今日の奈良は、朝晩は長袖じゃないと肌寒いのですが、日中は気温が24℃ちょっと、湿度は50%前後だったようです。
お天気もよく、空気もカラッとしていました。
梅雨に入って一週間経ちましたが、ここまでそれほど雨も降らないですし、今日なんかは5月のような爽やかさでした。
明日も湿度が低いので、お洗濯は明日のうちに!、と天気予報でも言っていました。
半夏生(ハンゲショウ)
半夏生が咲いているのを見つけました。
時期が早いような(後述します)。
もっとアップで撮ったらよかったな(^_^;)
手前にある紫のお花は杜若(カキツバタ)です。
半夏生は、葉っぱがペンキを塗ったように白くなっているのが特徴です。
葉の片方(おもて)が白くなっているのでカタシログサとも呼ばれます。
また、葉っぱにおしろいを塗っているようにも見えるので、字を変えて「半化粧」と書く場合もあるそうです。
ドクダミに似ていると思ったのですが、半夏生もドクダミ科でした(笑)
半夏生の名前の由来は、暦(こよみ)からきています。
暦では、夏至から数えて11日目を半夏生と呼んでいて(今年は7/2ごろ)、この花はそのころに咲くことが多いことから、名付けられたのだそうです。
7/2頃に咲く花が、今日綺麗に咲いていたので、ちょっと早くないかな?と思ったのでした(^_^)
関西ではタコを食べるんだとか
半夏生の日に、関西ではタコを食べるんだそうです。全然知りませんでした(^_^;)
田植えが終わった農家の人たちが、タコの足のように根がしっかり張ってほしい、タコの吸盤のようにたくさん稲穂が実ってほしいという願いを込めてタコを食べてきたことから、この風習が根付いたんだとか。
タコは疲労回復にいいタウリンが含まれているので、田植えの後の肉体疲労にいいかもしれません(笑)
乾いた風も気持ちよく、おひさまもほどよく照らしてくれた日に、お花を見ながら散歩したら、のんびりとした気持ちになれました(^_^)
梅雨の時期は、夜のうちにどしゃーっと雨が降って、昼間は雨が上がるといいのにな、などと、都合いいことを思ったりもしました(笑)