今朝の奈良は、久し振りに強めの雨です。
昨日、おとといと最高気温が20℃を超え、ぽかぽか陽気でしたが、明日から寒くなり、木曜日、金曜日は最低気温が氷点下になるそう。
お天気のめまぐるしい変化に
体がついていけなくなりそうです(^_^;)
お天気は『天の気』。
抗っても仕方がないので、できるだけ のんびり過ごすといいと思います。
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耳もみのやり方
(手指を清潔に&もむときは強過ぎず)
1.手のひらをごしごしして温め、その手で耳を覆ってじーっとする
2.耳たぶをつまみ、下に5秒引っ張る
3.耳の輪郭のまんなかをつまみ、真横に5秒引っ張る
4.耳の輪郭の上をつまみ、真上に5秒引っ張る
5.耳を縦に折り曲げたり、横に折り曲げる(見た目がぎょうざ&しゅうまい(笑))
6.親指の腹と人差し指の側面で、全体をやさしくつまみもむ
7.耳全体をごしごしとこする
文字だけだとわかりにくいと思うので、
詳しく知りたい方は動画を探してみてください(^_^;)
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アーユルヴェーダの第一人者 上馬場先生によると、
耳には自律神経の線維が分布しており、耳たぶを含めた耳の外側部分には交感神経(活動力を高める神経)の線維が、耳の穴を中心にした中心部には副交感神経(心身をリラックスさせたり、内臓の働きを促したりする神経)の線維が密集しています。
とのこと。
リラックスのための線維がある中心部は、指先や綿棒、爪楊枝のとがってない方でやさしく刺激するといいようです。
東洋医学でも
耳には全身に対応するツボがあり、耳を刺激することが健康につながると考えられている。耳が硬いときは体が弱っている。
と言われています。
もむことで耳の硬さが取れます。
自律神経を整えることができます。
ツボを刺激できますから、様々な不調も軽くなるかもしれません。
耳をもむことで耳がぽかぽか、血行がよくなります。
脳への血流もよくなりますし、目の疲れがとれ、視界もクリアに。
寒い時期であれば耳を温めるのもいいです。
温めることでも血流がよくなるからです。
ホットタオルで温めるのが一般的ですが、面倒であれば、ホット専用のペットボトル(オレンジ色のキャップです)にお湯を入れて、それを耳に当てるといいと思います。
(やけどに注意)
ホット専用ペットボトルに常温の水を100cc注ぎ、その後に沸騰直前のお湯を200cc入れるとだいたい60~70℃になります(^_^)
低気圧と耳
耳には気圧のセンサーがあると言われています。
『次の月曜(今日のことです)から火曜にかけて、2つの爆弾低気圧がやってくる』というニュースを見ていたので、ヨガのクラスで「気圧の変化で体調不良になる人いますか?」と質問してみました。
誰も手を挙げませんでした(笑)
気圧の急激な変化によって
・頭痛(痛み、締め付けられる感じ)
・耳鳴り
・めまい
・関節痛
などのつらい症状が現れる方がいらっしゃいます。
体を動かす習慣がある人は、気圧の変動による不調に陥りにくいとされていますから、ヨガのクラスでは誰も手を挙げなかったのかな(笑)
などと思っていたら…。
クラスが終わった後「山登りすると耳鳴りがするんですよー。」と話しかけてきてくださった方が。
「順番とか適当でいいので、耳がぽかぽかするまでやってみて下さい(^_^)」と、冒頭に書いた耳もみのやり方をお伝えしました(^_^)/
(なので、耳もみのことを記事にしてみました)
その方とお話をしていたら
『低気圧が来るときだけじゃなくて、山登りでも…。あ、エレベーターで上がっていく時に感じる、あの耳の不快感もそれかー…』
と、新しい発見がありました(^_^)
耳もみは自律神経を整えたり、不調を改善すると言われていますが、一朝一夕では効果が感じられないかもしれません。
毎日、耳を触ってみましょう。
テレビを見ながらなどでもいいのですが、おすすめは、
湯船に浸かっている時と夜眠る前。
できればマインドフル&ゆっくりの呼吸で(^_^)
夜の耳もみはリラックス効果がありますから、
寝つきもよくなるかもしれません。
ぜひお試し下さい(^_^)
首から上の不調には『合谷』にお灸するのもいいです(^_^)