今日もよい日

今日もよい日

ストレスのお薬としてのヨガ。お医者さんたちも、ヨガと瞑想に注目しています。

NHKのあさイチで 『PTG』 が取り上げられていました

 

 

今朝(1月16日)の NHKあさイチで『 PTG 』について特集していました。

 

明日1月17日が 阪神淡路大震災が発生した日だからというのが関係していると思います。

 

逆境から心が成長!知ってる?PTG|NHKあさイチ

 

 

PTGとは

 

PTGはトラウマ後成長(心的外傷後成長)と呼ばれるものです

耐えられないようなつらい経験をしたときに、その後つらい経験と向き合いながら気持ちが整理されていく過程を指します。

『つらいことをバネに成長していく、人生が深まる』と番組では表現していました。

 

  

PTGの第一人者の関先生も、19歳のときに交通事故に遭い、脊髄を損傷、現在も車椅子で生活を送っているという、PTGを経験されている先生です。

 

開浩一さん(1)逆境を経て、人生の意味が深まることがある : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)

 

 

番組後半で補足説明されていましたが、

 

トラウマ後成長と聞くと、苦しみが終わった後の成長をイメージしてしまうけど、PTSDで苦しんでいる最中に成長が感じられるという性質のものなのだそうです。

 

 

番組のゲストは、娘さんを亡くした風見しんごさんと、乳がんを経験された生稲晃子さん。

 

お二人は、自らの体験を講演で語ること、本に記すことで、半分は自分に言い聞かせているところもあって、起こったことを客観視&言語化

 

人様のお役に立っている実感が、生きる希望につながっているとおっしゃっていました。

 

 

PTGへの道のり (キーワードは『変わる』)

 

つらい出来事

   ↓

思い出したくないのに思い出してしまう(侵入的な思考) 

   ↓

(落ち着く)

   ↓

向き合おうという気持ちになる(意図的な思考)

 

=これがPTGのはじまり 

 

 

 

☆向き合おうという気持ち(意図的な思考)になるには

 

・家族や友人に相談する

・当事者の集まりに参加する

・(話せないときは)日記やメモなど、文字として書く

 

 

番組で学んだことをかいつまんで書きますと…

 

・PTGは1990年代にアメリカで提唱された概念。

事故、災害、家族の死など、つらい出来事があったときに、それについて考えたりすることで、人生の意味をより深めたり、次の困難に対して柔軟に対処できるようになるといった心の変化のこと。

 

 ・トラウマが起きた瞬間から一歩ずつ歩むそのプロセスが、PTGの第一歩。なかなかうまくいかないとき、そのもがきがその人を形作っている。

 

・過去のつらい出来事を文字にしたり、人に話したりすることで、客観視できたり、気持ちを整理することができる。

 

・話に耳を傾けてくれる人がいることで『自分は一人じゃないんだ』、『他にも同じように悩んでいる人がいるんだ』とわかる。

それがPTG(トラウマ後成長)につながることもある。(→ 大学病院内に、がんや認知症、その家族の方が集まってお話しするサロンが設けられているのには意味があるんだと思いました。)

 

 ・話せる人がいない場合は、架空の友達あてに手紙みたいな形にして想いを書くのもよい。

 

 

PTG(トラウマ後成長)の例

 

1.他者との関係の変化

  人に対する思いやりが強くなった

 

2.新たな可能性の出現

  新たな関心事をもつようになった

 

3.人間としての強さ

  思っていたより自分は強いと発見した

 

4.精神的な変容

  仏壇や神棚に手を合わせるようになった

 

5.人生に対する感謝の増加 

  一日一日を大切にできるようになった

 

 

番組終盤で視聴者からのメールが紹介されていましたが、反響は大きかったようです。

 

 

先生が番組の最後に補足されていたこと

 

・PTGはこれまで築いてきた価値観が壊れ、新しい価値観を築いていくというプロセスをたどる。

病気、事故などに遭うと元に戻ろうと一生懸命に努力するんだけど、中には元に戻れないということも結構ある。

一旦そこであきらめて、あきらめた後に自分の価値観を新しい人生にに見合うものに変えていくというプロセスをたどる。

そのプロセスの中で自分らしくなっていくのがPTGのひとつの側面。

 

・PTGという言葉を知ったからといって『成長しなきゃ!』と自分を追い立てないでほしい。

 

・成長を実感するまでの時間は人によって違うので、前向きになることや、成長することを意識しすぎないでいい。

 

・「PTGという言葉があるから成長しなさい」と周りの人が言ってしまうと、プレッシャーをかけることになるのでそれは避けた方がいい。

  

 

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特集のサブタイトルが『病気、事故、災害、死別…つらい出来事 どう乗り越える?』というものでしたが、乗り越えるよりも、まず現状を受け止めることが大事なのではないかと思いました。

 

乗り越えるというよりも、苦しみに無理なく向き合いながら付き合っていく。

 

ゲストの風見しんごさんもこうおっしゃっていました。

「『悲しみや不安を乗り越えなきゃ!』と思ったけど、どんなにあがいても無理なんです。時間が経っても乗り越えられない。でもあるときに『もう乗り越えなくていい』って思ったんです。この場所で生きていこうと思ったら、ちょっとだけすっと楽になったんです。」

 

それを受けて生稲晃子さんも「なるようにしかならないって思ったんです。自分はがんになっちゃったんだからしょうがない。そう思ったら楽になったんです。今の一秒を大切に生きよう、と。」

 

門家の先生はお二人の言葉を聞いて「かなりPTGなのではないかと思います。『今を生きよう』というのがPTGの一つのありかたです。」とコメントされていました。

 

受け止めることはつらくて苦しい過程ですが、明けない夜はないという言葉通りだと思いますし、時間がくすりなんだなあと思いました。

 

 

ヨガでPTGのお手伝いができます

 

『PTG  ヨガ』で検索すると、次の記事がヒットしました。

 

一般社団法人日本ヨガメディカル協会 » グリーフケアとヨガの可能性:社会資源としてのあたたかな受け皿

こちらの記事では

『「ヨガで悲しみが癒えますよ」「心身症が楽になりますよ」などと言ってしまいたくなりますが、そうではありません。』と、はっきり書いてあります(^_^;) 

 

 

[15D3] 伝統のヨーガから導き出されたストレス・タフ/PTGのエッセンス | Yogafest Yokohama 2018

こちらの記事では

おととしの熊本の震災のときに、ヨガの学びの途中でも、ヨガが役に立ったという事例が紹介されています。

 

ヨガでストレス耐性が生まれたり、心が楽になることができる、ということです。

 

 

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ヨガのクラスでもお伝えしていますが、身体や呼吸、今の気分や感情をよく観察しながら(感じ取りながら)、ヨガを継続して行うことで、客観視力やセルフ・コントロール能力が身につき、ストレス耐性も高まります。

 

そして、瞑想で自分の心や記憶の中をよく調べ、それを言語化することで気付きが生まれたり、自分で自分を癒すこともできます。

 

ヨガの恩恵は身体のみのものではないのです。

 

 

ストレス耐性を高める意味は、あらゆる災害から心身を守ることのみならず、ストレス関連疾患である『心身症』や『精神疾患』などの予防にも役立ちます。必ずやってくる自然災害やストレス過多の社会生活に対処できるようになります。(ストレス・タフ講座のパンフレットよりお借りしました)

 

 

私自身のためにもヨガにしっかり取り組み、人様のお役に立てるヨガをお伝えしていきたいと思いました(^_^)

 

 

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