ヨガはインド発祥なのはご存知かと思います。
そのインドが先頭に立って、ヨガを大きく3つにカテゴライズしようとしているのだとか。
その3つとは
1.一般的なヨガ
2.スポーツヨガ
3.WHOのヨガ
それぞれについて書いてみたいと思います。
一般的なヨガ
私たちの身近にあるヨガがここに入ります。
スポーツヨガ
ポーズの美しさとシークエンスを競うヨガです。
すでに海外で世界大会が開催されていて、日本人チャンピオンも誕生しています。
今後のスポーツヨガは、フィギュアスケートのような採点方式になっていくようです。
インドはオリンピック開催を目指していて、そこにヨガを競技として入れたいと目論んでいます。
インドのヨガ選手…、凄そうです。
中国でもヨガはすでに国家体育総局(スポーツ省的な)に入っていて、ヨガ=スポーツという位置づけ。
中国といえば、未来の体操オリンピック選手を育てる(=国威発揚や愛国心につながる)ための国家プロジェクトとして、才能のある子どもを預かって柔軟人間を養成しています。
スポーツヨガが本当にオリンピック競技になったら、インドの強力なライバルになりそうです。
WHOのヨガ
統合医療(西洋医学と組み合わせて行う心身療法)としてのヨガです。
お師匠さんの言葉を借りると「不妊治療から命の火が消えようとする瞬間まで。」
実は日本では ヨガは厚生労働省の中に入っています。
厚生労働省eJIM | 「統合医療」とは? | 「統合医療」情報発信サイト
ただし、ヨガだったらなんでもいいというわけではありません。(ここは非常に重要)
この記事に書いたMDアンダーソンがんセンターで行われているヨガも、統合医療、心身療法としてのヨガです。
MDアンダーソンがんセンターでは、今ある症状を緩和させるために、医師と連携してヨガを治療に取り入れています。
名古屋大学医学部付属病院 総合診療科の【統合ヘルスケアチーム(西洋医学+さまざまな補完代替療法を組み合わせ、患者さんにとって最善の治療を)】にも、ヨガが入っています。
医療としてのヨガ。WHOのヨガについては、今年中に何かしらの発表があるようです。
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強度順に並べると
スポーツヨガ → 普通のヨガ(ざっくり(^_^;)) → WHOのヨガ
という順になります。
この先どうなっていくか、ちょっと楽しみです。
私はスポーツヨガはしません(笑)
梅のよい香りがそこかしこに(^_^)