節分も過ぎた 平日のある日。
用事が早く済んだので、足を延ばして
桜の名所 吉野山へ。
吉野神宮と勝手神社へ ふらりとお邪魔しました。
吉野神宮:後醍醐天皇
明治22年(1889)、明治天皇により創建。祭神は後醍醐天皇。
社殿は昭和7年(1932)の改築で、本殿、拝殿などは全て檜造り。 近代神社建築の代表作として高く評価されています。
吉水神社から移された天皇像は、後村上天皇が彫ったものと伝えられています。
境内には建武中興の巧臣7人が祀られている摂社3社があります。
手水舎で 綺麗な鶴が泳いでました(^_^)
手水舎頭上にぶら下がる 桜のウィンドチャイム(^_^)
立派な鳥居です。
鳥居→門→拝殿を1枚に収めたつもり(笑)
門をくぐって お邪魔します。
鳥居を振り返るとこんな感じで。
ここで『あれっ?』と思いました。(後述します)
拝殿から門を見るとこんな感じ。
風が気持ちよく吹き抜けていって、身も心も清められるよう(^_^)♪
本殿です。
何気なく見た柱の金具…
菊の形かと思ったら、桜の形をしています
『桜の名所 吉野山だからかなー』と思うのですが、
他の神社の金具をよく知らないので(笑)
先ほど
【門から鳥居の方を振り返ったとき『あれっ?』と思った】と書きました。
その『あれっ?』は
↓
『この神社、北の方角を向いている(ような気がする)…?』
家に帰ってから調べました(^_^)/
本殿・拝殿・神門はかつて後醍醐天皇が京都の御所へ帰還される事を熱望されていた心情を汲んで、京都の方角を向き、北向きに建てられている。総檜造。近代神社建築の代表とされる。
(Wikipediaより)
なるほどー。北はいつか帰りたい都の方角…。
【後醍醐天皇と吉野】
http://www.pref.nara.jp/miryoku/ikasu-nara/fukabori/detail11/
神社の多くは南(または東)向き。
北向きであることに違和感があったので『あれっ?』と思ったのでした。
勝手神社:静御前
勝手神社
文治元年(1185)の暮れ、源義経と雪の吉野山で涙ながらに別れた静御前は、従者の雑色男に金銀を奪われ、山中をさ迷っている所を追手に捕らえられて、この社殿の前で雅た姿で法楽の舞をまい、居並ぶ荒法師たちを感嘆させたという話が伝わっています 。
という場所なのですが、本殿はありません。
平成13(2001)年、不審火によって、本殿は焼失してしまいました。
義経や静御前を慕う人々が訪れるこの場所、本殿再建のための募金活動が行われています。
梅の花が咲き始めていました(^_^)
春は桜、秋には紅葉が見事な吉野山。
ハイシーズンには たくさんの人で賑わうのですが、節分の鬼フェスも終わった今は、見頃のものもなく、コロナの影響も相まって、観光客はほぼゼロ。
吉野神宮も勝手神社も、誰もいなくて貸し切り(^_^;)
飲食やお土産屋さんも、お休みしているところが多かったように思います。
桜の花が開く頃は どうなっているのでしょうか…。
奈良県のコロナ予測(2/9~3/8)
コロナが少し落ち着いてくれたら と思う気持ちと、落ち着いた結果、花見客でいっぱいになるもの怖いなぁ という気持ちの間でゆらゆらしています(^_^;)
吉野神宮に置いてあったペーパーウェイト。中には桜(^_^)