今日は冬至です。
かぼちゃを食べる、柚子を浮かべたお風呂に入る、など、冬至は私たちにも馴染みのある二十四節季です。
冬至は一年のうちでいちばん昼間の時間が短い日です。
「陰」が極まり、これから「陽」の気が増えていく「一陽来復(いちようらいふく)」の日です。
「一陽来復」は『易経』から来た言葉で「悪いことが続いたあと、物事が良い方へ向かう」という意味です。
今年のあれこれがうまく運ばなかった方、今日が切り替えのチャンス日かもしれません。
気持ちを切り替えて、ここからの一年を気持ちよくスタートしましょう(^_^)
冬至の過ごし方
身体を温めましょう。
冬至といえば柚子湯ですが、柚子を浮かべたお風呂に入ることには意味があります。
柚子湯には「湯治=冬至」や「融通=柚子」が効くようにといった意味があります。
また、昔から香りの強いものは邪気を祓うと考えられています。気の流れをよくする働きもあります。
柚子は胃の不快感を和らげますから、この時期の胃の疲れを癒しますし、肺を潤すので風邪の予防にもなります。
柚子の香りにはリラックス効果もあり、溜まったストレスも癒してくれます。
柚子の表面に少し切り込みを入れて丸ごとお風呂に浮かべて、香りを楽しみながらゆっくりとあったまりましょう(^_^)
スーパー銭湯や銭湯で、今日、柚子湯のサービスをしているところもあります。
お近くで柚子湯をしているところを探してみてはいかがでしょうか?
冬至の食べ物
「ん」が2回使われていものが縁起がよいとされています。「運盛り(うんもり)」というのだそうです。
南瓜(なんきん)や人参、いんげん、大根、蓮根、銀杏、金柑、寒天、うどん(うんどん)などがそれです。
縁起がいいだけでなく、寒い冬を乗り切るのにぴったりの食材でもあります。
一陽来復+運盛りを意識することをきっかけにして、これからの一年がよいものになるといいなあと思います。
冬至のツボ:大陵(だいりょう)
冬至のころは、大陵というツボを押すといいです。
手のひらを上にして、手首にできる横じわのまんなかです。
12月から1月まで、飲み会、ごちそうなどが続く方におすすめのツボ。
胃腸への血行を促して、胃もたれなどの予防によいそうです。髪の毛にもよいツボ。
吐く息でじわーっと指圧しましょう。
私はお灸をすることにします(^_^)
来週は寒暖差にご注意ください