猫に噛まれて…というネットニュースを見て、過去の記憶から、手が疼く気がして(^_^;)
あれは、猫ちゃんのいる友人の家に遊びに行った時のこと。
ちょうど毛の生え変わる時期で、猫ちゃんをやさしくブラッシング。
猫ちゃんも気持ちよさそう(〃'▽'〃)
どんどん抜けていく毛。おもしろくて飽きない(笑)
と、思ってたらいきなり!!
ガブ。
噛まれました(涙)
猫に噛まれるのは生まれて初めて。
痛いなあと思いながらも、流水で洗いました。
しかしだんだんと腕がズキズキ。脇も痛い。
夕方、家に帰っても痛みは増すばかり。
腕全体が腫れてます(^_^;)
まずいなぁと思って、診療時間終了に近いタイミングで近所の病院へ。
その日最後の患者でした。
そして、私は 地獄 を見ました(涙)
噛まれた傷は、手の甲と手首、4か所。
看護師さんたちに体と腕を抑えられ、4つの傷をメスで切開。
麻酔なし(^_^;)
水やら消毒液やらをじゃーじゃーと掛けられたり、なにやらギューッと絞り出されたり、刺し込まれたり(>_<)
唯一自由になる足をばたつかせ悶絶(>_<)
30分くらいで処置終了。汗びっしょりで放心状態。
手はこんな感じになりました。
あ、これは加害者(加害猫)の手です(笑)
気持ち悪い写真なので、小さく載せます。
(クリックして拡大(^_^;))
この写真は受傷して数日後の写真。
写真解説(笑)
手の甲全体を消毒してから、噛まれた傷 4つをメスで切開し洗浄&消毒。
傷がふさがらないように&膿やバイ菌が溜まらないように『ドレーン』という管を入れました。(麻酔なし(^_^;))
ドレーンは、皮膚から頭が1mmほど出ていて、手の甲の深さ5mmくらいまで刺さってます(^_^;)
ドレーンが皮膚の奥に潜ってしまわないようになのか、皮膚から飛び出しているドレーンには硬い糸みたいなものを結びつけてあります(^_^;)
やさしくガーゼを載せ、スプリント(アルミ製の副木)で手首の関節が動かないように固定し、包帯ぐるぐる&三角巾(^_^;)
処置後、ぐったりしたまま点滴を1時間。
やっと帰れました。
(病院のみなさん、帰るの遅くなってすみません)
その日の夜は腕全体が痛いし、発熱(^_^;)
噛まれた日から1週間、点滴と消毒に通いました。
最初の何日かは点滴を、朝と夜に2回(^_^;)
点滴は抗生物質だそうです。
日・祝日は休診。
先生だけが出勤して、点滴と消毒をしてくれます。
面白い先生で、点滴の1時間、ずっと雑談したり(笑)
飲み薬と、自分でする消毒と塗り薬も毎日。
1週間ほど点滴に通い、ドレーンを抜きまして、それから何回か診てもらい、治療は終了。
猫に噛まれることで、こんなに酷いことになるとは知りませんでした。
感染症で命を落とすこともあるそうです。
飼い猫ちゃんでも、野良ちゃんでも、噛まれたらすぐに病院に行きましょう(^_^;)
私はねこ様のご機嫌を損ねたのでしょう(^_^;)