近鉄の車内広告で、
ずっと気になっていたものがありました。
あべのハルカス美術館で開催中の【奇才】。
天王寺で用事があり、せっかくなので、
立ち寄ることにしましたー(^_^)/
有名無名問わず、新しい表現方法を追い求めた江戸時代の個性的な絵師たちの作品が集められているのだそうです。
絵のことは詳しくないので、イヤホンガイドを借りて回りました。
2時間ほど滞在、絵のそばの解説文を興味深く読み、イヤホンガイドも面白かったので、目も耳も忙しく、2時間では時間が足りませんでした(^_^;)
これは会場入口の写真です。
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この写真の左下の虎は、屏風絵の一部分です。
本物の屏風絵は、虎の右上方には龍がいて、一見、にらみ合っている雰囲気なのですが、よーく見ると、どちらもとぼけた顔をしていて、イヤホンガイドの解説がとても面白いのです。
イヤホンガイドを聞いてから、またじっくりと見直すのも楽しい。
虎は、他の絵師さんの作品にも描かれているのですが、どの作品も、毛の一本一本が丁寧な線で表現されていて、やわらかな感じだったり、硬そうな毛だったりで、その毛の表現の違いにも見入ってしまいました。
若冲の躍動感のある鶏たち(墨絵)も見ました(^_^)
若冲とお坊さんの書との、今でいうところのコラボ作品があって、京都から大坂への船下りを、墨絵の版画にしてあるものが。
大阪ではおなじみの地名があって、紙芝居を見ているようで楽しめました。
どの作品とも、距離が近く、細かいところまで見ることができたのですが、お経の文字で人物を表現している絵などもあって、脳みそがパンパンになりました(^_^;)
奇才展、混雑していたら嫌だなぁと思っていたのですが、館内はガラガラ。
時折おしゃべりしながら見ている人たちに対しては、係員の方が【おしゃべり禁止】のイラストを胸に掲げてそっと注意なさっていたので、静かに落ち着いて、思う存分鑑賞することができました(^_^)/
今月中旬からの後期も見に行けたらいいなと思うくらい、楽しかったです。
その後、4階まで降りていき、
SNOOPY FANTARATIONへ。
スヌーピーをモチーフにした、
いろんな方の作品を見ることができます。
なんと貸し切り(^_^;)
誰もいません(笑)
写り込みを気にすることなく、写真撮り放題です(笑)
ここからは写真を。
これ、からくりがあって、音が出るんです。
ウッドストックがあちこちに。
下の2つの作品は、電気仕掛けで動くものです。
*ダンシングスヌーピー*
*ファニースヌーピー*
どちらも1時間に2回、決められた時間に動きます。
ファニースヌーピーは 毎時00分、35分だったような…。
私が行ったときは、たまたま谷間の時間でなーんにもなし(^_^;)
一旦外に出て時間つぶしをしようと、係の方に
「再入場できますか?」と聞くと
できないとのこと。
再び入口の作品を1からじっくり見ることに(笑)
写真を撮りまくっていたら、
いつの間にか時間になっていたようで、なんと!
係の方が
「そろそろ始まりますよー(^_^)」と、
親切にも呼びに来てくれたのでした(涙)
カクカクしたSNOOPYのダンスを見て、和みました(^_^)
係の方へお礼を言って、会場を後にしました。
外にはたくさんのSNOOPYグッズの販売がありましたが、惹かれるものはなく(^_^;)
奇才展もSNOOPYも、心配していた混雑もなく、
マイペースに、そして快適に見ることができて、
よかったです。
粥餐庁のお粥、食べそびれました(笑)
SNOOPYのイベントは6日(火)までです。