今年のヨガの学会は、
昨年に引き続きオンラインでの開催となりました。
招待講演は
・ポリヴェーガル(多重迷走神経)理論とヨガ(ステファン・ポージェス先生)
・オキシトシンとトラウマとヨガ(スー・カーター先生)
・教え上手になるための運動学 (白石 豊先生)
・いつまでも自立できる体のためのアイソメトリックス(湯浅 景元先生)
という テーマ。すべてが大好物(笑)
お師匠さんが春先のお勉強会などで小出しに話題にしてくるので、学会が開催されるのをずっと楽しみにしていたのでした(^_^)/
実際にオンライン参加してみて…
今年ほど『学会は苦行だ…』と思ったことはありませんでした(笑)
例年であれば、開催地に出掛け、大きなホールの椅子に座って、講演を拝聴します。
頑張って板書しますが、お話に追い付けず、抜けもたくさんあるし、パワポの中の表や図などは書き写すことはできません。
それでも2日間みっちりと耳と目と腕を使いますから疲れます。
片や昨年と今年はオンライン開催。
動画配信で視聴期間がゆったりと設けられています。
好きな場面で一時停止したり、巻き戻したり。
これが板書王の私にとっては苦行のはじまり(^_^;)
特に今年は興味津々の講演ばかりでしたから、講師の先生がお話になること、パワポのスライド、全部書き写しました。
(※著作権があるのでスクショとか撮ってはいけないと判断(^_^;))
ほとんどの先生が50~80分くらいお話になります。
ほぼ毎日、隙間時間を見つけてはコツコツと板書してきました。 (ここ1週間くらいは追い込みかけてました(笑))
・・・指も、腕も、肩も、首も、背中もゴリゴリです(^_^;)
昨日の21時で配信は終了。
講演の板書を終えることができました。
すごい達成感(笑)
あとは、記憶に定着させる作業(^_^;)
これが困難極める(笑)
今の段階で書ける学び
(噛み締め)
・様々な病気や症状を改善させるには「心の生活習慣」を変えなければいけない。ヨガはそれの一助となる。
(ポリヴェーガル理論)
・ヨガの呼吸法は私たちの生理状況を安定させるために非常に効果的な技法
・ヨガのポーズは迷走神経に働き掛け、自律神経を制御する
・呼吸法、ポーズだけでなく、瞑想(傾聴)、発声も大事
・安心感や安定感をクライアントに提供するには、セラピスト自身の腹側迷走神経系を活性化させ、マインドフルな状態でいることが何よりも重要(ヨガの先生は心身ともに健康であること)
(オキシトシン)
・ヨガを1か月続けた統合失調症の患者、オキシトシンが6~8倍に増加
・オキシトシンは痛みを軽減させ、抗炎症作用があり、骨や筋肉を強くする
(運動学)
・スポーツスキルを上げるには選手本人の自己観察を言語化させるといい
・跳び箱を飛べたことのない22歳の女性(小学校の先生のたまご)たちが、運動学に基づく6つのスモールステップで10分で全員跳べるようになる(^_^)/
(過程見てたら感動しちゃって涙が出ました(^_^;))
(アイソメトリックス)
・1時間座りっぱなしは22分寿命を縮めるという研究結果がある
・40分に一回は立ち上がったりして、起きている間はこまめに動きましょう
・かつては1日1万歩を推奨していた。1万歩歩いていても生活習慣病の人は減らなかった(=持久力はつくが 生活習慣病の改善には効果なし)。今は歩数+速歩。1日5000歩を目標にし、そのうち10分間は早歩きで
・息が上がるくらいに強度を上げた運動では、炭酸ガスが発生するだけで脂肪は燃えない
・関節の可動域と柔軟性は別物。強さのない柔らかさは怪我につながる。筋力もつけましょう
・アイソメトリックスは安全で効果が高い筋トレ法
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6月にお師匠さんの講義を受講します。
おそらくそこで、今回の学会の難しいあれこれを噛み砕いたものを授けてくれると思います(笑)
一回聞いたら理解できる高性能な脳みそを持ちたかったな(^_^;)
追記:
配信期間が延長されました\(^_^)/
分科会や一般の研究発表はさらっとしか見ていないので、じっくりとお勉強したいと思います。ありがたや。
大阪の仕事は休業中。時間はたっぷりあるのです(^_^;)
板書王の相棒は 疲れにくいドクターグリップ。
学生の時からずっと使い続けています(^_^)
(商品名のプリントは剥げちゃって のっぺらぼう(笑))