山歩きを始めたころに登り、あちこち歩いてみて、大好きなお山となりました。(何度も登っています(^_^))
頂上には北極星信仰のお寺があり、登山しない人でも妙見山に登ることができます。
車で行く方法の他に、妙見の森ケーブルとリフトを使う方法です。(水曜日と木曜日はお休み、祝日は営業します。)
ケーブル使うと5分で山上駅に到着。
そこからさらにリフト(スキー場のあれ)に乗れば、気持ちよくお散歩しながら、妙見山のてっぺんまですぐです。
これまで私はケーブルに乗らず、歩いて妙見山に登り、歩いて下りてきました。
ニュースで知ったのですが、妙見の森ケーブルの営業が12/3で最後…。
一度乗ってみたいなぁと思い、行ってきました(^_^)
梅田駅でお得なきっぷを購入
阪急梅田駅の2階のごあんないカウンターでお得なきっぷ(1600円)を買いました(^_^)
梅田駅→妙見口駅まで610円。ケーブルもリフトも片道400円。
阪急電鉄&能勢電鉄も、ケーブル&リフトも乗り放題。お得なきっぷです(^_^)
梅田駅から妙見口駅まで
私は能勢電鉄の駅看板が大好き(^_^)
それぞれの駅近くの名所や駅名の由来のイラストが描かれています。
車内の日除けスクリーンのデザインもとてもいいです。
妙見口駅からケーブル黒川駅まで
20分ちょっと歩きます(^_^;)
この辺りは、日本一の里山と呼ばれていて、のどかな風景を楽しみながら歩くことができるので、そう苦にはならないと思います。
黒川駅からケーブルに乗車
5分ほどで山上駅に到着します。
山上駅には足湯があって、利用料100円。
妙見の森フリー切符を持っている人は無料で入れます。
タオルはついていませんので持って行く必要があります。
天空の足湯という名の通り、高いところにある足湯。本当に景色がいいです(^_^)
お湯はぬるめ。上半身は寒いと思うのであったかい服装でお出かけください。
山上駅からリフト乗り場へ
途中に『妙見の水』があります。おいしいお水です。バーベキューできる施設などもあるようです。
素敵な看板もあります(^_^)
リフトで妙見山駅へ
スキー場にあるリフトと同じものに乗れます。
乗車時間は12分間。吹きっさらしの中の乗車なので、暖かい服装で。
妙見山駅からのんびり歩くとブナの林があります。
山歩きするようになってから初めて知ったのですが、ブナは寒い地域でしか育たないそう。近畿地方のような暖かい地域では、標高1000m以上のところにしか生息しないのだそうです。妙見山の標高は660m。…ブナは生えない標高のはず。
日本海からくる冷たい風が大阪に向けて吹いてくる途中に山があるので、冷え込みが厳しく、ブナが育つのだそう。ブナのある山は豊かな山。原始のころからあるとされるめずらしいブナの林は一見の価値があります。天然記念物にも指定されています。
北極星信仰のお寺 能勢妙見山
妙見山に登ろうと思ったきっかけがこの建物でした。
信徒会館 星嶺といいます。ガラス張りの美しい建物。中には入れませんが、天女が飛翔しているのを見ることができます。
こちらがお寺です。
妙見山の頂上には、お寺の他にも大阪府下でいちばん標高の高いところにある郵便局など、見どころはたくさんあります。
私は行ったことがありませんが、茶屋のおにぎりセットは人気のようです。おにぎり2個ときのこ汁のセットで800円。お店は不定休で、土日は営業しているみたいです。
あっちこっちにベンチやテーブルがあるので、お弁当を持って行ってもいいと思います。寒さ対策だけはしっかりしましょう。
妙見の森の営業は12月3日(日)まで
営業終了のニュースを受けて、妙見山は賑わっているようです。
普段、20分間隔で動くケーブルも、ピストン輸送で運行、それでも今日は乗車まで3時間待ちになったという話も(^_^;)
ケーブル黒川駅の駐車場もすぐに満車に。
とても気持ちのいい妙見山。
お得なきっぷを使って、紅葉を楽しみながら、終わってしまうケーブル&リフト&妙見の森にお出かけされてはいかがでしょうか(^_^)