私の住む奈良のスーパーに今年も、銚子産の鰯が並ぶようになりました。
大きくてまるまるとしていてピカピカ(^_^)
そして安い(笑)
6~7月の梅雨の時期に獲れる鰯は『入梅いわし』と呼ばれているそうです。
産卵時期を終えた今の時期の鰯は、1年でも一番脂がのっていておいしいのだとか。
そんなの知ってしまったら、もう食べないわけにはいかない(笑)
イワシの栄養
・DNA、EPA(オメガ3)がたくさん含まれている。血圧を下げる、脳の健康(認知機能)に役立つ、中性脂肪と悪玉コレステロールを減らす働きも。
・カルシウムと、カルシウムの吸収と定着に必須のビタミンDも豊富。骨ごと食べましょう。
・プリン体も豊富なので尿酸値が気になる方は、食べ過ぎに注意です。
鰯の梅煮
骨ごと食べたい鰯。
骨をやわらかくするために、酢水で下ごしらえをする方法もありますが、脂が落ちちゃうので…。
そこで圧力鍋。
下ごしらえ不要(^_^)/
調理がとても楽で、骨もやわらかくなり、全体を余すところなく食べられます。
1.鰯の頭と内臓をとって綺麗に洗う
2.調味料(梅干し、水、料理酒、しょうゆ、みりん、砂糖←分量は検索してください(笑))とショウガの千切りを圧力鍋に入れて、中火で沸騰させる
3.沸騰したら鰯を投入。あくを取りつつ1分ほど煮る。
4.蓋をして圧力をかける。20分経ったら火を止める。
5.圧が自然に抜けるのを待つ。
6.圧が抜けたら、ふたをとってもう一度中火にかけ、照りが出るまで煮詰める。
7.できあがり!(^_^)/
加圧時間は目安です。
圧力鍋はメーカーによって調理時間が変わります。
梅雨にこそ食べたい鰯の梅煮
梅雨の時期は体にも湿気が溜まり、体が重い感じになったり、消化吸収がうまくいかなくなりがちです。
・鰯は胃腸の機能を高め、むくみを取ります。
・梅は消化吸収を助け、疲労回復にいいです。
・ショウガには発汗作用があり、気血水のめぐりをよくします。
鰯の梅煮はおいしいだけでなく、梅雨の湿気によるダメージにもよい働きをしてくれるのです(^_^)/
鰯を焼いて食べてもいいのですが、素晴らしい栄養が含まれる脂が落ちてしまいます…。もったいない(^_^;)
お刺身でもいいのでしょうが、体を冷やします…。
その点、梅煮にしちゃえば、脂も摂れますし、体を冷やすこともありません。
鰯のおいしい今の時期に、梅煮をお試しください(^_^)/
まるで花火です(^_^)