【かわたれどき】
【彼は誰時】と書きます。
似たような響きの言葉に
【たそがれどき】があります。
【たそがれどき(黄昏時)】
もともとは【誰そ彼時】と書いていたのだそうです。
【たそがれどき】は、
夕焼けでだんだん薄暗くなっていく時間帯のこと。
では【かわたれどき】って?
【かわたれどき】は、
明け方のまだ薄暗い時間帯のことです。
たそがれどき は夜の始まり。
空がだんだん暗くなっていく。
個人的には、楽しかった一日が終わってしまう、少し寂しいイメージ。
かわたれどき は朝の始まり。
空もだんだんと明るくなっていきます。
未来へ進んでいく、明るさの予感が。
時間はひとところに留まることはなく、この瞬間もどんどんと先に(未来に)進んでいます。
今日から2月。
暖かくなるのはまだ先ですが、日の出の時間も少しずつ早くなっています。
2月3日は節分。
そして翌日は立春。
暦の上では春のはじまり。
『かわたれどきな感じがするなぁ』と思うのは私だけでしょうか。
世の中も明るくなっていくといいですね(^_^)
たそがれどき:和歌山県の円月島
かわたれどき:富士山のてっぺんから見た南の方角
(拡大していただくと、山の端に人々の影が(^_^))