今日もよい日

ストレスのお薬としてのヨガ。お医者さんたちも、ヨガと瞑想に注目しています。

今の時期は『誰もが体調を崩しやすい』と思っておきましょう

 

 

 

梅雨に入っています。

 

しかし、奈良では

 

・雨が降る日、降らない日が交互にやってくる

・雨が止んだと思ったら、おひさまがカーッと顔を覗かせる

・昼間の気温が30度前後まで上がり、でも朝晩は20℃前後で肌寒い

 

という、お天気の変化の激しい毎日が続いています。

 

 

私たちの身体は、外部環境(気温や湿度など)の変動にかかわらず、身体の状態を一定に保とうとする働きがあります。

ホメオスタシスとか恒常性と呼ばれる働きです。

 

でも、これだけお天気が激しく変化すると、一定に保とうとする脳からの指令を、全身に伝達する自律神経やホルモン分泌系もヘトヘト(^_^;)

 

体調を崩しがちなのは、このヘトヘトのせいなのです。

 

「そっか、しょうがないのね(^_^;)」とあきらめてはいけません(笑)

 

暮らしの中で、少しだけ気を付けるようにすることで、体調を崩さずにいられます(^_^)/

 

 

 

この時期に気を付けたいこと。

 

休息 

 

・夜はいつもよりも早く就寝

・のどの痛みひりつき、身体の熱っぽさ、いつもと違うよくない何かを感じたら、身体を休める

 

 

早く眠りにつくことや、休息をとることが難しいと思っている方もいるかもしれません…。

 

 

今、この記事を読んでいるこの時間。

 

実は削ることができる時間なのです(笑)

 

 

この記事を読んでいるのが夜中なのであれば、もう寝てしまいましょう(笑)

 

毎日、できれば

日付が変わる前に寝る のが、実は身体にとって、とてもいいことなのです。(←この記事で一番大事なので、大きな字にしました(笑))

 

『早寝早起き病知らず』という言葉がありますが、アーユルヴェーダでも早寝早起きを推奨しています。

 

早寝早起きが身体によいというのは、万国共通なのでしょうね。

 

体調を崩していなくても、朝に回せる用事は翌朝にすることにして、今夜はさっさと眠りましょう(^_^)/

 

早寝を続けると、それだけで、お肌の調子がぐんとよくなりますよ(^_^)

 

  

そして、スマホ

 

手持ち無沙汰になると、ついスマホに手が伸びてしまうのはわかります。

 

あなたは1日のうち、何分くらいスマホを見つめているのでしょうか。

 

 

体調を崩しつつあるときは、時間つぶしにスマホを触っている時間を休息に置き換えるだけで、心身がずいぶんと回復します。

 

 

スマホを置いて、目を閉じるだけでもOK。

 

体調に違和感があるときは、電車の中でもスマホはしまって、目を閉じます。

 

 

ご自宅であれば『抑目静耳(よくもくせいじ)』をおすすめしたいです。

 

やってみた後は『音や光を遮断するだけで、こんなにすっきりするのね!』ということがよくわかります。

 

抑目静耳については、この記事の後半にやり方を書きましたのでよろしければ。

 

 

 

冷たい空気から身体を守る

 

季節は夏なので、電車などの乗り物や、お店などの建物では冷房が入っています。

 

暑い外からそんな場所に入ると『わぁ~。気持ちがいいなぁ(^_^)』とありがたく感じるのですが、長時間その場にいるとなると、身体が冷えてしまいます。

 

 

冷房によって体調を崩さないためには、身体(肌)が冷えないように工夫します。

 

・首にはショールを巻く

・長袖の薄い羽織るものを持ち歩いて、冷房の入っているところでは着る

・羽織るのが面倒な方は、肘まである日焼け止めの手袋をつける

・冷房の風がダイレクトに当たるところは避ける

・靴下を履く

 

 

それと、扇風機の風も、意外と身体を冷やします。

 

汗が引いたら身体に風を当て続けるのをやめて、首振り機能をONにしたり、空気を攪拌するために使うといいと思います。

 

寝るときに扇風機を使う方は、身体に直接、風を当てないようにしましょう。

 

 

 

冷たいものに注意

 

 冷たいものがおいしい季節です。

 

しかし、たくさん飲んだり食べたりすると胃が冷えます。

 

冷えることで胃腸の調子が悪くなり、免疫力も落ちますから、風邪をひきやすくなります。

 

でも、どうしても冷たいものを飲みたいときってあります。

 

夏のビールなんて、魔物ですよね(笑)

 

締めに温かいお茶を飲んだり、お茶漬けを食べるのは、胃腸の冷えをとるにはとてもいい方法です。

 

 

もともとおなかが弱い方は、朝に白湯を飲む、薄手の腹巻をするなどして、胃腸の保温に努めましょう。

 

 

 

東洋医学では、梅雨の湿気によっても体調を崩す、という考え方が。

 

それについてはこちらの記事に書きました。

 

 

身体と相談しながら行うヨガはおすすめ

 

私の実感として、きちんと身体と向き合ってヨガをしていると、体調を崩すことは少なくなる と思っています。

 

 

人に必要以上に気を遣ったり、時間を気にしたりと、日常生活ではつい、外にばかり向いている意識。

 

外向きが習慣になってしまうことでの弊害があります。

 

それは、意識を内向きにする(自分に向ける)ことを忘れてしまうことです。

 

このご時世に生きている私たちは、その傾向が強いのだそうです。

(スマホを見ている時間も、外向きです(^_^;))

 

 

 

でも。

 

ヨガの時間は、外に意識を向けなくても大丈夫ですよね?

 

 

『意識を内向きにすること』そして『自分を労わること』を思い出すことができるのも、ヨガのいいところです。

 

 

・意識が内向きになることで、体調の変化に敏感になります。

 

・自分を労わる気持ちが生まれることで、休息や睡眠への意識が高まります。

 

 

これまでいろいろなスタイルのヨガを学んできました。

 

今のお師匠さんのところで学ぶようになってからは、体調を崩すこともなくなりましたし、毎日のように起きていたプチぎっくり腰(と、それに対しての恐怖心)もなくなりました(^_^)

 

身体と向き合うヨガを続けて、健康的な毎日を(^_^)/

 

 

紫陽花が咲く神社の手水舎。清涼感があって素敵です(^_^)

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