己認識して受け入れることを目指します。

 

親子関係についてのお題瞑想は、そのきっかけの1つです。

 

繰り返し繰り返し熟考することで、また、他の仲間の熟考結果を聴かせていただくことで、自分の出自に対してしっかりとした自己認識を得ることができます。

 

また、他の人の結果を聴くことで、自分の中で「こうでなければならない」というこだわりポイント(悪い意味での)を少しずつ手放すこともでき、生きるのが楽になるのです。

 

 

 

今日の本題(親を捨ててもいいですか)に話を戻すと、

 

出自や親子関係に対して熟考することで、自分がここにいるのは親がいるからで、親のまた先に親がいること。

 

親もただの人であって、苦悩したり間違った行動をすることもあることがわかります。(許すきっかけになることも)

 

 

他の人の経験を聴かせていただき、こだわりポイントが少しずつなくなっていくことで

 

・血のつながりは大事にするべき

・子は親孝行して当たり前である

・親なんだから話せばわかるはず

・家族は仲良くあるべき

・親を捨ててはならない

・親の言うことは正しい

 

という、昔から連綿と存在している「べき」から解放され、親から離れようとするときに生じる葛藤を減らすことができると思います。

 

 

 

ここまで、私の見てきたものと学びの中でのお話でしかありません。

 

思い出しながら文字化してみてましたが、親子の関わり方が変化するのはかなり難解なことで、時間も勇気も必要だと思います。 

 

でも一歩踏み出さないことには何も変わりません。

 

 

 

強引にまとめてしまうと…。

 

自分の人生だから熟考して(決して捨て鉢にはならず)、自分が最善と思えるゴールを設定し、それに向かって一歩踏み出してみましょう。

 

・自分の今の立ち位置を知る

・心の中を見つめる

・過去の記憶のお掃除

 

このあたりで、内観やヨガがお役に立てると思います。

 

 

 

私たちは幸せになるために生まれてきました。

 

あなたが幸せになることを邪魔をする存在がいて、それが例え 親や親戚であっても、社会通念などに縛られることなく、それらから離れると決める のが、あなたの幸せへの第一歩かもしれません。

 

自分を守るためにも 

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デジタルデトックスのすすめ

 

 

ヨガのクラスの後に

「ヨガでこういう症状よくなりませんか?」

とご質問をいただくことがあります。

 

腰痛関係だったら(笑)、経験的に軽くする方法をいくつか知っているのでお答えしますが、私はお医者さんではないので、その他の症状の場合、お話を聴かせていただくだけのことが多いです。

 

でもスマホってよく見ますか?」と質問しています。

 

返ってくる答えはたいてい「よく見てます(^_^;)」

 

「見る時間減らすと、症状がちょっと楽になるかもしれませんよ(^_^)」と私はお伝えしますが、みなさん『(^_^;)』という表情です(^_^;)

 

 

このブログのサブタイトルに【ストレスのお薬としてのヨガ】と書いています。

 

ストレスに効くお薬はまだありません。

 

そして、感じているストレスレベルと出現する症状の強さは、正比例の関係であることが多いのです。

 

 

デジタルデトックス

 

スマホやパソコンから離れる時間を持ちましょう、ということです。

 

スマホやパソコンを使っているとき、膨大な情報、スピードの速い情報が目から入ってきて脳に伝わります。

 

脳の大きさはこの100年変わっていないのに、デジタル社会の到来やネット環境の改善、モバイル機器の発達などで、脳が処理する情報量が膨大になっていて、脳の疲れ(脳ストレス)が尋常じゃないのだそうです。

 

脳は体の司令塔。

 

司令塔がくたびれていたら、もしかしたら間違った信号を体の各部位に送ってしまうこともあるでしょう。

 

 

 

スマホ依存症になりやすいタイプ

 

スマホ依存になりやすいタイプというのがある、というお話を何かの折に学びました。

 

心理学での性格の分類で「タイプA」というものがあります。

 

タイプA

せっかち

目標達成意欲が強い

大声&早口でしゃべる

周囲に認められたい欲求が強い

自尊心が低い

自分を強いストレス下にさらしている

 

 

 タイプAの人は、仕事や学業において優秀であることが多いです。

 

そしてタイプAの人はスマホ依存に陥りやすいことがわかっています。

 

 

タイプB(マイペース、非攻撃的で穏やか、目立つことを好まない)の人たちはスマホ依存になりにくいのだそうです。(病気にもかかりにくい)

 

おまけ

タイプC:まじめで几帳面、いい人でいたい。気を遣うことと自己犠牲を厭わない。これらの性格特性からストレスを感じやすく免疫力が低下、がんにかかりやすい。 スマホ依存との関係は不明です。

 

 

違う側面から。

 

目が疲れるとイライラしませんか?

 

東洋医学では、目を酷使すると

 

・情緒不安定(怒りっぽくなる)

・婦人科系の症状が悪化する

 

と学びました。

 

そんなこんなを知っても、あなたはスマホを見つめ続けますか?

 

 

 

デジタルデトックスの始め方

 

簡単にできそうなことをいくつか書いてみます。 

 

 

1.食事の時にスマホやパソコンを見ないようにする

免疫力を落とさないために 私が実践していること(^_^) - 今日もよい日

  ↑ この記事にも書いたのですが、食べる時は食べることに集中したほうがいいです。

食べ過ぎの抑制にもなりますし、よく噛むようにすることで消化の助けにもなります。

 

2.「いいね活動」の中止

SNSで誰かに「いいね」、それ、本当に必要な行動ですか?

「いいね活動」にずいぶんと時間を割いているというお話を聞いたことがあります。

アクセス数アップのための「いいね互助会」も断捨離してみませんか?

 

3.スマホやパソコンを見ない時間を決める

お仕事上見ないといけないこともあるでしょう。

それ以外の時間で見なくてもよさそうな時間を探して(例えば、夜眠る直前)、見ないようにします。

 

 

研究によると、1日にSNSを見る時間を30分に制限したら、3週間後、精神状態(抑うつ、落ち込み、孤独感など)が改善したというデータがあります。

 

 

空いた時間で何ができるでしょうか(^_^)

 

スマホやパソコンを見ない時間を作ることができたとします。

 

空いたその時間にどんなことができるでしょうか?

 

・集中して宿題や業務を片づけることができます。

・考えなきゃいけないのに後回しにしてきたあれこれについて考えを深めることができます。

・あの場所の片づけができます。

・気になっていた場所のお掃除ができ、年末の大掃除が楽になります。

・興味のある分野の本を読むことができるようになります。

・体のケアに時間を使うことができます。

 

疲れている人は30分ほどお昼寝をするのもいいかも。

 

体重や体形が気になるのであれば、調理法の工夫に取り掛かったり、もっと単純に、運動する時間を作ることができます。

 

 

デジタルデトックスで脳ストレスが軽減されますから、司令塔としての機能も正常に働くようになります(心身症の改善)。

 

 

なぜいまこの記事を?

 

私がデジタルデトックスをやってみて、調子がよくなったからです(笑)

 

私は4月の月末、講義を受けに行っていたのですが、不勉強過ぎて(^_^;)、帰宅してから、わからない単語をネットで調べまくっていました。

 

月末は事務作業もあるので、いつもよりも長時間、パソコンとにらめっこしていました。

 

すると、こめかみのところがぷくっと膨らんだような、水を含んだような感じ(むくんだ?)になって、目も疲れて不快だったので、デジタルデトックスしてみよう、と思い立ったのでした(^_^)/

 

昨日(5/3)は起きてから20時くらいまでの間、スマホやパソコンを使いませんでした。

 

もともと使用時間は少ない方だと思うので、特段困ることもありませんでした(笑)

 

こめかみのぷっくりもすっかり収まり、目の周り、頭の中がすっきり(^_^)/

 

 

 

ゴールデンウィーク中はお仕事もお休みの方も多いと思います。

 

お休みの日なら、短時間でもいいのでデジタルデトックスに取りかかりやすいかな、と思ったのが記事にした理由の1つ。

 

それと「不要不急の外出をしないように」と言われていますから、家にいて暇な時間についスマホに手が伸び、スマホに脳がハッキングされている人がいるだろうなと思って、記事にしてみました。

 

 

初めから「できない(必要ない)」と思うのではなくて、短時間でもいいから始めてみませんか?

 

 

デジタルデトックス

現代人にとって、いいことしかないと思うのです。

 

スマホができないことがストレス?  それって…(^_^;)

 

緑色は目によいのですが、できれば画面ではなく本物の緑を見ましょう

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かなり珍しい野菜「おかのり」初めて食べました(^_^)/ ←ごはんが止まらない(笑)

 

 

道の駅の野菜コーナーに、こんなPOPが。

 

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・栄養価がすごいっ!

・カルシウムはほうれん草以上!

・鉄分はレバー並みに多い!

・何のクセもなく食べやすいので、

 炒めてもみそ汁でも鍋に入れても

 

 めっちゃおすすめ!(笑)

 

献血で低栄養状態と言われてから

「栄養価」という文字が気になります(笑)

 

 

おかのり…。

 

これまで聞いたことのない名前の野菜です。

 

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レシピを見たらとても簡単そう。

 

こうやって食べ方を教えてもらえると

購入までのハードルがぐっと下がりますね(^_^)

 

ハードルといっても、1袋150円(笑)

 

大葉のような形の葉っぱが

30枚くらい入っていたでしょうか。

 

 

・・・そう、おなかに収まってから

購入したおかのりの写真を撮るのを

忘れたことに気付きました(^_^;)

 

 

調理法はPOPにあったようにごま油を使いました。

 

ただ、よく読まずに、勝手なレシピで(^_^;)

 

ごま油&強火で一気に炒め

塩をぱらっと振っておしまい(笑) 

カリカリにしなかった(笑)

 

しなっとなった葉っぱを白いごはんの上で広げ

ごはんを巻くようにして食べたら…

 

 

ごはん、おかわりしちゃいましたー(〃'▽'〃)☆

 

 

しっとりとした韓国海苔のような感じです。

おいしくないわけがない!

 

 

よく噛むと、モロヘイヤみたいなネバネバ感。

 

ネバネバ大好きなのでこれは嬉しいです。

 

 

ネットで検索するとおかのり

オクラやモロヘイヤの仲間なのだそうです。

 

旬は初夏から秋までと、割と長く楽しめるようです。

 

 

こんな記事もありました。

 

おかのりに含まれているカルシウムはホウレン草の2倍ともいわれ、骨粗しょう症高血圧の予防、イライラを鎮める作用大腸がんの発症リスクを下げる効果などが期待できます。また、ビタミンB1も含んでおり、エネルギー生産、皮膚や粘膜を健康に保つ働きなどがあるといわれています。ただ、おかのりを一般的なスーパーなどで見かける機会はあまりありません。その存在を知らない人も多い、かなり珍しい野菜といえるので、生産されている地元の直売所などで見かけたら、試しに購入して損はないでしょう

こちらから引用しました(おかのりの写真あります)

https://kenokoto.jp/39863

 

 

やっぱり、めずらしい野菜なんだなぁ…。

  

売り場にもちょっとしかなかったので

もしかしたら密かに人気野菜なのかもしれません。

 

おいしくて体によいおかのり

見つけたらまた買おうと思います。

  

 

おかのりPOPを作ってくれた人に「ありがとうー」と言いたい(^_^) 

 

つばめの赤ちゃんたちが可愛く鳴いていました

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ジャンプ系競技のみなさん、疲労骨折を甘く見てはいけません。

  

 

疲労骨折

疲労骨折とは、通常では骨折が生じないような弱い外力が、同じ部位に繰り返し加わることで生じる骨折です。小さなひびからはじまり、徐々にひびが拡大していくと完全な骨折の状態となります。

スポーツなどで激しいトレーニングを繰り返すことが原因で発症することが多く、(すね)の骨に生じるものを走者骨折、足の甲の骨に生じるものを行軍骨折とも呼びます。

多くは、脛にある腓骨(ひこつ)脛骨(けいこつ)、足の甲の中手骨に生じますが、肋骨や大腿骨、くるぶし、腕の尺骨(しゃっこつ)に生じることもあり、どこに負荷がかかったのかによって発症部位は異なります。

※メディカルノートよりお借りしました

 

  

ある日、上がっていたネットニュースの中の動画を興味本位で開いてしまいました…。

 

アメリカ最大の総合格闘技団体『UFC』の試合。

 

選手Aが、相手選手Bに対して思いっきりカーフキックを。 ※ふくらはぎを狙ったローキック

 

蹴りに行った選手Aのスネのまんなか(弁慶の泣き所)選手Bの膝頭(硬いところ)にヒットし、選手Aのスネが…。

 

(以下、ぞわぞわ来るので読まなくていいです(^_^;))

 

 

 

 

関節もなく曲がらないはずのスネが真っ二つに折れ、足の甲全体が前面(膝のお皿方向)へ綺麗にプラーンと折れ曲がりました(涙)

 

たぶん、それが起こった瞬間は負傷したご本人もわからなかったのかもしれません。

 

しかし、足がリングに着地したとき…(略)

 

 

 

 

 

(背筋が凍るので小さな字にしました(^_^;))

 書いててもぞくっとする(>_<)

 

 

動画を見た時、文字にすることのできない変な音が口から出ました…(>_<)

 

1回しか見てないのに、細部まで思い出すことができます…。

 

 

 

先日受けた講義の中で、スライドを見ました。

 

女子のVリーグ(バレーボール)の選手が試合中、アタックなのかブロックなのかは定かではありませんが、ジャンプして着地したところ、開放骨折(>_<)

 

開放骨折と言うのは、折れた骨の先が皮膚を突き破り、外界にさらされた状態になる骨折のことです。

 

この女子選手はもともと腓骨(スネの骨)に疲労骨折があったのだそうです。

 

UFC』の選手が疲労骨折していたかはわかりませんが、カーフキックの動画を見た時に、疲労骨折のことを思い出していました。

 

 

 

例えば、何か棒状のもの(太い枝とか)を折ろうとしたとき、あらかじめ切れ目を入れておいた方が、弱い力で折ることができますよね。

 

疲労骨折は すでに骨に亀裂(=切れ目)が入っている状態なので、外力がかかると案外と簡単に折れるのだろうなと想像がつきます。

 

 

私も 高校1年生の時、腓骨(スネにある2本のうち外側の骨)の疲労骨折が見つかりました。

 

すねに慢性的な痛みがあって整形外科を受診したところ、ヒビが入っていました。

 

私はずっとスポーツをしていて、チームメイトにも疲労骨折をしていた子がいたので、実はあまり大袈裟に捉えていなかったのです。

 

今回の『UFC』の件、Vリーグの選手が疲労骨折から開放骨折に発展した件を知って、背筋が凍りました。

 

疲労骨折から骨折につながること、当時は想像できていませんでした。

 

今から思い返すと、折れるリスクを背負っていた…(汗)

 

疲労骨折が発覚したのがシーズンオフだったということもあり、指導者は練習メニューを変えてくれました(腓骨に負担が掛からないように、上肢と体幹を強化するメニュー)。

 

 

発覚後、疲労骨折と付き合いながら競技を続けていましたが、高校を卒業するころには痛みがなくなっていたので、治ったのかな。

 

今から思い返すと、運がよかっただけなんだと思います。

 

 

 

疲労骨折は明らかな骨折とは違い、じわじわと痛くなってきます。

 

ジャンプ系競技だけに限らず、よく走る方、急ブレーキをかける動作のある方、反り、ねじり動作のある方など、スポーツされる方はオーバーユース(使い過ぎ)に十分にご注意下さい。

 

子どもさんがなんとなくの痛みを訴えたり、動作がおかしかったら、親御さんや指導する立場の方は、受診を勧めてください。

 

また、長期間 咳が続くことで、高齢者や骨が弱い方は肋骨(あばら骨)を疲労骨折することもありますから、痛みが出たら念のために整形外科を受診されるといいと思います。

 

疲労骨折を甘く見てはいけません。

 

 

蛇足:

ずいぶんと大人になってから、階段から落ちて かかとを強打し、病院でレントゲンを撮ったことがありました。

かかとの骨はなんともなかったのですが、レントゲンを見ながら先生が変な顔をしています。

「足の甲の骨全体が、ひびだらけだけど…。昔、スポーツか何かやってた?」

足の甲に疲労骨折の痕が残っているみたいです(^_^;)

 

骨を強くするにはカルシウムとビタミンDとビタミンK(^_^)/

 

これは手の模型(笑)

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3回目の緊急事態宣言。初日の梅田。

 

 

講義を受けるために、3日連続で

梅田(大阪駅)に行きました。

 (休講になったらいいのにという願いは叶わず)

 

講義の最終日が 緊急事態宣言の初日

日曜日です。

 

 

朝。

駅から会場までの道のりは人が少ないです。

 

 

昨日の人出、データが出てました。

 

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講義が終わった夕方。

 

人出は普段の土日に比べると、少なめ。

 

スーツなどかっちりした服装の大人もいますが

歩いているのはほとんど10~20代。

それもグループやカップル…。

 (山登りの装備の高齢者集団にも出会いました…。

 

 

デパートも商業施設も休業しているので

営業しているカフェはほぼ満席…。

 

お店に入らない人たちが、地上や地下街の

あちらこちらで滞留しているのも散見されました。

 

全体として人は少なめですが

部分的な密度がとても高い感じ。

 

 

1年前の4月。

 

初めての 緊急事態宣言 が出されたとき

テレビで見た限りでは梅田からも人が消えて

『大阪の人、すごいじゃん!』

ちょっと感動していました。

 

1年前は緊急事態宣言自体が 未知のものでした。

そして、 コロナウイルスも  未知のものでした。

 

マスクや消毒薬も手に入りにくかったですし

未知のものには底知れぬ恐怖が伴いますから

みんなおとなしくしていたのだと思います。

 

 

タイトルに書いたように

緊急事態宣言も3回目。

 

すでに経験しちゃって

もう未知のものではありません。

 

みんなマスクしてますし

慣れと緩みもあって

もう怖くないのでしょう。

 

 

そこで 思い出してほしいこと。

 

緊急事態宣言は経験していても

コロナウイルスに感染すること

多くの人にとっては未知のものである

ということ。

 

感染すれば、高齢者は命の危険に直結していますし

基礎疾患なしの30代が亡くなった例も。

 

それに比べて

10~20代は感染しても無症状であることが多く

油断しているようですが

中には重い後遺症に苦しんでいる人もいます。

 

若くても、怠くて全く動けなかったり

1日中 息が苦しかったり

味覚が壊れてしまって食事が摂れない人も。 

 

 

後遺症が全く出ないという確約は

年代問わず、誰にもありません。

  

ワクチンはまだまだですし、治療薬もない。

 

変異株はどんどん生まれて、拡がっていきます。

 

インドで感染者急増中で日本でもちらほらみられる

二重変異株は、今の段階では未知のもの。

 

コロナウイルスは目に見えないから

そばに来ていても気付けません。

 

大阪の医療現場は崩壊していますから

感染して発症し、いよいよ辛くなっても

れまでのように すぐにお医者様に

診てもらうことはできません。

 

治るものも 手遅れになるかもしれません。

 

これは今後、私の住む奈良でも起こりうること。

 

 

 

中途半端にお店が開いているから

人が出てきてしまうのでしょう。

 

もう一歩踏み込んだ 強い声を望みます。

 

 

 地下鉄の運行本数が間引かれていて、なかなか来ませんでした。

  ↑  ホームに多くの人が滞留…。

 

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免疫力を落とさないために 私が実践していること(^_^)

 

 

私のイメージでは免疫力は兵隊さんです。

 

得意分野がそれぞれ違う兵隊さん。

 

兵隊さんたちの数を減らさない=免疫力を落とさない

と考えています。

 

兵隊さんたちは、*何か病気になればそちらに取られて、他の守りが手薄になりますし、病気ではなくても、ストレスがかかったりすることで簡単に数が減ってしまいます。

 (*ex.基礎疾患ある人はコロナに罹ると重症化しやすい)

 

ヨガする私が、免疫力を落とさないために実践していることを書いてみます(^_^)/

 

 

************************

 

 

・口角を上げる(作り笑いでもOK)

 

・吸う息:吐く息の長さを1:2にする呼吸法

 

・やさしいヨガのポーズをしながら、体や呼吸や感情を見つめる(瞑想)

 

・食べる時は集中して、しみじみと味わい、よく噛んでから飲み込む

 

・歯磨き(+舌磨き)は丁寧にする&時々べろ回し

 

・冷たい食べ物、飲み物は控える

 

・もし冷たいものを摂ったら、温かいもので締める

 

 ・体を冷やさない

 

・楽しい、おいしい、気持ちいいと感じる時は全力で味わう

 

・ながら行動を少なくする(なるべくシングルタスクで脳ストレス軽減)

 

スマホを見つめる時間を少なくする

 

・のび

 

・ねじねじ

 

・かかととんとん

 

・その日の疲れはその日のうちにとる

 

・夜は早く寝る

 

 

************************ 

 

 

コロナによいというエビデンスはまだありませんが(^_^;)、これら全て、インフルエンザに対してはよい成果を上げているあれこれです。

 

『ふーん』で終わっちゃうのではなく(^_^;)、もしよかったら1つでもいいので気が向いた時にやってみてください。

 

 

おすすめはねじねじ

 

頭の中のおしゃべりが止まらない時や

眠れない夜にもいいですよ(^_^)

 

風邪を引かなくなったし、花粉症の症状が消えました(^_^)/

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私がお伝えしたいあれこれは映画の中にありました / 映画「祈り~サムシンググレートとの対話~」から。

 

 

国際ヨガDay関西さんからのシェアで

 

『2012年公開の映画【祈り~サムシンググレートとの対話~】が、18日まで無料で見られます』

 

というのを 18日の夜に見つけました。

 

不勉強なもので、これまでこの作品を観たことはありませんでした。

 

無料公開は、村上先生が4月にお亡くなりになったことを受けての追悼企画とのこと。ご冥福をお祈り致します。

 

  

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ストーリー

筑波大学名誉教授、村上和雄博士は、「心と遺伝子研究会」を立ち上げ、心の働きが遺伝子に影響を与える事を確かめている。中でも「笑い」が眠っている遺伝子をオンに変える事が証明された。
その他にも、「愛」や「感動」などのポジティブな心の働きが眠っている遺伝子をオンに変え、「祈り」が遺伝子に影響を与える事を研究している。
村上和雄氏と共に、ホリスティック医学の権威ディーパック・チョプラ博士、細胞生物学者ブルース・リプトン教授、祈りを含めた意識研究を科学雑誌に発表し続けているジャーナリスト、リン・マクタガート女史などが登場し、「祈り」を含めた意識研究の最先端を明らかにしていく。

 

白鳥哲監督 映画「祈り 〜サムシンググレートとの対話〜」公式サイト

 

※ 村上先生は2005年のヨガの学会でご登壇されています。

 

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2012年の映画ですが、観ていて「これは !!」という箇所がたくさんありました。

 

ヨガする私の 心動いたところ を文字起こし。

 

長文ですが、よかったらご覧ください。

 

伝統的なヨガや瞑想を行じることでどう変わるのか、

どこに辿り着けるかのヒントになると思います。

 

文字を水色にしたところは、私もヨガで学んできた事柄です。

 

 

 

村上和夫博士

 

笑いやポジティブな心は、よい遺伝子のオンとオフに影響を与えることがわかりだした。

・笑いの他に愛、感動、感謝などのポジティブな心の働きが遺伝子に影響を与えることがわかってきている。

・人を好きになると、よい遺伝子のスイッチがオンになる。

・ポジティブな心の働きだけではなく、恐怖などのネガティブな心の働きが、体内で作り出される化学物質に影響を与えることがわかってきている。ストレスが加わることで病気になることがわかっている。病気になる遺伝子のスイッチがオンになります。実験データもあります。ねずみをいじめる、縛り付けると悪い遺伝子のスイッチがオンになります。

ストレスというのはネガティブなんです。それとは別にポジティブなストレスというものもあります。ポジティブストレス=陽気な心、楽しいこと、嬉しいこと、しかし実験としてポジティブストレスは与えにくいのです。ネガティブは簡単です。今の時代がストレス社会ですから。

・全く薬効のないメリケン粉を丸めたものを薬とおんなじ格好にして患者さんに与えると3割の方は治るんです。5割治る場合もあるんです。新薬が認められるには、偽薬効果を超えなければなりません。

・瞑想することで遺伝子のスイッチがオンになったりオフになったりすることがわかりました。瞑想は心の深いところと関係している。

 

 

 

ホリスティック医学:ディーパック・チョプラ博士

 

・遺伝子は常に動いている。

・心の働きが遺伝子のON/OFF、たんぱく質を合成

・心の状態や社会的な交流の他、人間関係や睡眠、ストレスなどが遺伝子発現に影響しています。

アメリカでの研究によると、400~500の遺伝子が体に影響を与えています。炎症や免疫疾患の他、心臓血管疾患や特定のガンにも、スイッチが存在しています。遺伝子にはオンとオフがあるのです。考え方や感じ方、振る舞い方で切り替わります。

・カギはよい睡眠やよい人間関係、気楽さや絶えない笑顔、運動や規則正しい生活です。それらを実践すれば 4か月で悪い遺伝子をオフにしてよい遺伝子をオンにできます。

・遺伝子自体は過去の記録に過ぎないのです。

・恐怖は「怒り」や「敵対心」「罪悪感」を生み、様々な感情を引き起こします。免疫障害も引き起こします。コルチゾールやアドレナリンが過剰に分泌されます。しかし、分離した感覚を取り除く感情もあります。愛や思いやりの他、共感や喜び、平静もそうです。それをブッダは「神聖な感情」と呼びました。唯一の現実である分離していない自己を象徴している感情でからです。自分が1つであるという感覚は癒しにつながります

・気遣う気持ちや瞑想、正しい自覚の他、「あり方・感情・理解・行動」という4つのヨガ的要素が重要です。世界をどう見るかということに影響をもたらします。自分の身体も世界の在り様も見方次第なのです

 

 

 

細胞生物学者:ブルース・リプトン教授

 

・笑って得られる効果の1つは幸せになる化学物質の分泌です。笑顔なら脅威はないはずですから、健康になる物質が出ます。それに加えて筋肉からのフィードバックもあります。脳は体がどう動いているか常に監視しています。笑顔になったという信号を脳が受け取ると、幸せになるような化学物質を分泌します。笑いたくなくても笑顔を作るだけで、笑顔になったという信号が脳に伝わります。心は笑っていなくても、脳は幸せに感じる物質を分泌するのです。心からの笑顔も表面上の笑顔も、体内を良い状態にします。これは免疫力を高めます。幸せな時に分泌される物質は免疫システムを助け、体内を健康に保ちます。

・人間は恐怖を感じると自分自身を守る化学物質を分泌します。脅威からの防御のためです。すると、成長を促す物質の分泌は抑制されます。成長と防御は同時に行えないのです。成長を促進する対象には手を広げて近づきます。しかし、脅威を感じる対象からは手で体を守って逃げます。手を広げながら縮こまるのは不可能です。前に進みながら後ろに進むことは不可能です。生物は成長と防御を行いますが、同時にはできないのです。ですから恐怖を感じると成長をいったん停止し防御に備えるわけです。そのとき免疫系が停止します。人間はストレスを感じると病気になります。1つには成長を止めるからです。人間には成長が不可欠です。毎日数十億個の細胞が死ぬので、新たに作る必要があります。大人も同じです。成長が止まってしまうと体が弱ります。それは免疫系の働きが停止するからです。すると体が感染症に負けます。恐怖を感じ続ければ人間は死に至ります。

・偽薬効果(プラセボ)は信じる力による治癒効果です。患者は薬や手術で治ったと信じていますが、実際は偽薬を投与したり、偽の手術を行っただけなのです。つまり信じる力だけで治癒したわけです。心が体を治したのです。偽薬効果(プラセボ)はプラス思考の結果です。治ると信じれば本当に治るのです。一方でマイナス思考は真逆に働きます。プラス思考と同等のパワーがありますが、正反対の方向に働きます。プラス思考は治癒を促す一方、マイナス思考は死に至ります。プラス思考とマイナス思考の違いは、働く方向だけです。 

 

 

 

心身医学:ハーバード・ベンソン教授(ハーバード大学

 

・祈る行為が呼吸数、心拍数、二酸化炭素の排出量、酸素の消費量を抑制することを確かめた。

・祈る行為がガン、エイズ、心臓病、不眠症不妊症、高血圧、うつ病などに効果的に働いたことが確かめられた。

瞑想は祈りと同様、心拍数、血圧、呼吸数の低下、酸素消費量、呼吸中の二酸化炭素の量を減少させることを確かめた(リラクセーション反応)。身体的には祈りと瞑想は同じ効果があることを示した。

・脳は音叉のように振動を周囲に拡げます。瞑想状態に入ると、鎮静効果のある低い波動に移行していきます。そして鎮静のエネルギーが体に流れます。仕事中や勉強中は高い波動を使っていますが、瞑想中は低くなります。心が静まれば細胞も静まります。すると細胞は調和して働きます。子どもたちは低い周波数で生きているため、喜びや幸福感にあふれた世界にいます。しかし成長すると高い周波数を使います。高い周波数は生態をすり減らします。周波数を下げると、健康がもたらされます。

 

 

 

ヨガナンダ寺院僧侶:ブラザー・ケシャヴァナンダ氏

 

瞑想は心を鎮めるための科学的な方法と言えます。呼吸に連動した特殊な方法で行われます。そして絆を感じながら行います。

祈りは神や自分自身の中の高次元の存在との対話です。心が乱れていると祈るのは難しくなります。多くの人が祈っていますから、乱れた祈りは神に届かないかもしれません。とにかく、私たちは自分たちの神聖な力や、内なる神聖な存在を感じたいと思っているはずです。祈りを効果的に行うには深い鎮静状態にならなくてはなりません。情熱などの感情に邪魔されない必要があります。深い瞑想状態に入ることで神の反応を感じられるような祈りを行うことができます。

・最も重要なのは、私たちが今変わるということだと思います。考え方や行動を変えることは極めて重要です。そして、優しさや思いやりを持って接し、考えるべきです。理解も重要です。人生の悩みは人それぞれです。批判したり決めつけずに、よい行いを通して変化を助けるのです。それは自分が祈ることや神聖な考え方を持つことで実現できます。

・世界中で自然災害が起きています。しかもその数は増え、被害も大きくなっています。大惨事が起こることも多くなりました。偶然ではなくマイナス思考や物質主義がもたらした結果です。意識を変えて生活をシンプルにし、瞑想の時間を取ることも大事です。スピリチュアルな自分を発見するのも重要です。そして買い物中でも思いやりを意識します。店員に優しく接し仕事に敬意を表すのです。

・人生を急いでもいいことはありません。目標を達成しても満足できず、また次の目標を探すだけです。

・人間が共存する方法を学ぶことがとても大切です。違いを受け入れるのです。

 

 

 

ダライ・ラマ14世

 

・私たちは特に今、新しい現実に直面しています。原因の1つは人口の増加です。2つめは世界経済です。国境はほとんど関係なくなりました。そして生態系、これにも国境はありません。世界が1つの存在であり、1つの個体です。それが新たな現実です。この現実によれば自己と他者の線引きは時代遅れです。自分のことしか考えず、他者のことを敵とみなすことも時にはあります。その考え方では戦争が起きます。戦争とは集団的な暴力です。合法化された暴力とも言えます。人が他人の命を奪うと殺人者と呼ばれます。投獄され時には死刑になります。しかし数千人を殺した人を英雄と呼ぶことがあります。勲章を与えてね。数千年の歴史の中で最も悪しき行為の1つだと思います。人類の歴史の中で戦争は最も悪い行いです。現代の人間には英知や技術があります。だからこそ思うのです。人間が行う暴力は極めて危険であると。自己と他者という考えがすべての根源です。

・私たちは新しい現実に直面しています。世界経済や増加する人口などの地球上の問題は現実なのです。私たちアジア人の繁栄や発展は西欧諸国に依存しています。高い依存度です。アフリカなどの大陸もアジアに依存しています。このようにすべてがつながっています。隣人を傷つけることは自分を傷つけることなのです。我々や彼らというコンセプトは時代遅れだと思います。世界は1つの家族だと考えるべきなのです。

 

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ヨガや瞑想は、取り組み方によっては、心や体の健康に大きな恩恵をもたらすことが、科学的にも証明されています。

 

物事の受け止め方や考え方も変わり、性格も変わり、こだわりポイントが少なくなって、生きやすくなったりもします。

  

いろんなヨガを渡り歩いて、たどり着いた今のヨガ。

 

おかげさまで、心も体も 今がいちばん楽です。

 

 

学んでいることをクラスで上手にお伝えできず、申し訳ありません。

 

「これは!」という映画の中の言葉をシェアさせていただきました。

 

 

確実に、体は健やかに、心は穏やかになります(^_^)

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