2週間くらい前から、お屠蘇を探していました。
ドラッグストアやスーパーを何軒も訪ねましたが、
どこも置いてありません(^_^;)
なんばスカイオの漢方屋さんにもなかった(>_<)
ちょっと高級なスーパーで、
売り場にいた お店のお若い方に尋ねました。
私「屠蘇散ありますか?」
お店の人「トソサン? ですか??」
私「はい、お屠蘇の素みたいな。」
お店「オ、オトソ ですか…?」
若い人はお屠蘇をご存知ないようで(^_^;)
みりんのおまけで ようやくゲット。
桂皮(けいひ=シナモン)、茴香(ういきょう=フェンネル)、山椒(さんしょう=ぴりりと辛い(笑))、乾姜(かんきょう=蒸して乾燥させたショウガ)、生姜(しょうきょう=そのまま乾燥させたショウガ)、丁香(ちょうこう=クローブ)、梔子(くちなし) の7種類。内容量は1g。
あといくつか欲しい…。
日本の伝統的なあれこれに詳しい人が
「昔ながらの酒屋さんや薬屋さんにありますよー」
と教えてくださいました。
なので。
ここなら間違いなくあると思ったので、
ならまちにある『菊岡漢方薬局』に行きました(^_^)/
どさっと置いてありました!(^_^)/
1包 200円(税抜)です。
↓↓ クリックすると字がちゃんと読めます(笑)
山椒(さんしょう)果皮、桂皮(けいひ=シナモン)、みかん皮(陳皮=ちんぴ)、桔梗根(ききょうこん)、浜防風(はまぼうふう)、おけらの茎葉(白朮=びゃくじゅつ) の6種類。内容量は2.5g。
菊岡さんオリジナルなのかなと思っていたのですが、
ウチダ和漢薬が作っているものでした(^_^;)
ネットでも買えるじゃんね(^_^;)
購入したところ『屠蘇散について』の紙も同封してくださいました(^_^)/
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屠蘇酒の作り方
屠蘇散1包を、清酒180~360ml(一合~二合)に浸して、一晩そのままおき、翌日にお使い下さい。お好みに応じてみりんを入れると、甘口の飲みやすい屠蘇酒になります。
漢方茶(ハーブティー)としても味わえます
ティーポットかサーバーに、屠蘇散1包を和紙の袋のまま入れ、熱湯500ml(2カップ半)を注ぎます。3分ほど蒸らすと、美味しい屠蘇茶として味わえます。
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屠蘇散に使われている生薬には、胃腸の働きを整え、のどや気管支を保護する作用があります。
体を温めますから、風邪の予防も期待できる屠蘇散。
菊岡さんでは、年末だけでなく一年中販売されているそうです(^_^)/
お店の中には他にも、奈良県民にはおなじみの胃腸のお薬『陀羅尼助(だらにすけ)』や、菊岡さんオリジナルのブレンドティー各種が並んでいました。
おもしろかったのは『うどんや風一夜薬本舗』の、辛いしょうが飴がバラで売られていたこと(笑)
1個40円 ← 駄菓子みたい(笑)
極寒の日だったら、間違いなく買っていたと思います(^_^)
http://www.kazeichiyakusuri.co.jp/
せっかく ならまち まで来たので、
近くにある奈良町資料館で『身代わり申』を。
・小さい身代わり申
・小さい置き鈴
・幻のレインボーラムネ
が、セット。お買い得価格だったのでつい(笑)
http://naramachi.co.jp/migawarisaru
猿沢池の横を通りましたが、人は少なめ。
気持ちのいい空の下、鼻歌まじりで帰りました(笑)
これでお正月を迎えられます(^_^)