カリンバです。
別名 親指ピアノ。親指の爪で引っかくようにして音を出します。
サウンドホールは円形ではなく小鳥さん(^_^)
ずいぶんと昔、民族楽器にはまっていた時期があり、各種民族楽器好きの集まりに参加していたことがあります。
その時に【ムビラ】という名前の、カリンバとほぼ同じ形状の楽器を持ってきている人がいたので、お借りして、適当に音を出して気持ちよくなったりしていました(笑)
お行儀よくキーが並んでいます。
ド = C (または) 1 と刻印してあります。
(上の写真では赤いテープが貼ってあるところです)
もともと持っている民族楽器の楽譜も数字譜なので、ここは問題なし。CDF…の ドイツ語音名も大丈夫。
ただ…
カリンバのキーの並び方は独特。
ピアノみたいに左から始まって右に行くほど音階が高くなっていくわけではなく。
ドはまんなか、レはドの左、ミはドの右…
ドレミファソラシドと奏でるには、親指を左右交互に使いながら、外へ外へと指を移動させて弾いていくことになります。
キーの位置を感覚で覚えないと。
今は、曲を奏でようとすると、指をどこに持って行っていいのか こんがらがってしまって(^_^;)
きらきら星を間違えることなく弾くのが今の目標(笑)
子どもの頃に戻ったようでなんだかおもしろいです。
適当に音を出しているだけでもとても気持ちがいいので、頻繁に触っています。
ドラえもんのスパイセットは実在する?
カリンバがうちに来るまでのちょっとだけ不思議なお話。
お仕事先のスタジオへ向かう途中、楽器屋さんがあります。
店頭にカリンバ(同じメーカーのもの)が【試奏用】と書かれて置いてあり、自由に鳴らすことができます。
そこでカリンバを見つけ、初めて音を鳴らしてみたのは、今年の4月のこと。
とっとと買えばいいのに、ずーっとうじうじと迷っていました(^_^;)
楽器屋さんの前を通るたび、必ずカリンバに視線を。
買ったのに弾かないという未来を想像し『もったいないし、モノを増やすのもね…』などと、頭の中で買わないための言い訳をしていました。
その後、YouTubeでカリンバの動画を見ているうちに迷いがなくなり『よし!次のポイント5倍デー(年に4回くらいある)が来たら買うぞー』と決めました(笑)
そうしたら。
ポイント5倍デーが来る前に、知人が私にカリンバをプレゼントしてくれたのでした。
『カリンバ欲しい』なんて誰にも言ってないのに。
カリンバに興味を持っていることも誰も知らないのに。
ドラえもんのスパイセットをご存知でしょうか。
こんな道具です。(目と耳が情報収集のために飛んでいく)
※ネットからお借りしました
たぶん、スパイセットは実在していて、楽器屋さんの前に佇む私を捕捉したのだと思います(笑)