3月を目の前にして、暖かな日が続いています。
でも、昼がぽかぽかでも、朝晩は冷え込むことも。
今朝は久し振りにグッと冷え込んで
最低気温が0.7℃と寒いです(^_^;)
「寒暖差でじんましんが出て大変だった」とか
「寒暖差で風邪をひいた」とおっしゃる方が
クラスでも結構いらっしゃいます。
寒暖差で体調を崩さないためにできることあれこれです。
よろしければご覧ください。
進め方は違っても みんなパワポ
本題です。
2019年に入ってから
たくさんのお勉強会やセミナーに参加しています。
どの講師の先生も、パワーポイントで資料を作って
それを紙に印刷して配布して下さっています。
講義の進め方にはいろいろあって、
①パワーポイントの内容を、そっくりそのまま読んでいく
②パワーポイントの内容をなぞりつつも、口頭で補足説明を加える
③パワーポイントの内容が盛りだくさん、でも講義の時間は限られているので、スライドをいくつも飛ばし、大事なところだけ話す
私がこの2か月で受けてきた講座では、おおまかにこの3パターンに分かれます。
①の場合。
受講者はちょっと暇そう&眠そう(笑)
『時間もったいないな、もう資料もらったからさっさと帰りたい』と思っている人もいるかも(笑)
②の場合。
受講者はどのスライドを見ているのかを追いながら、適宜、手元の資料に講師の先生がおっしゃったことをメモしていきます。
③の場合。
講師の先生は時間の都合もあり、スライドを飛ばしまくっていて、受講者は『いま、何ページ目を説明しているの(^_^;)?』と周りを見たりしながら、必死にページをめくるカサカサという音が響き続ける(笑) ←補足説明をどこにメモしたらいいのかわからず、メモできず(笑)
私は①はあまり好きではなくて、②と③のように先生が補足してくださったことを、余白に書き込むスタイルが好きです。(③はちょっと困りますが(^_^;))
私が学生だったころ
パワーポイントなんてありませんでした(笑)
高校のころまでは、先生は黒板にチョークで字を書いて授業をしていました。
いわゆる『板書』です。
生徒である私たちは、板書を、ノートやルーズリーフに書き写すというのが当たり前でした。
廊下側の生徒が「せんせーい、光って見えませーん」と言うのもよくありました。
窓側からの光で黒板の一部が光って見えないために起こることです(笑)
私はこの『書き写す』という作業がなぜか好きで、高校生になってからは罫線の入ったものではなくて、無地のルーズリーフに板書を書き写すようになりました。
罫線があるとそれに縛られてしまって(無視したらいいだけですが(笑))、補足などを自由に書けず、窮屈さを感じていました。
ところが、紙を無地にしただけで、その窮屈さから解放され、自由になり、すごい勢いで板書の書き写しに励むようになったのでした(笑)
黒板の文字だけでなく、口頭での補足(ポイント)もできる限り、もれなく書き込むことで、達成感を味わっていたのかもしれません(笑)
黒板がホワイトボードに変わっても、板書を書き写すという作業は続くのでした。
進学先では授業を受けるのが面白くて、履修届を出していない授業にもせっせと通っていました(笑)
どの授業でも、板書+先生の補足を白紙のルーズリーフに書き込みまくりの私。
『板書王』と呼ばれ(笑)、テスト前にはノートを借りにくる友達(急に友達になる人も(笑))がたくさんいました。
又貸しされて、テストの直前に私のノートが行方不明、ということがあり、大変困り果てたので、それ以降は、ノートを人に貸すことは激減しました(^_^;)
最近の、パワポでの講義で気になること
ヨガのお師匠さんの座学もずっとパワーポイントで行われています。
一度、パワーポイントでスライドを作っておいたら、あちこちで同じ講義をする場合でも、毎回、手書きする必要はなくなります。手直しも簡単です。
それまで先生方が、黒板やホワイトボードに書くことに費やしていた時間を、細かい説明や、実際のワークなどに充てることができますから、板書好きの私でも大歓迎です(^_^)
でも、パワーポイントの講義で気になることがあります。
・・・こちら側(受講者側)の問題なのですが。
それはスクリーンに映し出されているものを『スマホで撮る』という行為。
黒板(ホワイトボード)で学んできた私にとって、講義中に『カシャッ!』と音をさせてスライドを撮影する、ということに未だに馴染めません(^_^;)
以前に参加したセミナーでもそういう場面がありました。
事前に配られてた資料には
『スクリーンを撮影しないで』と
書いてあったのですが…。
毎年参加している学会でも「録音、撮影はお断りします」とアナウンスがあるのですが、スマホを頭上に掲げて撮影している人はいます。
先生がお話をしているのに、スクリーンに対してみんながスマホを掲げている光景。
撮影OKだったとしても
時代についていけていない私には
しっくりこない光景です。
講師の先生が「撮影OKです(^_^)」とおっしゃっているのであれば、もうそういう時代なので、少しずつ慣れていくしかないのだと思います。
板書という言葉は 廃れていくのか
パワーポイントで講義をする先生が多いので、本来の意味での板書(=先生が黒板に書く)は、廃れていくのかもしれません。
でも、未だに黒板は多くの学校で健在です。
大人になった私が学んでいる場所が、パワーポイントで講義をしているところが多い、というだけで、学校に黒板がある限り、板書という言葉は残っていくのだと思います。←これが一応の結論(笑)
板書を書き写すとは言えないけれど、初めに書いた②や③のように、パワーポイントのスライドにすべてを詰め込まない先生の講義だったら、『書き写す』という行為は健在。
私の楽しみ&達成感は失われることはありません(笑)
聞きながら書くことで、記憶に残りやすくなると脳科学の先生もおっしゃっていましたから、私はこれからもせっせと余白への書き込みに励んでいきます(笑)
蛇足ですが…
試験勉強などで暗記する必要性があるときに、試していただきたい方法があります。すでにしている方も多いと思いますが(^_^;)
他の人に迷惑がかからない1人の場所でお勉強しているのであれば、手を動かして書きながら、文字を見ながら、さらに、書いたものを声に出して読み上げるという方法です。
子どもの頃から、この方法で私は暗記しています。
あれもこれもという感じで、感覚としてマインドフルな感じはありませんが、『学習(暗記)』という一点に注意を向け続けることになるので、マインドフルとも言えるのではなかと思います。
暗記の効率を上げるには、ヨガのクラスと同じでメリハリが大事。
動く(学習する)ときはしっかりそれに集中して
お休みする時間は何かしながら休むのではなく
休むことに意識を向けて、脳をしっかりと休ませる。
『子どもの頃からこのやり方』と書きましたが、子どもの頃は、今書いたように『休むことだけに意識』は、できていませんでした(^_^;)
先日受けた試験も無事合格してますから(笑)、よかったらお試しください(^_^)/
写真は、お勉強でおじゃました会場。お隣の教室には黒板がありました(^_^)