ネットニュースで
コロナでカフェが生き残りに大変なことになっている中、デリバリーやテイクアウトで成功しているところもある
という一文を見つけました。
それに対して、飲食店を経営している人から寄せられたコメント。
あたかもデリバリーやテイクアウトが活況の様に報じてますが、売上的にはプラスアルファ程度の積み上げしかありません。
非日常の空間、できたての料理、温かい接客という「店舗でしか体験できないこと」をウィズコロナでどのように変化させていくかが最も重要だと思います。
【店舗でしか体験できないこと】
1.非日常の空間
2.できたての料理
3.温かい接客
この3つのキーワードに、私はグッときました。
私はヨガをお伝えすることをお仕事とさせていただいていますが、3つのキーワードは共通していると思っています。
3つのキーワードを
対面のヨガクラスに置き換えて書いてみると、
1.非日常の空間
スタジオに出向いて、ウェアに着替えて『今日も楽しく頑張りますか!(^_^)/』
2.できたての料理
『今日の私にちょうどいい』感じを探してポーズをキープするヨガ
3.温かい接客
これはもうそのまま。
そして、飲食店でのデリバリーやテイクアウトは、ヨガに置き換えるとオンラインクラスであったり、YouTubeやDVDなどのレッスン動画なのかなと思っています。
オンラインクラスを長くされている先生なら【お店の味やホスピタリティ】をそのままオンラインで提供できるのだと思うのですが、私はまだオンライン歴3か月ほど。
経験値が圧倒的に足りないですし、機械ごとがそれほど得意ではなく、メールなども無機質&事務的になりがち(これは性格かな(^_^;))。
『じゃあ、対面クラスが得意なの?』という疑問も浮かびますが、対面クラスはオンラインよりは場数踏んでいますし、失敗も喜びも、たくさん経験しています。
ただ。
今の時期、
対面クラスでの問題は【マスク着用】です…。
もちろん、マスク着用は、安心安全な空間を守るためには重要なことで、実際のクラスでもみなさん、本当にしっかりと着用されています。
しかし、マスクをすることで目から下の表情、動き、そこから読み取れるはずの感情がまったく見えないわけです。
それはお互いに、です。
対面のクラスでは感染拡大防止のための、施設ごとのお願い事がたくさんあるのですが『ご協力をお願いしますm(_ _)m』の気持ちを、マスク越しに、みなさんにきちんと伝えられているかどうか…。
様子が気になる方に対しては、コロナ以前のように個々に今の状態をお伺いできたらいいのですが、今はソーシャルディスタンス&会話を控えるように というお達しもあります。
人が受ける情報の 8割 が視覚からですから、顔の中で【目】しか見えてない今の状況では、心の機微みたいなものを伝えることが、難しい気がします。
マスクしたままでも 気持ちを伝えるために。
・言葉のチョイスや声色を変える、
・身振り手振りを使うボディランゲージなど、
工夫しながら、見えないものを補っていくのが最善なのでしょう。
これもコロナ禍ならではの
新しいスキル獲得のチャンスと捉えて
日々、精進していきたいと思います。
西大寺の蓮は盛りを過ぎたようです