昨年の1月の終わりに、新型コロナウイルスの、
日本国内での『人から人への感染例』の1例目が判明しました。
なぜ覚えているのかと言うと、
その1例目が 奈良県在住の人 だったからです。
お仕事はバスの運転手さん。
中国 武漢市からのツアー客を大阪で乗せて、
その時に感染したのだそうです。
今日現在でもわからないことだらけの新型コロナウイルス。
1年前は、今よりも情報や前例がない状態、関係者のみなさんも手探りで大変だっただろうなぁと思います。
当時『奈良県民が第一号とは…』と驚きましたが、
それほど危機感もなく。
でも、2月の終わりごろ、
私がお世話になっている施設のあちこちが臨時休業。
3月はまるまるお休み。
4月、お仕事が一瞬だけ通常通りに戻ったのですが、
4月7日に緊急事態宣言が発令されたことで、
再びお休みに。
そこからしばらくお休みが続きました。
6月に再開となりましたが、家の事情があって、
私のお仕事復帰は先延ばし。
7月に復帰しましたが、
他人様との接触が久し振り過ぎて、
『うつしてしまうのでは もらってしまうのでは』
と、対面のクラスをすることに怖さを感じるようになっていました。
それでも、クラスに来て下さる方と、ソーシャルディスタンスを保ちながら一緒にヨガをしてみると、それは楽しい時間であり、私にとっての喜びでした。
ヨガのクラスをさせていただけることに、
感謝の気持ちが湧きました。
でも、お互いの感染リスクが…。
対面のクラスを感染予防の視点で見た時『これはやっちゃダメだな』と思うことがあったので、クラス構成を変えました。
(足指に触れることや、うつぶせのポーズはしないと決めました)
ヨガの大切な三本柱に『呼吸法』があります。
対面のクラスでは深い呼吸をすることもやめ、葛藤がありましたが、オンラインのクラスでのびのびやらせていただくことで、解消できていたように思います。ありがたいことです。
お世話になっている施設側も、感染予防のためにいろいろと工夫を重ねました。
消毒液を置いて下さったり、フェイスシールドではなく、マスク着用を義務化してくださったり。
一部のお客様からは、それらの取り組みに対して反対のご意見などもあって、その対応が大変だったと聞いています。
みんなで感染防止に努め、マスクありのヨガにも少しずつ慣れてきました。
年が明けて1月7日、
緊急事態宣言が再発令されました。
新たに変異種が見つかったりも。
お世話になっている施設も、夜の営業を短縮しています。
この週末の、街中の様子をテレビで見ましたが、
たくさんの人が出歩いていました。
4月の緊急事態宣言の時のような危機感はないように感じます。
最近の私はというと
・不必要に出掛けない
・外食もしない と、
やれることはやっている気がするけれど、
『危機感から』していたことが、今では
『義務感から』が混じっている、という感じです…。
(気を引き締めます)
新規感染者が減少しているようですが、
先のことはまだわかりません。
収束にはまだまだ時間がかかるのでしょう。
暗いことばかり書いてしまったので、
ちょっと明るいお話を(^_^;)
2021年の1/18~1/24までのインフルエンザの感染者は
16人と報告されました。
昨年の同時期(コロナ前)は83,037人だったそうです。
違う視点から見たデータですが。
インフルエンザの流行の激減がよくわかります。
コロナの流行を発端として定着した、
マスク着用、手洗い&消毒、そして外出自粛。
きちんと取り組むことで、インフルエンザに対しては、こんなに効果があるのだなぁということがわかります。
ワクチンや新薬、免疫の獲得などで、いつかコロナも、命の脅威をもたらす存在から、コントロールできるものになることを祈ります。
旅に出られる日を夢見て(^_^)