今日は節分ですね。
1週間ほど前から、スーパーにも福豆が並んでいました。
福豆は炒った大豆です。
大豆に含まれている『イソフラボン』は女性ホルモンである『エストロゲン』と似た働きをしてくれます。
エストロゲン(卵胞ホルモン)は
・月経や妊娠
・お肌と髪の毛を健康に保つ
・血管の柔軟性を保ち、骨を丈夫にする
などに重要な働きをしています。
しかし、加齢とともにエストロゲンの量は減っていき、女性の場合は、更年期と呼ばれる時期(45~55歳ごろ)にはその分泌量が不安定になります。
そして閉経後はエストロゲンの分泌は停止します。
その結果起こることで、最も怖いのが、
骨量の維持にエストロゲンが重要な働きをしているのに、それが全く出なくなることで、骨からカルシウムが流出していき、骨密度が低下してしまいます。
閉経後2年間は骨密度が急激に低下すると言われていて、それを過ぎると年に1~2%ずつ減少していくのだそうです。
大豆(イソフラボン)を摂ることで、骨量を減少させないようにしたり、減少していくスピードを緩やかにすることができます。
骨密度をアップさせるためには カルシウム
ヨガのクラスでたまにしている『かかとトントン』は、脚の骨に刺激を与えます。
骨芽細胞を活発にして骨を丈夫にしてくれます(^_^)
また、片足立ちも、普段は2本の足にかかっている上半身の重さを片足で支えることになりますから、こちらも骨芽細胞を活発にするはたらきがあります。
ヨガのクラスに来ていただけたらいいのですが(笑)、家でも、片足で1分間立ってみて下さい(^_^)
不安定さを感じる方は、壁や机の近くで行います。
もちろん、壁や柱、机などに手を置いてもOKです(^_^)
身体を動かした日は、大豆などの たんぱく質と、小魚、牛乳など、骨づくりに重要なカルシウム、カルシウムの吸収のお手伝いをする ビタミンD(きのこ類と覚えましょう)の摂取もお忘れなく(^_^)
大豆に戻ります(^_^;)
先ほども書きましたが、大豆は たんぱく質が豊富です。
たんぱく質は、肉や牛乳、乳製品にも豊富に含まれていて、身体の重要な構成成分です。(臓器、筋肉、皮膚、髪の毛などのもと)
食事でのたんぱく質摂取が不足してしまうと、筋肉や臓器などからたんぱく質が分解されて使われます。
それが続くと、疲れやすくなったり、お肌や髪の毛がパサパサになったり(^_^;)
筋肉をつけたい、少し弱ってきた身体を少しでも強くしたいと思っている方は、ヨガのクラスや運動なさった後には、たんぱく質を摂るようにしましょう。
節分の豆なんかはぴったり(笑)
手軽にぽりぽりと食べながら、たんぱく質の摂取ができますから、炒り豆が出回る節分の時期に、ストックしておくといいかもしれません(笑)
炒り豆を食べる時は、よーく噛んでから飲み込むようにすると、胃への負担も少なくなります。
その点、大豆製品だと、胃への負担は少なめになるかもしれません。
お豆腐や納豆、豆乳などです。
納豆はクラスでもおすすめしていますが、血液サラサラのお薬を服用中の方は納豆は避けて、他のものでたんぱく質を摂るようにしましょう。
最近では、蒸した豆がスーパーなどで売られています。
ほんのりと味がついたお豆で、サラダのトッピングなんかにも便利です。
ただし、イソフラボン摂取を目的とするのなら、大豆製品より、炒り豆のような大豆そのものの方が、含有量は多いです。
未来の身体のために 覚えておきましょう(^_^)/
『大豆はいいよー(^_^)/』と書きたかっただけなのですが、話があちこちに飛びました(^_^;)
大事なのは
たんぱく質(大豆、肉、魚)
+
カルシウム
+
ビタミンD(きのこ)
一気にたくさん食べるのではなくて、少しずつ、毎日摂るようにしましょう。
そしていろんな食材をまんべんなく(^_^)
大豆は自律神経の安定とむくみにも(^_^)
豆乳プリンのきな粉がけ。最強の組み合わせ(^_^)