『そろそろ夏休みもおしまい。』というところが多いと思います。
『どうしよう!夏休みもあと2日しかないのに、宿題やってない!!(>_<)』というこどもさんもいらっしゃることでしょう(^_^;)
今日のお話は、私が小学校の時に身につけた、夏休みの宿題の片づけ方についてです(笑)
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私がこどものころ、夏休みに入る前、学校からいろいろな決まりが通達されていて、そのうちの1つに『朝10時までは遊びにいかない』というものがありました。
たぶん小学校に入ってはじめての夏休みだったと思うのですが、『夏休みの宿題』という概念がイマイチよくわかってない私に、親はペースを掴ませようとしたのでしょう。
親は『朝10時までは外に行かない』を守るように言い、野生児の私が外に遊びに行くのを禁止しました。
10時まで何をしていたか。
宿題をしていました(^_^)/
面白いことに両親は「7/31までに宿題を全部済ませたら、夏休みはもう勉強しなくていいよ(^_^)」と言いました。
野生児の私はまんまとそれに乗せられて、7月中に宿題を大方片づけ、8月からはいつも以上に爆発的に遊んでいました(笑)
最初に身につけたやり方は、その後もずっと続くことになりました。
中学生になってスポーツで遠征や合宿に参加するようになったときに、そのことが私を助けました。
8月、遠征先で宿題をしなくていいのです(笑)
みんなよりも荷物がうんと軽いし(笑)、競技のことを考えたり、コンディショニングに専念できました。
大人になると『宿題』は『仕事』『やらなければいけないこと』という名前に変わります。
小学生の宿題と違ってまとめてやることは難しいかもしれません。
それに『なかなかそんな時間が…』『後回しにしちゃって』と言い訳ばかりになります(笑)
もしそれが、大きなかたまりとして目の前に存在するのなら、ちょっとずつ片づけていく。
牛歩であっても前に進まないよりはましです(笑)
昔見た映画のワンシーンを思い出しました。
云われのない罪で服役する主人公。
なんとか脱走したい。
食堂から拝借してきたスプーンで、看守の目を盗みながら、壁にもたれたまま後ろ手で、毎日ほんの少しずつ、壁をガリガリ。
・・・脱走できたのかは覚えてませんが(^_^;)
大人の場合、最終目標を決めて、それを達成するためにやるべきことを考えて細分化していくのもいいかもしれません。
細分化していく過程でそれを紙に書いて『見える化』するのもいいかもしれません。
*例えば受験勉強(これは今の私の課題(笑))
最終目標→試験に合格する
ステップ1→参考書を買ってくる
ステップ2→試験(ゴール)までにあと何日あるか把握
ステップ3→参考書のボリュームとステップ2を擦り合わせてペース配分を決める(少しゆとりを持たせて)
※1日10問問題を解く、1週間で1つの単元をこなす、など
ステップ4→毎日コツコツこなしていく。週単位で達成度を見直し、予定通り消化できていないことに気付いたらその都度追い込む(笑)
今日のタイトルに書いた夏休みの宿題でも同じことができると思います。
私は
・宿題は7月中の10日間で片づける!
(もっと大きな目標は「夏休みは思いっきり遊びたい!」(笑))
という最終目標を立てたので、
・朝10時までは夏休みの宿題をする
という毎日の小さな目標を決めました。
ゴールが単純でわかりやすいところにあったので、ペースとか考えなくひたすら毎日こなしていっただけですが(笑)
そのおかげで、小学校の時の8月はめいっぱい遊ぶことができ、中学生になってからはやりたいことに専念できました。
『親のしつけってありがたいなぁ』と、これを書きながら思っています(笑)
宿題に追われているこどもさん。
よかったら 来年、
このやり方にチャレンジしてみてください。
今は目の前の宿題から逃げずに、
ちょっとずつこなしていきましょう(笑)
ゴールにいつかたどり着けます(笑)