9月の終わりごろのブログ記事で、せんねん灸の大阪のお店(南森町駅)で開催される『お灸まつり』について書きました。
結構レアだと思われるほうろく灸を、無料で体験できるお灸まつりですが、9/28(金)から11/30(金)までと、たっぷり2か月間あることに油断したのか、なかなかお邪魔することができなかったのでした(^_^;)
あと数日で終わってしまうこのタイミングで、念願だったほうろく灸を体験することができました(^_^)
ほうろく灸
素焼きのお皿の底(裏面)の部分にもぐさをのせるお灸です。
「ほうろく灸を体験しにきました!」と言うと、スタッフの方がほうろくにたっぷりのもぐさをのせて、点火してくれました。
頭の上にこのほうろくをのせるまえに、キッチンペーパーを頭にのせました(笑)
髪の毛にワックスとかつけている人が多いでしょうから、ほうろくの汚れ防止なのだと思いました(笑)
ほうろくをのせる前にスタッフさんが
「熱い!って感じたら、のせる場所(熱さを感じる場所)を平行にずらしていただいたりしながら、限界になる前に外してくださいね(^_^)」
と教えてくださいました。
そんなに熱くなるものなのかなあと半信半疑。
ほうろくを頭にのせると、最初はなにもなかったのですが、思っていたよりも早くじわじわと温かさが伝わってきました。ほわーっとして気持ちがいいです。
で、しばらくすると『うぉ、あつい…(^_^;) 』となりまして、少し位置をずらします。
そんなこんなでずらしながら、ほうろくを頭にのせ続けること10分弱。
どこにのせても熱い状態になったので、外しました(^_^;)
思ったより早く熱さが伝わってきました。
そして頭のてっぺんの髪は無事のようです(笑)
もぐさ、燃え尽きてます(笑)
頭のてっぺんには百会(ひゃくえ)というツボがあって、ここへの刺激は頭痛や自律神経の乱れによいそうです。
(ヨガのクラスで、ここを指先でトントンするのを最近やってないですね(^_^;) )
そして、寒くなってくると陽の気が不足してくるのですが、身体に陽の気をめぐらせて元気にしてくれるのがお灸のよいところ。
私の場合は、頭のてっぺんにお灸をしたことで、首が疲れていたのがとれた感じがあったり、頭や目がすっきりしたという気持ちよさがありました。
あったかさが伝わり始めのころは、少し眠くなったりも。
その後、熱いと感じるころにはその眠さは消えていましたが(笑)
お皿が頭からずり落ちないように、手でずーっと持っているので腕が疲れるのと、煙がもうもうと出まして、服や髪の毛が臭くなるのが難点かなあ。
家でほうろく灸のまねを
ほうろく灸が気持ちよく、身体にもいい感じがあったので、家に帰ってから、何か代用できないかなあと。
うちにはこれがありました!
レンジで加熱して、おへそにのせる湯たんぽみたいな、お灸みたいなものです。
試しに頭のてっぺんにのせてみたところ、ほわーっと気持ちいい。目の疲れがとれそうです。
そして眠気が。
これまでは食べ過ぎたときに胃の上にのせるという使い方をしてきましたが、眠れないときに頭のてっぺんにのせる、という新しい使い方を発見しました(^_^)
電子レンジでホットタオルを作って、ビニール袋にいれて頭のてっぺんにのせてもいいかもしれません(^_^)
お灸まつり
薬膳茶と乾燥なつめを買いました。
薬膳茶は簡単な体質診断ののちに、二つ選びました。
『気虚』と書いてあるものは前から飲んでいます。
しょうがが入っているので、寒いところにいくときや、冷えた身体を温めたいときにいいです。
『1包で600~700cc作れます』と書いてありますが、私はだいたい350~500ccになるように作ります。
持っている2つの魔法瓶の容量が350ccのと500ccのものだからという単純な理由です(笑)
魔法瓶にぽんと入れて、熱湯を注ぐ、それだけのことなので簡単(笑)
味は漢方薬ほどクセはなくて、飲みやすくおいしく仕上がっています。
7包入りで800円くらいです。
ペットボトルのお茶をコンビニで買うよりお得で、しかも身体によいはたらきをしてくれるのです(^_^)
お買い物をしたら、たくさんのおまけをいただきました。
ビニール袋に入っているのは『お灸すくい』でゲットしたもの。もう10個ほど使ってしまって減ってますが(笑)
手際が悪くてちょっとしかすくえなかったので、スタッフさんがおまけにたくさん入れて下さったのでした(^_^;)
風邪のひき始めにいい『火を使わないお灸 太陽』もいただきました。
火を使わないお灸 太陽のことと、ツボの場所などはこちらの記事に書きました
風邪のひき始めによいツボ 銀座/せんねん灸ショールーム - 今日もよい日
オリジナルのカレンダーもいただきました。12月の冬至の日から始まります。
これは本当によいカレンダーで、これは冬至(とうじ)からのページなのですが、次の二十四節季、小寒(しょうかん)までの15日間表示になっていて、その時期によいツボの位置も。
冬至の場合『胃の休まる暇もない年末年始、胃の不調を訴える人も増えてきます』ということで、胃腸によい大陵(だいりょう)というツボを教えてくれています。
すばらしい(^_^)/
お灸まつりやほうろく灸に興味がある方、30日(金)までなので、お急ぎください(^_^)
追記
演歌歌手の石原詢子さんが大阪のお店にお買い物に来たようです。
楽屋見舞いにお灸を持っていくとは、お灸好きにはたまらない贈り物(^_^)
お灸とヨガで元気に(^_^)/