3/22(日)の NHKスペシャルを見ました。
新型コロナウイルスについての最新情報でした。
爆発的感染が続くイタリアでは、新型コロナウイルスで入院し、病院で亡くなった人は、すぐさま墓地に直行なのだそうです。
衝撃的だったのは、家族にすらご遺体の行き先を知らせず、埋葬してしまうこと。
遺族の方が
「(亡骸が)どこにあるのか教えてもらえるのが 2か月先なんて…」と嘆いていました。
『レッスンの時にマスクをした方がいいだろうなぁ』
と思い至ったのも、この番組を見たからでした。
キーワードは【マイクロ飛沫】
番組の中では、CGを使ってマイクロ飛沫の動きを見せてくれたりしていましたが、人を使って、マイクロ飛沫を『見える化』する実験もしていました。
特別な部屋を用意し、人がくしゃみをしたり、2人並んでおしゃべりしたときの様子を撮影。
口からの飛沫がどのくらいの範囲に飛び、どのくらいの時間、空気中を漂っているのかを、特別なカメラで撮影しました。
唾液のような、比較的大きめの飛沫は、重力によってすぐに下の方に落下していったのですが、もっと小さな飛沫(マイクロ飛沫)は、換気の悪い場所だと
20分以上、その場を漂い続けていました。
映し出された小さな飛沫(マイクロ飛沫)は、しばらくの間、人の周りに漂っていて、かなり不気味でした。
救いだったのが、換気をするとそのマイクロ飛沫は
一瞬にしてサーッと消えてなくなっていくこと。
粒子が小さいため、空気の流れによって拡散されるようです。
それと、マスクをすることで、完全ではありませんが、口から出る飛沫を抑えられることもわかりました。
別のテレビ番組では、街中でマスクを装着することに懐疑的な専門家もいらっしゃいましたが、今回のNHKスペシャルを見ていて、ウイルスをまき散らさないためには、マスクはやはり必要なんだなぁと私は思いました。
番組内での専門家のお話を聞いていたら、私たち一般市民の持つ危機感と、専門家の持つ危機感では、ずいぶんと乖離があるような印象も受けました。
今の日本は、ギリギリのところで踏みとどまっているだけで、感染流行の第2波が来ているのだそうです。
興味のある方に朗報です。
再放送があります。
NHKスペシャル | “パンデミック”との闘い ~感染拡大は封じ込められるか~
2020年3月24日(火)
午後11時50分~0時55分
今日の深夜です。
私も、他のことをしながら見ていたので、もう一度、じっくりと見ることにします。
4月からのこと
今のところ、4月からレッスン再開の予定です。
◆私はマスクをしたほうがいいのか◆
インカムがあるところだと、マスクの上からでも声は拾えると思います。私はマスク着用を望みますが、それがお客様から見て失礼な行為に当たらないのか心配。
◆対面ではなく、常に背面指導にしたほうがいいのか◆
最前列のお客様との距離を2メートルあけたら、対面でも大丈夫かもしれませんが、念のため、みなさんに背中を向けて…。いつも対面なので、慣れるのに時間がかかるかもしれませんが、安全性が第一です!
4月からのレッスンの時、どうするのかは、他の先生方の様子を伺いながら、施設側と相談して決めたいと思います。(施設側がルールを決めてくれたら、とっても楽なのですが(笑))
部屋の換気を最強にするでしょうから、これまでより寒いと思います。
レッスンに参加される方は、身体が冷えないように重ね着をしてご参加ください。
よろしくお願いします。
毎朝、体温測っています(^_^)
東吉野の『高見の郷』のしだれ桜。数年前の4月半ばに撮ったものです。