今日もよい日

ストレスのお薬としてのヨガ。お医者さんたちも、ヨガと瞑想に注目しています。

ヨガのクラスにいらないもの

 

 

ヨガのクラスにいらないもの。

 

それは

 

・見栄

・意地

・他人の目を気にすること

 

です。

 

 

「強度が低い」「物足りない」と、匿名の方からよくご意見をいただく、スポーツジムでの私のクラス(^_^;)

 

内観を重視する伝統的なヨガなので、強度との両立がなかなかむずかしく(^_^;)

 

しかし、ある日のクラスで強度を少し上げることにしました。

 

クラスの初めに強度を上げることをお伝えした上で、

 

「頑張り過ぎないようにお願いしますねー。」

 

「体や感情が『キツい』『なんかイヤ』となったら、遠慮なく、座ったり、そのポーズはお休みして下さいね。」

 

とお伝えしました。

 

クラス中は、目を閉じてポーズを味わう時間(=他の人を見ることのない時間)も多めに入れました。

 

 

クラス後。

 

「今日の、キツかったわー!」

「筋肉がブルブル震えたわ!」

「明日筋肉痛になったらどうしよう!」

 

とのお声(^_^;)

 

気心知れたお客様たちなので、私もそのコメントを軽く受け止めます(笑)

 

そして

「最初に『キツかったら遠慮なく休んで』って言いましたよ(^_^;)」

とお伝えすると『あっ!』という表情に(^_^;)

 

 

スポーツジムのお客様は頑張り屋さんが多いです。素晴らしいことです。

 

しかし、それが悪い方に作用すると、ヨガのポーズをあたかも【目の前のタスク】かのように捉え、全力でこなそうと頑張り過ぎるのです。

 

そのことはわかっていますから、最初だけでなく途中にも

 

「頑張り過ぎない、他人と比較しない、見栄を張らない」

「体の声を聴く」

「このポーズは全力じゃなくて、ちょっと手抜きしながらの方がいいこといっぱいありますよ」

 

とお伝えするようにしています。

 

 

しかし、なかなかね(^_^;)

 

 

私の声は届かない&記憶にも残らないようですし、もうクセになっているのか、全力で取り組みます。

 

全力で取り組むのは『自分に負けないため』という内的な理由ではなく『できていないと思われるのがイヤ』(外的な理由)という方が多いのも知っています。

 

そして、そういう人は、目を閉じているはずの時間にも目がパッチリと開いていて、キョロキョロしてて、私と目が合う(^_^;)

 

それは、ポーズしながら他人の様子を窺っているということ。

 

その裏にどんな心理があるのかもわかっています。

 

それらを全てひっくるめて、声掛けをしているのですが、伝わっていない。

 

私の未熟さを痛感します(^_^;)

お師匠さんだったら一発で解決するんだろうな

 

 

来週も強度を少し上げる予定。

 

どう声掛けをしたら、それぞれが無理なく、内側に意識を向けながらのヨガを実践することができるのでしょうか。

 

ちょっと考えてみます(^_^)

 

工夫しどころがあるのはやりがいがあります(^_^)

 

先週買ったりくろーおじさん。焼き印がハートマーク♡

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