先週の歌舞伎鑑賞の前のお話です。
東京に歌舞伎を観に行くのに、気がかりな身体の症状がありました。
背中がぞくっと、風邪っぽさを感じていましたし、おしりからふとももにかけて痛みもあります(^_^;)
寒さ厳しい時期ですし、乗り物での移動時間も長いので、風邪もおしりの痛みも悪化する予感しかないです(^_^;)
症状に気付いたのが、ちょうど大阪でのヨガのクラスの日だったので、いつもの鍼の先生のところへ。
鍼
問診で、風邪っぽいこと、おしりからふとももの痛みがある、という2点をお伝えしまして、治療が始まります。
私はすねの筋肉がいつも少し硬く張っているので、先生はすねからふともも、骨盤の上の方のなにやらポイントらしきところまで、筋膜マッサージをなどをしてくださいます。
初めは少し痛いのですが、ほぐれてくると、これがものすごく気持ちがよくて眠くなります(笑)
足首も緩めてくれます。これで身体がずいぶんと楽になるのです。
それが終わると いよいよ鍼です。
風邪のツボは背中側にありますから、うつぶせになりおとなしくします(笑)
首のところにある風邪のツボの何か所かに鍼をしてくださっているのですが、鍼が刺さる痛みが全くないので、いつの間にか終わり(笑)
その後は腰に鍼。ウエストのところの服をペロンとめくって鍼をします。
おしりからふとももに起こっている痛みの元はここから、と見立てたのだと思います。
寒くないように、腰以外には何枚もタオルをかけてくださっています。
腰は割と『響き』(ズシっとした感じ)を感じやすい場所なのだそうですが、私はこの『響き』を感じられないと鍼をした実感がなく(笑)、先生もそれをご存知なので上手に施術してくださいます。
腰も何か所か鍼をしたようです。相変わらず刺さる痛みがないので、こんな書き方になります(笑)
全部終わって、起き上がって身体を動かしてみると、おしりからふとももへかけての痛みは消えていますし、風邪っぽさ(ゾクゾク感と鼻と目のあたりがぽわーんと熱い)が消えていました。
先生に「鍼の写真撮ってもいいですか?」と聞くと「いいですよ。抜くときに先が曲がっちゃったけど(笑)」と鍼を見せてくれました。
まじまじと見るのは実は初めて。
NHKの東洋医学の番組でも言っていたように、注射針に比べてびっくりするくらい細いです。
先端は、皮膚に対して入りやすいようにしてあるので、痛みがないのだそうですが、それは肉眼でも写真でも確認できませんでした(笑)
そして・・・
先生がおちゃめなサービス精神を発揮して「刺さってるのも撮りたいでしょ?」と、突然、新しい鍼を開封して、先生ご自身の腕にプスっと(笑)
「うわー!(^_^;) 痛くないんですか?」と聞くと、先生は「全然~?」と言いながら、グリグリと鍼を深く差し込んでいきます(^_^;) 驚愕していて写真は撮れませんでした(笑)
せっかくなのでグリグリと深く刺す前の写真を載せます。(スペース空けますので、怖い人はずーーーーっとスクロールしてください(^_^;) )
先生はお若いのでお肌が綺麗(^_^)
スクロールここまでで(笑)
私はこれまで、ツボであるところ以外は、鍼を刺すと痛みがあると思っていたのですが(だって、縫い物してるときに針が指先に刺さると小さく飛び上がるくらいに痛い(笑))、先生は「どこに刺しても痛くないんだよー(^_^)」とおっしゃっていました。
鍼歴長いつもりでしたが、知らなかったです。
おしりの痛みが出ないようにする予防法と、今の立ち方がまっすぐになっていないので、正しい立ち方(重心を乗せる足裏の正しい位置)を教えてもらい、また最近、ツボの本に興味があるのでおすすめのツボの本を教えてもらって、治療院を後にしました。
症状を消すだけでなく、アフターケアの仕方を教えて下さったり、私が知りたいことにいつも答えて下さるので、ありがたいなあと思っています。
そして。
その足でスカイオ6階の漢方のお店へ。
漢方
乗り物や歌舞伎座の中で、風邪の症状、咳やくしゃみが出たら周りにご迷惑をかけますから、万全を期すため、鍼治療の後に、風邪のひき始めに抜群の『葛根湯』を飲みに行くのです(笑)
おなかぺこぺこなので、漢方を服用するタイミングとしても最高。
鍼と漢方、東洋医学のハシゴです(笑)
このお店で漢方を購入して持ち帰ったことはありますが、ここで飲むのは実は初めて。
スタッフの方が「(薬事法かなにかの関係?)自分でパッケージを開けていただかないといけないのです」とおっしゃるので、金色の外袋を開け、中の透明の袋をパシッと切ったら、しまった、漢方が入った紙パックの一部が破れてしまいました(^_^;) ←乱暴者(笑)
「大丈夫ですよ、みなさんよくされます(笑) いずれにせよどこか一か所切るので(笑)」とのこと、安心しました(笑)
ガラスのコーヒーポットにお水を入れて漢方のパックをポイっと入れます。
あとは電子レンジで加熱。
セルフメモリの『1』のボタンを押すとちょうどよくできあがるのだそうです。(加熱時間 5分くらい)
できあがったものを紙コップに入れてもらい、座ってフウフウと冷ましながら飲みます。
葛根湯のこのほのかな苦みと甘さ、大好きです(笑)
鍼で素直になった身体に、漢方の薬効が染み渡るような(笑)
鍼と葛根湯のおかげで風邪は発症せず。
東京へも快適に行けましたし、元気が余っていたのか、明治神宮にお参りも(^_^)
明治神宮に行けたから白い羽根も降ってきて、『未来は明るいぞー』と、なんともよい気分にもなれました。
気になる占い
ちょうどこんな看板が、漢方のお店の目立つところにあり、気になっていました。
私は、『大好評 第2弾』のタロット占いよりは、陰陽六行の方が気になります。五行じゃなくて六行とは・・・
私が葛根湯を飲みに行ったこの日、動画を撮るために先生もお店にお越しになっていたのでした。
私はこの画面には映らない左手方向に座っていて、お二人のリハーサルの様子を見ながら、葛根湯を味わっていたのでした(笑)
東洋医学のおかげで楽しい東京行きになりました