先週、右側(雄岳側)から登ってみたら、左側(雌岳)からも登ってみたいなぁと思うようになりました。
で、想いが消えないうちに登ってきました(笑)
万葉の森からスタート
今回の登山口は、大阪府の太子町にある万葉の森にあります。
近くにみかん狩りができるところがありますが、11/30までとのこと。
距離はありますが太子温泉もあるので、お風呂道具一式を持ってくればよかったな。
山に登ると、結構汗をかくんですね、知らなかった。
この地図の親切なところ。
泣けます。
先週の雄岳の登山道と違って、とても綺麗に整備されています。
時々、雄岳のような一般的な登山道になったりもしますが、かなりの距離をコンクリートでしっかり固められた道が占めています。
そんなコンクリートの道を、山の下草狩りをしてくれる方が軽トラックで登っていきました。
なので、こんなに綺麗に。
登山道の途中にある万葉広場では
毎月第一日曜日にお粥を食べる会があるようです。
年会費は1000円。
雌岳山頂に到着
とても綺麗な道で、時々急な坂道や普通の山道がありましたが、30分ほどで雌岳山頂(474.2m)に到着。
先週の雄岳山頂(517m)までは40分かかったので、あっけない感じです。
またもや正午ごろ(笑)
気温は16℃でした。
雌岳山頂のベンチでおにぎりを食べました(笑)
この日は、すごく人が多くて、
登山中、90人くらいの人を見かけたような気がします。
中には30人弱のグループも。
まとめ役の人、大変だろうなぁ。
雌岳山頂でおにぎりを食べた後、雄岳に向かいます。
馬の背のところに設置してある女性用のお手洗いが、すごい行列になっていました(^_^;)
馬の背を通り、雄岳山頂を通過して、神社にお参りし、大津皇子のお墓まで行ったらUターン。
今日は賑わっていて、あまり静けさを感じられないので、坐るのは諦めて、おとなしく下山することにします。
途中『野鳥スポット』というところを通ったら、女性グループが、鳥にエサをあげていました。
手のひらにエサを載せて、腕をまっすぐに伸ばしてじーっと待っていると、小さな鳥たちがやってきます。
手のひらに留まり、エサを咥えるとサッと飛び立つ様子を、何度も観ることができました(^_^)
ヤマガラという鳥なのだそうです。
かわいい(〃'▽'〃)
※ネットからお借りしました
神秘的な場所
山を下りるときは、登ってきた道とは違う道を選びました。
雌岳頂上から『岩屋』と書いてある道を選んだのですが、これがなかなか大変な道でした。
『これ、登りだったら泣いてるかも…』と思うくらい、かなり急こう配の場所がいくつもありました。
でも、サザンカがトンネルのようになっている場所があったり、綺麗な実がなっていたり、植物を楽しむにはよい道でした。
途中の『岩屋/千年杉』。
樹齢1000年の千年杉は平成10年に倒れてしまったのだそうです。
倒れたまま置かれています。
こちらが岩屋です。石窟寺院の跡なのだそうです。
磨崖仏がありそうな。
後から造られた仏様が安置されていました。
行者さんの札も。
柵の向こうはなにやら別世界のよう
二上山の歴史が書かれています。
・昭和11(1936)年、二上山を震源地とした大地震が起こった(現地の震度は不明。離れた大阪、京都で震度5)
・昭和49(1974)年4月、大規模な山火事があって、山頂の神社も焼け落ちた
山火事をきっかけとして昭和50年4月に、二上山を取り巻く葛城市、當麻町(のちに葛城市と合併)、香芝市、大阪府太子町の4市町で、二上山美化促進協議会が発足して、現在も登山道の整備や美化に取り組んでいるのだそうです。
そういえば、山頂にも登山道にもゴミは落ちていなかったなぁ。
登山する人たちもゴミの持ち帰りをきちんとされているのでしょうね。
岩屋からふもとまではそれほど距離はないのですが、整備された下り坂がクセモノ(^_^;)
太ももの前の筋肉がずーっと使われっぱなし(^_^;)
油断すると踏ん張りがきかなくなりそうです。
登る時はいい道だなぁと思ったのですが、帰り、苦しみました(笑)
ふもとに着き、駐車場に戻る道の途中では、人懐っこい猫ちゃんと戯れ、癒されました(笑)
一週間で紅葉は進んでいました。
山を歩いていても、葉っぱがどんどんと落ちてきて、もうすぐ冬だなぁと思います。
おいしいよもぎ餅
無事下山できたごほうびに(笑)、万葉の森登山口から 4kmほど離れたお店でおいしいものを(^_^)/
あんののったよもぎ餅2つとおいしい煎茶のセットが、
なんと300円。疲れた体とお財布に優しい(笑)
お餅はとてもやわらかく、あんはたまに粒感があり、とてもおいしかったです(^_^)/
お持ち帰りの人で、お店の外には列ができていました。
12月からはぜんざいも食べられるみたいです(^_^)/
2週連続で登ってみて
ガイドマップには「小さなお子さんでも歩きやすい」と書いてあった『万葉の森登山口』から登る雌岳ですが、幼稚園くらいの子だと途中で泣くと思います(笑)
私は帰りに泣いた(笑)
2週続けて二上山に登ってみましたが、いろいろなことに気付けました。
・すれ違う時の「こんにちは」は いい感じ
・山の上で食べるおにぎりはおいしい
・ゴミが落ちていないのは みんなのマナーと、美化に取り組む二上山美化促進協議会のおかげ
・私はどちらかというと、段のあるきつい登りに挑んで、呼吸を荒くするのが好き(笑)
・下りはどんな道でもダルい(笑)
・でも、山登りは楽しい(^_^)/
前回も今回も、楽しく登ることができました。
どっちかというと、先週、雄岳を登ったルート(葛木倭文坐天羽雷羽雷命神社から入る)がいちばん楽しかったなぁ。
http://www.city.katsuragi.nara.jp/index.cfm/14,2544,43,191,html
前回の下りは、上の池横登山口に出るルートを選んだのですが、つまんなかったです(笑)
私のような、山に登ったことがない人でも気軽に登れる山ですが、歩きやすい靴、動きやすく、脱ぎ着しやすい重ね着でお出かけになるといいのではないかと思います。
おにぎりと温かいお茶を持って、頂上で楽しみましょう(^_^)