何日か前、NHKで [小さな旅] という番組が放送されているのを見ました。
28日(土)の朝5時15分から再放送があります。
滋賀県米原市の醒井(さめがい)地区。旧中山道の風情が残る町には、清流「地蔵川」が流れています。川底の石がくっきり見えるほど透明な川の水は、昔から地元の人々の生活に使われ、今日まで大切に守られてきました。道行く人の目を楽しませようと、川に花を飾る90歳の女性。清流から生まれる味を受け継ぐ老舗料亭。水中に咲き誇る梅花藻(ばいかも)の花と、花を楽しみに訪れるお客を迎える喫茶店の店主。清らかな流れを愛する醒井の人々を訪ねます。 (番組HPより)
番組を見て、行ってみたいなあと思いましたので、早速、訪ねてみました。
醒井地区は、とても綺麗な小川に面して家が建ち並ぶ住宅地です。
JR醒ヶ井駅から徒歩で5~6分で到着します。
住宅地の中ではありますが、無料の駐車場もありますから、車でも大丈夫です。(停められる台数はそれほど多くはなさそうです)
スイカが川で冷やされています。
番組で紹介されていた喫茶店(というよりも、茶屋っぽい(笑))で一切れ200円で食べられます。
その喫茶店のアイスコーヒーの氷は、番組でも紹介されていたとおり、本当にコーヒーで作った氷でした。
湧水で作ったコーヒーは、とてもおいしかったです(^_^)
梅花藻の群生です。見ごろは8月いっぱいなのだそうです。
遠くからの訪問者にはちょっとむずかしい時間帯ですが、ライトアップもしています。
とても可愛く、綺麗なお花です。
梅花藻は、綺麗で冷たいお水の中でしか生きられません。
三島(静岡県)でも梅花藻を見たことがありますが、そこでは、富士山からの冷たい湧水の中で咲いていました。
一番奥の神社(加茂神社)が湧水(地蔵川)の始まりです。
ヤマトタケルノミコトが、伊吹山で化け物退治したときに刺され、毒にやられて腫れた身体を、ここのお水で癒したそうで、石像があったりもしました。
そこまで行って、梅花藻の写真をのんびりと撮ったりしても、1時間で足りるくらいでした。
私は、番組で紹介されていた虹鱒(にじます)料理のお店で食事をしたので、もうちょっと時間がかかりました。(食事をするなら予約したほうがよさそうです)
川の水温は14℃前後だそうで、川べりまで下りていくと、気温が少し下がったような感じがしました。
とはいえ、暑かったので、大人げなく足を水の中に浸したりもしましたが、水温が低過ぎて足が痛かったです(笑)
醒井地区には旧醒井郵便局局舎や、お醤油をたらしたソフトクリームが食べられるところなどいろいろあって楽しめますが、とても静かでいいところでした。
醒井宿資料館の横で野菜を販売していたので、お店の方に見繕っていただき、皮のついたままのトウモロコシ(1本100円)を買いました。
家に帰ってからレンジで加熱して食べましたが、とても甘くてみずみずしい、おいしいトウモロコシでした(^_^)/
昨日の夕刊にも紹介されていました。タイムリー(^_^)
最寄り駅である JR醒ヶ井駅の横には水の駅(道の駅みたいな産地直売所もある建物)があるのですが、殺菌したお水がこんこんと湧いています。
コップも置いてあったので、飲んでみたのですが「わぁー、あまーい(^_^)」と思わず言ってしまうくらいおいしいお水でした。
水筒を持って行っていたので、いただいて帰りました(^_^)
また、水の駅の建物では、[おふくろバイキングみゆき] という名前のお食事処があって、地元のお総菜や名物のマスの料理などが食べられるそうです。
また醒井に行くとしたらバイキングに行きたいなと思いました(^_^)
このホームページには、水の駅の情報だけでなく、醒井地区全体の見どころも紹介されています(^_^)