今日もよい日

ストレスのお薬としてのヨガ。お医者さんたちも、ヨガと瞑想に注目しています。

自分を知っておくこと。情報に振り回されないこと。

 

 

本題に入る前に(^_^;)

 

 

昨日の夜『いだてん』に、ようやく七之助さんが登場しました!(^_^)/

落語家 三遊亭圓生の役です。

 

三遊亭圓生(さんゆうていえんしょう)

落語家・昭和の大名人 ※第39回から登場


落語の神様・古今亭志ん生と並び称される当代随一の落語家。芸風はまったく対照的で、端正かつ洗練された語り口が持ち味。記憶力が抜群で、持ち噺の数は300を超え、落語史上最多とも言われる。兵士の慰問興行で志ん生とともに満州にわたるが、その間に終戦を迎えて悲惨な目に遭う。

 

 

ドラマの中の初登場シーンは、高座に上がっているところ。

 

『紺屋高尾』という遊郭を題材にした落語を掛けていました。

 

(おととしの歌舞伎座で上演された『山名屋浦里』のような、ハッピーエンドの演目なんだそうです。七之助さんは染物屋の男と花魁を上手に演じ分けていて、さすがだなあと思っていました。)

 

森山未來さん演じる古今亭志ん生が、舞台袖でその『紺屋高尾』を聴いていて「やけに艶っぽい太夫だねぇ」と言っていました(^_^)

 

艶っぽいお顔はこちらにあります(^_^)/

三遊亭圓生 | NHK大河ドラマ『いだてん 〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』

 

 

『いだてん』を見ていた時間帯から『今日はなんか涼しいなー』と長袖を着ていたのですが、 今朝の最低気温が 14.2℃ まで下がりました!寒いです。

 

あらかじめ羽毛布団を出しておいてよかったです(^_^)

(ほかほかぐっすり。)

 

日中は25℃を超える夏日もまだあるようですから、朝と日中の気温差で体調を崩さないように気を付けましょう(^_^)

 

 

 

やっと本題です(^_^;)

 

 

『電車の中がガラガラでも、絶対に座らない』

と決めている人がいます。

 

ずっと座っていると、身体が固まった感じが起こり出して、不快なんだそうで。

 

「疲れないですか?」と聞いても

「座る方が疲れるのよね(笑)」と。

 

その人は、エスカレーターも使わないのです。

 

私は電車に乗ったらまず、快適に座れそうな場所を瞬時に探しますし(笑)、長い階段を見ると『エスカレーターないかな(^_^;)』と探します(笑)

 

そんな私から見たら『座らない主義』のその人はとてもすごいなぁと思います。

 

「座り過ぎで寿命は縮まるらしいよー。」とその人は言います。

 

 

シドニー大学が2012年に発表した調査研究の結果です。 

1日11時間以上座っている人は、4時間未満の人と比べ、死亡リスクが40%アップする。

 

 

日本でも2018年に同様の研究が行われていて 

1日9時間以上座っている成人は、7時間未満のと比べて糖尿病を患う可能性が2.5倍高くなる。

 

という結果が出ています。

 

座り過ぎのライフスタイルが、

筋肉の代謝や血流の悪化を招き、

肥満、糖尿病、がん、認知症などの健康リスクが高まり、

その結果、寿命が短くなります。

 

ここで大事なことは

座ることが悪いというわけではなくて、

座り過ぎがよくない、ということなのです。

 

座りっぱなしではなくて、

たまに立ち上がってみるといいと思います。

 

人の身体で一番大きい筋肉である大腿四頭筋太ももの前面の筋肉)を動かすことで、先ほど挙げた健康リスクを減らすことができます。

 

1時間に1回くらいは立ち上がって、うろうろと用事をしてみましょう。

 

アップルウォッチの「スタンド」という機能は、座り過ぎ研究の結果から搭載されたのかな(^_^)

 

 

 

話を『座らない主義の人』に戻します。

 

言っていることはすごく正しくて、健康のことをよく考えているなあと、普段なら感心します。

 

普段なら。

 

  ↑ ここがミソです(笑)

 

 

その人、実は膝の調子がよくないのです(^_^;)

 

身体を動かすのが好きな人なのですが、何かの拍子に膝を傷めてしまって、今年だけでも2回くらい病院に行っています。

 

2回とも膝に溜まった水を抜いてもらい、痛み止めもしばらく飲んでいたくらい、膝の状態がよくないのでした。

 

まだお若いのに、今から膝が悪い状態が続いていたら、

この先どうなっていくのでしょう…。

 

 

「言ってること、すごくいいと思うけど、それって健康な人向けの情報。今はむしろ休めたり、負担掛けないようにして、膝の回復に努めた方がいいと思いますけど…。だから電車でも座った方がいいと思うし、エスカレーター使いましょうよー。」

と、私は遠慮せずに言いました(笑)

 

膝が治ったらまた『座らない主義』に戻ったらいいだけのことです(^_^)

 

 

ヨガのクラスでも

「筋肉を落とさないために、大豆製品(納豆やお豆腐)やお魚、お肉を食べましょうねー。」

と、よく言います。

 

ヨガのクラスには、腎臓の機能低下が始まっている人が来ていることもあります。

 

大人数のクラスだとお一人お一人の状態の把握は、お申し出がない限り不可能です。

 

なので

「腎臓悪くてお医者さんから たんぱく質の制限 を言われている人は、お医者さんの言うとおりにしてくださいねー」とお伝えすることもあります。

 

 

テレビではたくさんの健康番組が放送されています。

 

食べ物のこと、運動のこと。

 

健康情報に敏感で、なんとかしたいと熱心に取り組む人が多いので、視聴率至上主義のテレビでも、健康情報を積極的に取り上げるのです。

 

しかし。

 

裏話を聞いたことがあるのですが、すべてが正しいとは言い切れません。

 

万人向けに発信されている情報を鵜呑みにするのではなくて、今の自分の身体の状態に照らし合わせるという一工夫をしましょう。

 

  

・自分の状態を知るための健康診断(数値と西洋医学の見立てで身体の状態がはっきりわかる)

 

・自分の状態を知るためのヨガのポーズ(今日の身体の疲れ具合などがわかる)

 

・自分の状態を知るための瞑想(今日の心の状態がわかる)

 

 

テレビで取り上げられたことも、慎重に試してみて、違和感などがあったら、あっさりやめる勇気も必要かなと思います。

 

 

 

 

記事のタイトルにした、

 

自分を知っておくこと、情報に振り回されないこと

 

はこんな感じです。

 

 

何かを取り入れる前に、ちゃんと自分の状態を把握して情報を取捨選択することで、取り入れたものからよい恩恵を得られると思います(^_^)

 

 外側ではなくて自分に意識を(^_^)

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