私がお世話になっている施設の対面のクラスでは、
マスク着用が必須となっています。
コロナ禍での対面ヨガクラス、どうするのがベストなのか、ずっと頭を悩ませていますが、呼吸法については深い呼吸をしないことにしています。
『肺の奥深くにスタジオ内の空気を取り込むことは、高リスクなのではないか』と考えるからです。
自然な呼吸をしていることをただ感じる。
マインドフルな時間を作ることができるので、
それはそれでいいのではないかと思っています。
7月からお仕事に復帰しまして、
ずっと気になっていたのが 私自身の 頭痛 。
これまで、風邪をひいたりしても、頭痛を感じることはほとんどありませんでした。
それが。
マスクをつけたままヨガをするようになって、
頭痛が頻繁に起こるようになりました。
クラス後は ふらふらするので
『酸欠状態なんじゃないかな』と
うっすら感じていました。
高性能のオキシパルスメーターで測ってみたい(^_^;)
気になったので
呼気と吸気、それぞれの酸素濃度について
調べてみました。
通常、私たちは、酸素濃度が 約21% の空気を吸い込んでいます。
吐く息に含まれる酸素濃度は 約15%。
・・・。
『マスクの中に吐き出される空気のみを吸い込んでいる』というわけではありませんが…。
単純な計算上ではありますが、約6%、酸素濃度が低い空気を吸っているということになります。
酸欠状態 は、酸素濃度が 16% くらいの空気を吸い始めると起こるとされていますから、マスクの外の空気も取り込んで、息を吸っているとしても、若干の酸欠に陥っている可能性があります。
エアロビクスやダンスなどの、アクティブ系のクラスの先生方、酸欠になっていないのかなぁとちょっと心配になります…。
一方で。
オンラインのクラスではマスクをつけません。
深い呼吸もしています。
これはコロナ以前と同じ、私にとって、自然な形のヨガのクラスです。
オンラインのクラスの時は、頭痛が起こりませんから、頭痛の原因は、マスクの中に吐き出した息を吸っていることで酸欠状態になっているのだろうと推測します。
対面のクラスで私は、
不織布マスクでずっとクラスをしています。
通常より大きめサイズの不織布のマスクを、
下はあごの先まですっぽり覆い隠し、
上端は下まぶたのすぐ下まで覆います。
ノーズワイヤーも、
輪郭にきっちり沿うように曲げて装着。
両サイドも手のひらでぴっちりと抑えて隙間を少なくします。
クラス中にお水を飲むときも、マスクを外さず、マスクの下の端からストロー状の飲み口を、マスクの中に差し込むようにして、水分補給しています。
そんなことだから、呼吸が苦しくなり、軽い酸欠状態になって、頭痛がするのだと思います(^_^;)
対面のクラスで
「マスクって息苦しいですよねー(^_^;)」
とお話をしたところ、いろいろな方から『楽なマスク』を教えて頂いたり、フェイスシールドを勧められたりもしました。
頭痛解消のためにはそちらの方がいいということは わかっています。
それでも私は、不織布のマスクを装着しています。
これは、私から感染拡大させないための、今、精いっぱいできること だと思っているからです。
おすすめを教えて下さった方、ありがとうございますm(_ _)m
ちょうど、こんな情報がニュースになっていました。
スーパーコンピューター『富岳』を利用して、
素材別のマスク着用の効果(咳をした時の飛沫の広がり)を計算したいうニュースです。
実験に使われたのは
・不織布のマスク
・ポリステル製の布マスク
・綿製の布マスク の3種類。
結果は
・不織布が一番性能は高いが、隙間からの漏れは多め
・布マスクは不織布より少し劣るが、ポリエステルのもので約8割、綿のものでも7割の飛沫をキャッチした
・どのマスクでも、飛沫の取り込みが、マスクなしの場合に比べて7割程度に抑えられる
=マスクはどんな素材でも着けた方がいい
ということが科学的に証明されたのだそうです。
詳しい動画がありました。
スパコン「富岳」飛沫検証 マスク材質は?教室は?(2020年8月24日)
酸欠状態はいいことは何もありませんから、対面のクラスが終わって、屋外の開放感のある場所に出た時に、深呼吸をすることで補おうと思っていますがなかなか難しいです。
暑い日は空気も熱いので、肺が受け付けない感じがします(^_^;)
早く涼しくなるといいなぁと思っています。
酸欠だけでなく熱中症にもご注意下さい
新鮮な空気をゆったりと吸い込んでいるイメージ(笑)