12月に入り、
奈良の最低気温も3℃を下回るようになりました。
朝、寒いです。
ヨガのクラスに来て下さる方の中に
「ぎっくり腰になりました(^_^;)」
とおっしゃる方がちらほら。
私も以前は、ぎっくり腰に悩む一人でした。
高校生のころから腰が悪く、スポーツをやめてからも時々、プチぎっくり腰を起こしていましたし、ちゃんとした(?)ぎっくり腰を何度も経験していますから、その辛さはよーくわかります。
鍼に行ったり、マッサージに行ったりしていましたが、何かの拍子に再発するので怖かったです。
『何かの拍子』とは…。
思い出してみると
・重い物を持った後
・草むしりなどでしゃがむ時間が長かった時
・疲れが溜まっている時
・ストレスがかかった時
・パソコン仕事を長時間した後
・食べ過ぎた時
などにぎっくり腰を起こしていました。
鍼やマッサージに行った時に、先生方にお伺いしてみたところ
・前かがみ(スマホ、パソコン)
・運動不足
・ストレス
・冷え
などが原因として考えられると教えてくださいました。
今年の冬は、新型コロナウイルスという未知の敵が、新しいストレッサー、ぎっくり腰の原因になっているのかもしれません。
そして、気温が下がってきて、体が冷えることで、ぎっくり腰も起こりやすくなるのです。
ぎっくり腰になってしまったら、昔は『安静に』だったのですが、動ける範囲で動いた方がいいと言われています。
腰に熱感があるときは、温めないほうがいいそうです。
(椎間板ヘルニアなどの病気が隠れている場合もあるので、あまり頻繁に起こるようであれば、お医者さんに診てもらった方がいいと思います。)
実は私、ここ数年はぎっくり腰、全くありません。
(この先はわからないけど(笑))
理由は、自分でいろいろ気を付けるようになったから。
寒さを感じるようになるこの時期、気を付けていることは
①腰回りを冷やさない
家にいる時は、腰回りに薄手のブランケット(100×60cmくらい)を巻いています。
電器屋さんでくまのプーさんのブランケットをもらったのでそれを愛用(笑)
②足先や指先、手首・足首、首を寒さから守る
外気に皮膚を晒さないために、靴下を履いたり、手の甲まで隠せる手首ウォーマーなどを使っています。簡単に言うと、肉がついてなくて骨っぽい場所を隠すということです。
③毎晩寝る直前にあれこれする(これは1年中毎日)
ヨガのクラスでもやっている『ねじねじ』や、首回し、肩甲骨回し、腰やおしりの筋肉のストレッチ、股関節の曲げ伸ばしや回転、うつぶせ寝を1分間、など。
寝る前は忙しい(笑)
眠る直前には、寝転がったまま伸びをします。
眠っている間にも歪んだり、筋肉は固まったりしますから、起き抜けも、体がびっくりしないようにそーっと伸びをします。
朝と寝る前の伸びで、体の歪みや筋肉の凝りや張りを、毎日リセットしているのです。
④おかしいなと思ったらお灸
腰によいツボにお灸をします。
セルフケアでダメなら、マッサージや鍼に行き、プロの手をお借りします(^_^)
そんなあれこれを続けてきたことで、腰が疲れることはあっても、もう何年もぎっくり腰は起こっていません。
ヨガでも無茶をしなくなったというのもあります(^_^)
『あれこれするのめんどくさい!(笑)』という方は、まず、起き抜けと寝る前の伸びをおすすめしておきます(^_^)
その日の疲れはその日のうちに!(笑)