ゴールデンウィークもあとわずかですが、楽しくお過ごしでしょうか?
昨日は気温もそれほど上がらず、とても強い風が吹いていました。
チラシ配りをしていてもとても寒かったです(^_^;)
暦の上では早くも夏です。
立夏の過ごし方
立夏から夏至(げし)に向けて昼の時間がだんだんと長くなっていきます。
つい夜更かしをしがちになりますが、朝は早めに起きるようにしましょう。
気温も上がってきて、身体が緩んできます。
身体も、秋から冬に溜め込んだ老廃物が出やすくなっているので、汗をかく練習も兼ねて、身体を軽く動かすようにしましょう。
この時期にいろいろなものを出しておかないと、陽の気が胸にこもります。
こもったままだと、肺が活発になる秋口に空咳が出るようになるので、気を付けたいものです。
立夏の食べ物
カツオのおいしい季節になってきました。気血を補うカツオはこの時期に食べておきたい食材です。
私がカツオを食べる時は、だいたいカツオのたたきです。
たまねぎスライス(新タマネギでします)をお皿に敷いて、その上にカツオのたたきをのせます。
香味野菜は気の巡りをよくしてくれるので、ショウガ、シソをカツオの上にたっぷりとのせ、ポン酢でいただくことが多いです。
消化吸収を高めて、疲れを吹き飛ばしてくれます。
それから、心の疲れが出てきてなかなか浮上できない人、また、不慣れなことが続き、いろいろなことがうまくいかずイライラしている人も多いのがこの時期です。
カモミールなどの、リラックス効果のあるお茶をのんびり飲んで、ひといきつく時間を作ってみてください。
うつうつとしたり、イライラが続くときのツボ
春になって、環境が変わった方も多いと思います。
緊張の毎日が続き、この大型連休でその緊張がプツっと切れて、なんとなく身体や心のだるさを感じます。
その状態がずっと続くと五月病。医学的には適応障害という名前がつくことが多いようです。
そんなときに押していただきたいツボがあります。
湧泉(ゆうせん)というツボです。
あぐらなど、足の裏が見える安定した座り方をします。
足の指をくしゅっと曲げてみましょう。
足の裏のへこんでいる場所が湧泉です。
目安としては足の裏のまんなかよりもちょっと上です。
そこを、息を吐きながら気持ちよく ぐーっと指で押し込み、吸う息で力を緩める。
これを繰り返すことで文字通り「泉が湧く」=エネルギーが湧いてくるのです。
不安定な心が安定しますし、疲労回復のツボでもあります。
ヨガのクラスでもこのツボ押しをします。
ツボの場所がわからないなあという方は遠慮なく聞いて下さいね。
今月はちょっと心拍数が上がり、汗ばむくらいの動きと、いつもどおりリラックスを感じていただく内容となっています。
なんとなくの不調も、のんびりとしたヨガでうまく乗り切りたいですね(^_^)
杜若(カキツバタ)が咲いていました。
アジサイなどもそうなのですが、青いお花を見ると、心がすーっとします。