2月で最終回を迎える大河ドラマ
『麒麟がくる』を欠かさずに見ています(^_^)
『松永久秀』という武将を、ここまで大きく扱った大河ドラマはそれほどないのでは…。
吉田鋼太郎さんが演じる松永久秀は、豪快でありながら、茶の湯をこよなく愛する文化人でもあり、おちゃめな面もあるちょい悪おやじ(笑)
史実がどうだったのか定かではありませんが『麒麟がくる』の松永久秀は、明智光秀の人柄と能力を高く評価していて、国の行く末(麒麟=平和な世の中 は本当に来るのか)を一緒に考えたりしてくれる頼もしい兄貴のような存在として描かれています。
とても魅力的なので、毎週、登場が楽しみでした。
「信長こそが麒麟を呼べる人物」と信じ、信長のために戦っていたのに、裏切りに遭います(信長は、松永久秀のライバルである筒井順慶を重用する)。
その結果、信長と戦うことになり、信貴山城で自害します。
爆死を期待していたのですが(笑)
NHKあさイチ。奈良の信貴山、金運アップの人気スポット4つ! - 今日もよい日
と、ここまでが前置き(^_^;)
麒麟がくるの放送は 20:00~20:45なのですが、残り3分ほどのところで、その回に登場した名所を紹介します。
第40回の放送では、奈良にある信貴山(しぎさん)と達磨寺(だるまじ)が紹介されていました。
信貴山は自害した場所、そして達磨寺は、その亡骸が葬られているところなのです。
大きな国道に面していて便利な場所にあり、よい機会なので、立ち寄ってみることにしました(^_^)/
こちらが番組でも紹介されていた本堂です。
屋根の上のてんてんてんは、全部ハトです(笑)
2004年に建てられたそうでとても綺麗です。
そして、松永久秀のお墓はこちら…
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ん、なんか…(^_^;)
右の案内板にある解説がこちら
ひらぐも!
松永久秀のお墓は、他のお墓に比べて、ものすごく小さい…。
どうしてなんだろう、と思って調べてみたら…
達磨寺は、永禄年間(1558-1570年)には松永久秀によって焼かれてまたも衰亡したが正親町天皇、正親町天皇の綸旨や豊臣秀頼の支援があり、再興している。
焼いちゃったのですか(^_^;)
そのせいでお墓が小さいのかなと、勝手に推測(^_^;)
松永久秀の亡骸は、ライバルである筒井順慶によって、達磨寺に納められたようですが、達磨寺さんもよく受け入れたものだと…。
余談ですが、達磨寺を再建した正親町天皇、大河の中では玉三郎さんが演じておられます(〃'▽'〃)
本堂の中には、聖徳太子が自ら刻んだとされる達磨像がありました。
千手観音と聖徳太子の像も安置されています。
千手観音の手は392本あって、とても繊細。
そしてその手のひらには水晶でできた目があります。
とても見応えがあります。
以前は拝観するのに予約が必要だったそうですが、現在は10~15時に自由に拝観することができます。
駐車場も拝観料も無料。JR王寺駅から徒歩15分。
外出自粛が解除された折には、達磨寺へどうぞ(^_^)
達磨寺HP
人の言葉を理解し、お経も唱えたというsuper dog!
お正月ver.(笑)