「毎年、干支の神社をお参りするんですよ(^_^)」という方から教えていただいた『ねずみ年の神社』。
「京都のねずみの神社も行ったことあるんですけどね…」に続いておっしゃったのが
「なんばから歩いて10分ちょっとのところにもねずみ神社ありますよ(^_^)」
早速行ってきました(笑)
『敷津松之宮・大国主神社(しきつまつのみや・おおくにぬしじんじゃ)』はスサノオノミコトとだいこくさん(またはオオクニヌシノカミ)を祭る神社です。
大国町という地名の由来は、この神社から来ているのだそうです。
私は難波から歩いていきました。
なんばパークス南のLABI1(ヤマダ電機)を阪神高速の高架沿いに南へ、木津市場の手前の道を右(西)へ。
そのまままっすぐ歩いた四ツ橋筋沿いです。
歩いても10分もかかりません。
赤い横断幕には『だいこくさん祭』と書いてあります。
鳥居をくぐってまっすぐ歩いていますと、正面にこちら
(わかりやすくていいですね(^_^))
がありますが、
スーツを着た男性たちが行列を作っているのは、
参道途中の右手にある
です。
なので、空いてる方(正面の大黒様)からお参りしました(笑)
他にも
右手いちばん奥にはみーさんが。
左手にはお稲荷さんもあります。
左の狐さんは巻物、右の狐さんは玉をくわえています。
そして、今日のいちばんの目的、狛ねずみ です!!
かわいい…
背中のラインと、しっぽのラインに美しさを感じました(笑)
持ち物は、
左のねずみさんは、宝物が出てくる『打ち出の小づち』、
右のねずみさんは、五穀豊穣をあらわす『米俵』です。
小づちも米俵も、大黒さまも持っていますね(^_^)
ねずみさんのお顔を拡大しますと、口元がちゃんと決まり通りに(笑)
立派な前歯がありますよ(笑)
大国主命とねずみの関係
若かりし大国主命が、火が放たれた草原のどまんなかで絶対絶命のピンチ。
その時、足元にねずみが現れて
「内はほらほら、外はすぶすぶ…」と告げます。
ほらほら=洞(ほら)がある=穴があって下はくぼんでますよ、ということ。
それで大国主命は、足元をどんっと踏み込んで穴に落ち、その穴の底でじっとして、激しく燃え盛る火から身を守ることができました。
そんな逸話から、ねずみは大国主命のおつかいとなりました。
開門時間があります(^_^;)
16時を過ぎると、四ツ橋筋沿いの鳥居のところの門が閉まります。
南側の小さな門から外に出ました。
お参りされるときは、16時よりも前に(^_^)
十日えびすですね(^_^)
この神社から徒歩10分ほどの場所には、大阪では超有名な『今宮戎神社(通称えべっさん)』もあります。
1月の十日えびすの時には、さらなるご利益を求めて、『敷津松之宮・大国主神社』と両参りする方もいらっしゃるそうです。
明日というか、今夜この後の0時からが十日えびすの宵戎ですね(^_^)
(宵戎…9日(木)0時~、本戎…10日(金)、残戎…11日(土)24時まで)
なんばパークスのすぐ東側の道路(南海電車の高架沿い)も、この3日間は十日えびすの参道に変身。
『難波中2』交差点あたりから『おかえり道』の幕が現れ、車両通行禁止になります。
屋台が出ますから、そぞろ歩きも楽しいですよー(^_^)
本戎の日は混雑すごいです(^_^;)
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話がすっかり逸れてしまいました(^_^;)
地域の人や、地元企業に愛されている『敷津松之宮・大国主神社』、決して広い敷地ではないのに、あれこれと満載、濃密でした(笑)
運動不足の方、ボディラインの美しい狛ねずみを見るだけでなく、今宮戎神社と両参りしてみてはいかがでしょうか(^_^)
えべっさんはだいこくさんの子どもらしいです(笑)
おまけ。ねずみの神社のすみっこにいるネコたち(笑)