ヨガのお師匠さんと、奈良県の仲間とのオンラインミーティング。
事前に質問を募っていたので、私は「病院や自治体でお仕事(ヨガ)するにはどうしたらいいですか?」と書いて送っていました。
全国の先輩方が病院や刑務所でヨガの指導をされていて、どういう経緯で入ることができたのかを知りたかったのです。
私の質問に対するお師匠さんからの回答は「そこは人同士のつながりだと思います。」とのことでした。
続けてお師匠さんがおっしゃったのは「病院は儲けにならないこと(ヨガ)にはあまり手を出さない」と(^_^;)
すでに病院に入って、継続してヨガ指導している先輩方はすごいな…。
私自身も、コロナが流行り出す直前、自治体での【ストレスマネジメントとしてのヨガ】講座を開講した経験がありました。
持ち時間は2時間。
その中で座学と実技(椅子ヨガ)をしました。
講座中、手応えもありましたし、楽しくて、あっという間の2時間でした。
世間で主流の【ポーズと呼吸法だけのヨガ】にはない恩恵がありますし、強度も自分で決められるので、この形を、病院や自治体で、奈良県の仲間と一緒に広げていきたいと思っての質問でした。
振り返ってみると、私が自治体での講演依頼をいただいたのも、お師匠さんがおっしゃるとおり、人とのつながりでした。
公認心理士・臨床心理士として自治体でメンタルヘルスを担当されている方が、私の対面のクラスに参加されていて「このヨガで講座をしてもらいたい」とお声がけ下さったのがきっかけでした。
参加は無料でしたが、私には報酬が入りました。
win-winです。
話は変わって、有料の介護予防運動教室で「介護予防の体操教室に参加したいけど、1回300円でも経済的に厳しい」という声をお聞きしたことがあります。
年金だけで暮らしている方だとそうなるのかもしれません。
やる気はあるのに、お金がネックとは…。
令和元年5月に厚生労働省が【健康寿命延伸プラン】というものを発表しました。
『高齢者の保健事業と介護予防等の一体的な実施を自治体で展開してね』という内容が含まれています。
健康寿命の延伸のための予算を、介護予防運動教室やヨガにも回してもらう。
参加は無料、教室の担当者には自治体の予算から報酬が入ります。
自治体が広報等でお知らせしてくれますから、会場探しや集客の苦労などもなし(笑)
教室に参加することで、参加者が心身ともに健康になれば、今後膨れ上がる介護費や医療費を抑制できますから、自治体にとっても大きなメリットがあります。
win-winを超えて、近江商人が言うところの【三方よし】。
形にできたらいいなぁと思っています。
川面が桜の花びらで埋まっています(^_^)