まだ寒い時期に天王山に行った時、山崎蒸留所の存在を知りました。
公式サイトを見てみると、見学ツアーがある!
無料のウイスキー館見学に申し込みをしました。
無料のツアーは説明などはなく、ウイスキー館の中を自由にブラブラすることができます。
実は私、ウイスキーを嗜むことはほぼなく、ウイスキーについてよく知りませんでした。
ウイスキー館の見学はわかりやすくて、勉強になりました。
ウイスキー館の出口のところの、有料のテイスティングカウンターでは 1杯 200円で山崎(1ショット=15ml)を飲むことができます。
今、山崎は品薄で、酒屋さんでも見ることはありません。
でもここにはたくさんあって、そして飲める(笑)
ストレートまたは水割りのみで、おつまみなどはなく、食べ物の持ち込みは禁止です。
嗜まないと書いたのに、李、山崎、響と 3杯も飲んだ(笑)
**********
ウイスキーを美味しいと感じ、興味を持った私は、有料のツアーにも参加したくなりました。
1,000円の参加料で、ウイスキーの製造工程を見ること&特別な試飲ができるのです!
1回のツアーに参加できるのは30名くらいです。
有料のツアーは競争率が高くなかなか予約が取れないそうですが、時々キャンセルが出ます。その枠を運よくゲットすることができました。
ツアーのはじまりはウイスキーがどういう行程でできあがるか、模型を見ながら説明していただけます。
1.原料は大麦と、ここ山崎の地下水
2.混ぜて加熱して麦汁を作ります
3.麦汁に酵母を加え、発酵させます
4.できあがったもろみをポットスチル(釜)で蒸留
5.樽でじっくり寝かせ、その時を待ちます
説明が終わったら、いよいよ工場見学スタート。
模型で見た世界が現実の目の前に!
味わいのあるフォント
甘い香りと室温がすごい!
ぶくぶく…
ここはウイスキーの香り!酔ってしまいそう…
形が違うのわかりますか?
ここは木の樽の香りで静謐。
樽の中で静かに熟成が進んでいく未来のウイスキーたち
工場の外には綺麗な水の流れるお庭
先頭の方にいるとメインのガイドさんの説明を聞くことができますが、最後尾にいると、もう一人のサブのガイドさん(男性)が、かなりマニアックな説明や質疑応答をしてくれて、この方がメインのツアーに参加したいと思ってしまった(笑)
さて。お待ちかね(^_^)
試飲タイムです!
1.ホワイトオーク樽で熟成させたウイスキー原酒
2.ワイン樽で熟成させたウイスキー原酒
3.山崎
4.ハイボール実習に使う山崎
5.おかきとチョコレート(モロゾフ)
このお部屋でも丁寧に説明をしていただいて、ウイスキーの素晴らしさを再確認。
樽の材質によってウイスキーが変化することを、香りと見た目と味で確認した後は、ハイボール実習(笑)
正しいお作法で作りましょう(笑)
ひとりひとりに氷とソーダが運ばれてきます。
このソーダがおいしかった!
お酒飲めない人にはソフトドリンクを出してくれます(^_^)
丁寧に作ったハイボール。激うま!(^_^)/
生まれて初めてのハイボールかもしれない。
おかきとチョコレートがハイボールにこんなに合うなんて!(^_^)/
無知なため、ウイスキーってなんで高いんだろう…と、ずっと思っていたのですが、工場見学ツアーに来て納得。
ウイスキーが製品となって世の中に出るまでには、大変な手間と時間がかかっていることを知りました。
見学ツアーは 4月いっぱいで一旦終了。
施設の改装などがあって、ツアー再開は秋の予定と聞きました。
ツアーの内容も変わるそうなので、また参加したいなーと思っています(^_^)