今日もよい日

ストレスのお薬としてのヨガ。お医者さんたちも、ヨガと瞑想に注目しています。

デジタルデトックスのすすめ

 

 

ヨガのクラスの後に

「ヨガでこういう症状よくなりませんか?」

とご質問をいただくことがあります。

 

腰痛関係だったら(笑)、経験的に軽くする方法をいくつか知っているのでお答えしますが、私はお医者さんではないので、その他の症状の場合、お話を聴かせていただくだけのことが多いです。

 

でもスマホってよく見ますか?」と質問しています。

 

返ってくる答えはたいてい「よく見てます(^_^;)」

 

「見る時間減らすと、症状がちょっと楽になるかもしれませんよ(^_^)」と私はお伝えしますが、みなさん『(^_^;)』という表情です(^_^;)

 

 

このブログのサブタイトルに【ストレスのお薬としてのヨガ】と書いています。

 

ストレスに効くお薬はまだありません。

 

そして、感じているストレスレベルと出現する症状の強さは、正比例の関係であることが多いのです。

 

 

デジタルデトックス

 

スマホやパソコンから離れる時間を持ちましょう、ということです。

 

スマホやパソコンを使っているとき、膨大な情報、スピードの速い情報が目から入ってきて脳に伝わります。

 

脳の大きさはこの100年変わっていないのに、デジタル社会の到来やネット環境の改善、モバイル機器の発達などで、脳が処理する情報量が膨大になっていて、脳の疲れ(脳ストレス)が尋常じゃないのだそうです。

 

脳は体の司令塔。

 

司令塔がくたびれていたら、もしかしたら間違った信号を体の各部位に送ってしまうこともあるでしょう。

 

 

 

スマホ依存症になりやすいタイプ

 

スマホ依存になりやすいタイプというのがある、というお話を何かの折に学びました。

 

心理学での性格の分類で「タイプA」というものがあります。

 

タイプA

せっかち

目標達成意欲が強い

大声&早口でしゃべる

周囲に認められたい欲求が強い

自尊心が低い

自分を強いストレス下にさらしている

 

 

 タイプAの人は、仕事や学業において優秀であることが多いです。

 

そしてタイプAの人はスマホ依存に陥りやすいことがわかっています。

 

 

タイプB(マイペース、非攻撃的で穏やか、目立つことを好まない)の人たちはスマホ依存になりにくいのだそうです。(病気にもかかりにくい)

 

おまけ

タイプC:まじめで几帳面、いい人でいたい。気を遣うことと自己犠牲を厭わない。これらの性格特性からストレスを感じやすく免疫力が低下、がんにかかりやすい。 スマホ依存との関係は不明です。

 

 

違う側面から。

 

目が疲れるとイライラしませんか?

 

東洋医学では、目を酷使すると

 

・情緒不安定(怒りっぽくなる)

・婦人科系の症状が悪化する

 

と学びました。

 

そんなこんなを知っても、あなたはスマホを見つめ続けますか?

 

 

 

デジタルデトックスの始め方

 

簡単にできそうなことをいくつか書いてみます。 

 

 

1.食事の時にスマホやパソコンを見ないようにする

免疫力を落とさないために 私が実践していること(^_^) - 今日もよい日

  ↑ この記事にも書いたのですが、食べる時は食べることに集中したほうがいいです。

食べ過ぎの抑制にもなりますし、よく噛むようにすることで消化の助けにもなります。

 

2.「いいね活動」の中止

SNSで誰かに「いいね」、それ、本当に必要な行動ですか?

「いいね活動」にずいぶんと時間を割いているというお話を聞いたことがあります。

アクセス数アップのための「いいね互助会」も断捨離してみませんか?

 

3.スマホやパソコンを見ない時間を決める

お仕事上見ないといけないこともあるでしょう。

それ以外の時間で見なくてもよさそうな時間を探して(例えば、夜眠る直前)、見ないようにします。

 

 

研究によると、1日にSNSを見る時間を30分に制限したら、3週間後、精神状態(抑うつ、落ち込み、孤独感など)が改善したというデータがあります。

 

 

空いた時間で何ができるでしょうか(^_^)

 

スマホやパソコンを見ない時間を作ることができたとします。

 

空いたその時間にどんなことができるでしょうか?

 

・集中して宿題や業務を片づけることができます。

・考えなきゃいけないのに後回しにしてきたあれこれについて考えを深めることができます。

・あの場所の片づけができます。

・気になっていた場所のお掃除ができ、年末の大掃除が楽になります。

・興味のある分野の本を読むことができるようになります。

・体のケアに時間を使うことができます。

 

疲れている人は30分ほどお昼寝をするのもいいかも。

 

体重や体形が気になるのであれば、調理法の工夫に取り掛かったり、もっと単純に、運動する時間を作ることができます。

 

 

デジタルデトックスで脳ストレスが軽減されますから、司令塔としての機能も正常に働くようになります(心身症の改善)。

 

 

なぜいまこの記事を?

 

私がデジタルデトックスをやってみて、調子がよくなったからです(笑)

 

私は4月の月末、講義を受けに行っていたのですが、不勉強過ぎて(^_^;)、帰宅してから、わからない単語をネットで調べまくっていました。

 

月末は事務作業もあるので、いつもよりも長時間、パソコンとにらめっこしていました。

 

すると、こめかみのところがぷくっと膨らんだような、水を含んだような感じ(むくんだ?)になって、目も疲れて不快だったので、デジタルデトックスしてみよう、と思い立ったのでした(^_^)/

 

昨日(5/3)は起きてから20時くらいまでの間、スマホやパソコンを使いませんでした。

 

もともと使用時間は少ない方だと思うので、特段困ることもありませんでした(笑)

 

こめかみのぷっくりもすっかり収まり、目の周り、頭の中がすっきり(^_^)/

 

 

 

ゴールデンウィーク中はお仕事もお休みの方も多いと思います。

 

お休みの日なら、短時間でもいいのでデジタルデトックスに取りかかりやすいかな、と思ったのが記事にした理由の1つ。

 

それと「不要不急の外出をしないように」と言われていますから、家にいて暇な時間についスマホに手が伸び、スマホに脳がハッキングされている人がいるだろうなと思って、記事にしてみました。

 

 

初めから「できない(必要ない)」と思うのではなくて、短時間でもいいから始めてみませんか?

 

 

デジタルデトックス

現代人にとって、いいことしかないと思うのです。

 

スマホができないことがストレス?  それって…(^_^;)

 

緑色は目によいのですが、できれば画面ではなく本物の緑を見ましょう

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