今日もよい日

ストレスのお薬としてのヨガ。お医者さんたちも、ヨガと瞑想に注目しています。

寒露です。身体には潤い、心は安らかに。

 

 

二十四節季では、今日から寒露(かんろ)です。

秋も本番です。

 

 

・・・と言っても、まったく説得力がありません(^_^;)

 

季節外れの暑さがやってきまして、土曜日などは奈良でも最高気温が31.2℃でした。

 

仕事道具の入ったリュックを背負って歩いていたので、背中が汗でベタベタになりました(^_^;)

 

寒暖差で体調を崩すの方が多いのもわかるような気がします。

 

暑さが戻ってきたとはいえ秋ですから、空気の乾燥は進んでいます。

 

うがいと手洗いお肌の保湿をお忘れなく。

 

 

寒露の過ごし方

 

暦の上で「秋」とひとことで言っても、8月(気温的には盛夏ですが、暦では秋に区分されます)、9月、10月では気温がずいぶんと違います。

 

ここ数日を見てもわかるように、10月に入っていても真夏のような暑さになったりすることも。

 

身体の様子や感覚に意識を向けるようにして、気温の変化には衣服の調節で対応しましょう。

 

 

また、首が冷えると首こりや肩こりが起こりますし、身体が冷えるだけでなく、血圧も上がるのだそうです。

 

風邪をひきたくない方、高血圧傾向の方は首を冷やさないように、首に巻き物をするといいと思います。

 

少し暑い時期は温泉旅館でもらえる薄手のタオルでも間に合いましたが(笑)、涼しくなってきたら、タオルマフラーや、ストールなど、保温性があるもので首を守ってあげましょう。

 

 

涼しくなることで、いろいろな活動をしやすくなるのですが、実は、秋はおとなしくしておいた方がいい時期、と東洋医学では示しています。

 

この時期に張り切って、あれこれと忙しく活動すると、冬になったときに、下痢をしやすくなったり、腰痛、関節痛が悪化する人もでてきますから、要注意です。

 

早寝早起きをして、予定を詰め込み過ぎて張り切ったりせず、気を落ち着けて、心を安らかに保つようにしましょう。

 

芸術の秋とはよく言ったもので、落ち着くべき時期に美しいもの、素晴らしいものを見るというのは理にかなっているなあと思ったりします(^_^)

 

 

 寒露の食べ物

 

寒い季節が近づいてくると、動物たちが冬眠の準備を始めますが、私たちの身体も栄養の吸収がよくなってきます。

 

暑さが落ち着いたことで食欲が増している方もいらっしゃるかもしれません。

 

急に食べ過ぎることは胃腸に負担をかけますから、食べ過ぎには注意したいものです。

 

お米や芋類、栗やかぼちゃをよく噛んで食べましょう。

 

過食を防ぐだけでなく、胃腸の負担が軽くなります。

 

また、秋にはいろいろなキノコ類が出回ります。

 

キノコは食物繊維やビタミンが豊富で、デトックスに最適。健康や美容に嬉しい食材です。

 

 

柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺

 

「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざがあります。

 

柿が出回る季節は、気候が良くなり体調が回復してくる時期なので、お医者さんが暇になる、という意味もあるそうですが、柿自体が身体によい食べ物なのです。

 

奈良県は柿の産地です。和歌山県に次いで生産量第2位なのです(^_^)

 

お店にも柿が並ぶようになりました。

 

秋になると空気が乾燥してきますが、乾燥することで、咳が出たり、痰が出そうで出なかったりと、のどの症状が起こることがあります。

 

柿は、鼻やのどの粘膜の潤いを守ってくれるビタミンA、風邪予防に役立つビタミンC、食物繊維も豊富です。冬の干し柿もいいですよ(^_^)

 

ちなみに柿のヘタを乾燥させたものは漢方薬の原料にもなっていて、咳や嘔吐、しゃっくりを止めることができるのだそうです。

 

 

 

 

空気が澄んできて、晴れた夜にはお月様や星が綺麗です。

 

寝る30分くらい前には、テレビやスマホなどで目に刺激を与えるのはストップ、目と脳を休めて、のんびりと空を眺めてみましょう。

 

心が安らかになり、眠りの質がよくなるかもしれません(^_^)

 

 

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 栗きんとんのおいしい季節です。温かいお茶といっしょにいただきたいです(^_^)