2020年の年の瀬
【輸血用の血液が足りない】というニュースを見て、
気になっていました。
まとまった時間が取れなかったり、タイミングが合わなかったりで、2か月経って、ようやく行くことができました(^_^;)
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私はこれまで、200mlや400mlの献血をしたことはなくて、成分献血 しか したことがありません。
成分献血は、
1.血液を採取し
2.遠心分離機にかけ
3.血漿や血小板だけを取り出し
4.回復の遅い赤血球などは戻す(返血)
という献血方法です。
採血に時間はかかるけど、体に負担が少ないとされるので、私はいつも成分献血を選んできました。
しかし。
献血の回数を重ねるうちに、成分献血の最中に、唇と手の指先が痺れるという症状が出るようになり、辛かったので、すっかり足が遠のいていたのでした。
最近になってネットで『成分献血 唇の痺れ』で検索すると…
クエン酸反応(citric acid reaction)|東京都赤十字血液センター|日本赤十字社
がヒット。
そうか、一時的にカルシウム不足になることで痺れが出てたのか…。
↓
それなら、カルシウムを事前に摂って補強しておいたらいけるんじゃない…?(笑)
↓
よーし、カルシウムチャージして、献血しよう(^_^)/
献血する日を決め(電話予約しました)、
それに向けてカルシウム強化期間(笑)
家にあったこれを ポリポリと食べ(笑)
牛乳、ワカメなどをせっせと食べ続けました。おやつにはデーツ。
カルシウム定着のため、納豆やお豆腐、小豆、きのこ、果物、そして焼きいもを(笑)
(=マグネシウム、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンK を摂るということ)
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カルシウムチャージを1週間続け、いよいよ当日。
献血ルームに来るのが久し振り過ぎて、
どうしたらいいのかよくわかりません(^_^;)
(初めて来る場所でもあるので(^_^;))
スタッフの方に案内していただいて、問診、本人確認など受付をしました。
問診では、薬を飲んでいるか、歯医者さんに行ったか、予防接種を受けたか、ピアスの穴を開けたか、動物に咬まれたか、海外に行ったか、輸血を受けたことがあるか、などを訊かれます。
フードコートでよく使われている呼び出しベルみたいな機械を手渡され、待ちます。
「待ち時間に飲み物を2杯飲んでくださいね」と言われたので、カップのドリンクが出てくる自動販売機みたいなところへ。
献血ルームでは飲み物は無料。
コーヒーやジュースなど一通りあります。
私が飲んだ2杯は
・ホットココア
・牛乳屋さんのミルクコーヒー(ホット)
ここでもカルシウムチャージは怠りません(笑)
低血糖予防のために糖分ももれなく。
呼ばれて、お医者さんの問診と血圧測定。
「ずいぶんお久し振りの献血なんですね(^_^)」と言われます(笑)
「久し振り過ぎて緊張しています(^_^;)」とか言いながら血圧測定。
結果は 96/58、ギリギリOK(笑)
上が 90を切ると献血できないのです。
血圧が合格だったので、検査用の血液を採るスペースへ。
初めに 謎のポーズ 30秒キープを要求されました(笑)
【シーフテスト】というのだそうです。
上肢の潜在的な神経障害をあぶりだすテスト。
献血で針を刺した後に、隠れていた障害が現れることがあるそうで、それを事前に知らせるのが目的なのだとか。
痺れや震えがあると献血は見送りとなります。
これは初めてやりました。
(ヨガのクラスではいつもやってますが(笑))
テストは合格、検査用血液を採ります。
今は治っていますが、重度の貧血(基準値11.0~14.8→私は 4.3)だった過去が(^_^;)
ちょっとドキドキしましたが、ここも合格(^_^)/
腕にホットパックを巻いてくれました。
血液の流れがよくなり、採血時間の短縮につながるのだそうです。
しばらくの待ち時間ののち、採血室へ。
なかなか混んでました(^_^;)
献血用ベッドに座ります。
背もたれ倒し気味、足は少し挙げた状態で、採血です。
久し振りの太い針(^_^;) ←針が入っていくのを見つめるタイプ(笑)
針先の痛みも指先の痺れもほとんどなく、採血開始。
看護師さんが
「採血中も2~3杯は飲み物を採って下さい。こちらがメニュー、いつでも好きなものをおっしゃってくださいね(^_^)」と。
ここでもカルシウムが入っていそうなコーンスープを(笑)
トレーの上にコーンスープと、クッキーみたいなお菓子が3つ置かれました。
また「時々、足先を遠くへ伸ばしたり手前に向けたりしてくださいね(^_^)」とも言われました。
採血中の血圧低下を防ぐためだそうです。
目の前には個別にテレビがあります。時間潰しにいいです。
・・・が、ほぼ寝てました(笑)
(足先の運動も全くできていない(^_^;))
目が覚めた時に、看護師さんが来て「飲み物何杯飲みましたか?」と聞かれました。
ベッドに来てから最初にいただいたコーンスープ、一口飲んだだけです(^_^;)
2~3杯飲まないといけないのに、寝ちゃったから(^_^;)
メニューから再度飲み物を選び、それを持ってきてくださいました。
献血ルームに来てから、すでに飲み過ぎ、胃袋たぽたぽです(笑)
機械の回転も止まり、返血終了。
「10分ほどこのままベッドで休んでいて下さいね(^_^)」と。
私の血液パックを手際よく片付けていく看護師さんに
「唇が痺れるのが嫌で献血から遠ざかってたんですけど、今日は大丈夫でした。」と話しかけてみました。
「あー、クエン酸反応ですね(^_^)」
クエン酸反応について、わかりやすく説明して下さいました。
ネットに載っていたとおり、カルシウムが肝のようです。
カルシウムチャージ期間を設けた話をすると、
「採血当日に、カルシウムを含んだ飲み物を飲むくらいで大丈夫ですよ(^_^)」と教えてくださいました(笑)
やり過ぎた(笑)
また、クエン酸反応で痺れる人は少ないということも知りました(^_^;)
ベッドで10分休んだのちに、待ち合いスペースに戻りました。
「10分は休んでください&飲み物を1杯飲むように」と言われました(^_^;)
献血ルームに来てから
・ホットココア 1杯
・コーンスープ 1.2杯 ←寝ちゃったので(笑)
・牛乳屋さんのミルクコーヒー 1杯
を すでに飲んでいます(^_^;)
いろいろと過剰な気がするので(笑)、あったかい爽健美茶を。
余分なものが排出されますように(笑)
ベッドで食べなかったクッキーも、持ち帰ることに(^_^;)
さらに、コインを1枚手渡されました。
セブンティーンアイスか、パンの自販機で使えるみたいです。
もう おなかたぽたぽ(>_<)
パンの自販機にあったバームクーヘンを持って帰ることに(^_^)
コインをお返しすればよかったな、と後から思いました(^_^;)
夕方になる前に来たのに、出る頃にはすっかり外は夜。
滞在時間は2時間半でした(^_^;)
採血自体は50分くらいでしたが、最初の問診など終わってから、採血室に行くまでにぼーっと待っていた時間がずいぶんと長かったので(^_^;)
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久々の献血、緊張しました(^_^;)
緊張がなかったら、上の血圧が90超えなかったかも(笑)
私がせっせと献血に勤しんでいた頃に比べて、丁寧さ、安全性に配慮がなされ、慎重にあれこれが行われているのかなと感じました。
飲み物という責め苦がちょっときつかったですけど(笑)、クエン酸反応からの辛い痺れも起こらず、また、腕の痛みなどもなく、献血できてよかったなと思いました。
カルシウムチャージは当日だけで十分ということも知れたので、よかった(笑)
何やら登録して、ネット予約できるようになったので、また献血したいなと思います。
コロナ対策も万全っぽいです