今日もよい日

今日もよい日

ストレスのお薬としてのヨガ。お医者さんたちも、ヨガと瞑想に注目しています。

毎日開催!京都のお寺の座禅体験(15分×2)に参加しました(^_^)

 

 

勝林寺(しょうりんじ)は臨済宗東福寺派のお寺。

 

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「今風に言うと『日本の仏教の総合センター』でした」とお坊様が説明なさっていました(笑)

 

その昔、このお寺に、天台信仰のいろいろな僧侶がお勉強に来ていたかららしいです。延暦寺みたいなものかな。

 

このお寺、もともとはお屋敷だったそうで、柱など、一般的なお寺に比べるとしっかりとしているのだそうです。地震が来ても安心(笑)

 

 

shourin-ji.org

 

私は京都駅から市バスに乗って行きました。

 

お寺のホームページから予約ができるので、あらかじめ予約をしておいたのですが、10分前に行ってみたら20席全部埋まっていました(^_^;)

 

坐禅体験 | 毘沙門堂 勝林寺

 

所要時間は約1時間、お支払いするのは1000円です。

 

外国からの人も1人いらっしゃいまして、その方には英語の説明書きが手渡されていました(^_^)

 

 

最初の5分はこのお寺のお話

 

有名な建仁寺とは大昔、竹やぶで一直線につながっていて歩いて行き来していたとか、中国からお茶の苗を持ってきて植えたこと、宇治茶静岡茶の茶祖がこのお寺ゆかりの方というお話、お茶は当時薬として飲まれていたこと、ご本尊は毘沙門天(財福、戦勝の神)であること、などなどなど…。

 

『このお寺、古くからある由緒正しいお寺なんですよ』ということなのでしょう(笑)

 

 

 

座禅の説明

 

2枚の座布団の使い方から。

 

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小さい座布団の上におしりを載せ、あぐらに。

 

基本はあぐらの形から入るのですが、苦手な人は正座でもOKとのこと。

そこからあぐらの人でできる人は、結跏趺坐(けっかふざ=右足を左足の上に載せ、左足もさらにその上に載せる)または半跏趺坐(はんかふざ=右足を左足の上に載せるだけ)にします。

 

お坊様は「結構むずかしい組み方ですので、辛い人はあぐらまたは正座で大丈夫です。座禅は絶対に両足組まないといけない、ということはありませんので安心してください」みたいなことを仰います(^_^)

 

 

 

手の印の作り方

 

手は法界定印(ほっかいじょういん)という形です。

右手が下になるようにしてから、左手をその上に置き、軽く親指同士をくっつけます。それを足の上に。

(2500年前にお釈迦様が悟りを開いたときに組んでいた印だと言われている)

背筋をぴんと伸ばして顔は少し上げ、目線だけは下に落とします(半眼)。

 

「座禅の最中に目がぱっちりと開いていると、いろんなものが目に入ってきてしまい、それを見てしまい、いろいろと考えてしまいます。逆に目をつぶってくださいというお寺もあります。目を全部つぶることで集中できると思う人も多いと思いますが、座禅では目が開いていることよりつぶってしまっていることの方が、あまりよくないこととされています。目をつぶると目の前がまっくらになります。雑念が浮かびやすく、またそれが膨らみやすくなって、気持ちが内側に入りやすくなるのです。今を観るというのが禅なので、目を閉じることなく半眼で行います。お釈迦様は目を閉じておりません。必ずこの半眼、禅定(心を一つにする)に入っていることを意味しています。」と説明してくださいました。

 

 

 

座禅の呼吸の仕方

 

ここで一度足をほどくことが許されます(笑)

 

呼吸の仕方を教わります。

座禅の呼吸はすべて鼻からとのこと。

ヨガの基本的な呼吸法と同じです。

 

数息観(すそくかん)です。

 

数息観のことはこちらの記事にも(^_^)

 

鼻からの呼吸をしながら、1から10まで心の中でゆっくりと数えます。

 

吐いて、吸って、で『ひとつ』、再び吐いて、吸って、で『ふたつ』という感じ。

 

呼吸は細く長く。

だいたい10秒くらいかけて、吐いて/吸って を繰り返すのだそうです。

『とお(10)』まで行ったら、また『ひとつ』に戻ります。

 

数を数えることに集中しながら呼吸をすることによって、他のことを考えないようにする、というのが数息観なのだそうです。

 

 

最後に警策(けいさく)の受け方

 

警策というのは、邪念が浮かんだ人にバシーーーッ!と肩に喝を入れるあれです(笑)

お坊様が勝手に打つのではなく、希望者のみ受けることができます(笑)

 

警策は『文殊菩薩智慧の神)の励まし』なのだそうです。『辛いけど頑張ってね』という優しい気持ち(^_^)

 

このお寺のは分厚い樫の木(丈夫で硬い(笑))のものを使っているそうです。本来はもうちょっと薄い厚みの、檜のものなのだとか(笑) 

振りかぶって思い切り打つそうなので、強度が必要なのかな(^_^;)

 

座禅中に眠気が来たり、集中できないとき、肩の力を抜きたい、気分を変えたい、そんなときに受けるといいのだそうです。

 

合図としては、印をほどいて合掌するというやり方です。

お坊様は巡回していますので、近くに来たときに合掌、お坊様が目の前に立ち止まったら、お互いに合掌とお辞儀をします。

お辞儀の状態からぐぐっと上半身を下に下げて、頭も下げ気味に。

そうすると左右2回ずつ、お坊様が警策で叩いてくださるのだそうです。

叩き終わったら、またお辞儀をして姿勢を戻して、座禅(数息観)に戻る、という感じです。

 

禅宗でもやり方はいろいろで、曹洞宗は壁に向かって坐るので、後ろから叩くことになります。

臨済宗(このお寺)と黄檗宗は前から、なのだそうです。

座り方だけでなく叩き方、回数など、まちまちなのだそうです。(どれが正しいとか正しくないとかもない)

 

 

さあ、1セット目です 

↑ この言い方は正しくないような気が(笑)

 

木で何かを打ち付け、チーンという音が始まりと終わりの合図です。

 

なんといきなり開始3分もしないうちに、どこかでバシーッという音が聞こえてきました。

早くないかい(^_^;)?

 

 

坐り慣れているので姿勢は辛くないのですが、長岡禅塾でもかなり難易度の高さを感じた(=未熟さを感じた)数息観(^_^;)

 

『3』までもいけない私(^_^;)  ←あれから成長してないじゃんね(笑)

 

でも集中して、先に進もうと努力は続けます。

 

私の両サイドの人がそれぞれ警策を受けました!!

おー、いい音です(笑)

 

時々、気持ちが逸れたりしましたが、15分はあっという間でした。

 

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2セット目!これはダメだ!!!(笑)

 

5分の休憩をはさみまして、2セット目。

 

警策を受ける人が1セット目よりも多くなってきました。

 

 

 

静かに坐っているように見える私ですが…

 

 

私A:『お坊様は、警策、体験してみてね、みたいなこと言ってたけど、そんな甘っちょろい気持ちで受けていいのだろうか』

 

私B:『叩かれたい…(よだれ(笑))』

 

 

2つの想いの間で私の心は激しく揺れています(笑)

 

数を数える余裕なんかありません(^_^;)

 

警策への好奇心と欲望で、頭の中はいっぱいです(笑)

 

 

『数も数えられない状況!もう叩かれてしまえ!!』

ようやく決心がつきまして、合掌します。

 

すーっとお坊様が来てくださいました。

 

お辞儀をして、深く身体を倒します…ドキドキ

 

 

 

パンパンッ! パンパンッ!!

 

 

左⇒右 の順番で2回ずつでした。

左は様子見、右は『わかった』(何が?(笑))という感じで、右肩への警策は、結構思いっきり来ました(笑)

 

先ほどまで心の中を占拠していた警策への強い渇望感が、すーっと消えました。

 

 

『もっと早く叩かれていたら、心の中に嵐が巻き起こることはなく、数息観に集中できたのに…』とちょっぴりの後悔と、肩に残る痛み、そして余韻…、その後には静寂…。

 

 

 

心の智慧のお話

 

2セット目も終わりまして、心の智慧のお話。

お茶をいただきながら伺います。

文殊菩薩は座禅のお堂には必ず置くのだそうです。

先ほど警策文殊菩薩の励ましと書きましたが、ちゃんと同じ空間にいてくださるのです。

 

「ありがままのものを ありがままに観る心の智慧」についてお話になりました。

 

人はだんだんと心が曇ってきて『ありがままをありがままに観る』ことができなくなってくるのだそうです。

 

妄想、執着、我欲、物欲、怒り…

心の中がこれらでいっぱいになり、不安になってきます。

 

でもこれらは自分が作り出しているものであるので、座禅で『心の洗濯』をするのです。純粋な心を取り戻せます。

 

・・・ヨガと同じこと言ってます(^_^)

 

また自分の心を安心させることが、周りの人の心も安心させるとも仰っていました。

 

 

 

終わってみて。私の感想(^_^)

 

数息観は普段から取り組もうかなと思いました。

本当に『3』まで行けないのです(^_^;)

 

由緒あるお寺なのだそうですが、お掃除の行き届いた清潔な空間でした。

 

坐る場所からはこんな景色が見えます。

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ときどき、風がふわーっと入ってきて、気持ちがいいです。

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お天気もよく、気温が高い日でしたが、お堂の中は暑くも寒くもなく、そして静かです。

たまにセミ、カラスの声が聞こえてきました。

 

近所にあったら週1で通いたくなるほど、とても気に入ってしまいました。

 

お坊様は海老蔵さんみたいに目力が強く、声も素敵☆

 おっと、ミーハーなことを書きました(^_^;)

 

お話くださったあれこれは、パンフレットにも記載されていないこと。とても勉強になりました。

 

警策の後は、余韻を味わいつつも、本当に心が落ち着きました。

 

お隣とはいえ、京都はなかなか遠いのですが、『お灸×座禅』とか、『ヨガ×座禅』と、私の大好きなものとの組み合わせで開催されている日もあります。

 

私はきっとまた、このお寺の座禅体験に行くと思います(^_^)

 

厳しいことはなにもありません。15分坐るだけです。

 

座禅をしてみたいなという方、ぜひ、勝林寺へ(^_^)/

 

 

近くには東福寺泉涌寺もあり、お寺巡りにも(^_^)/ 

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