今日もよい日

ストレスのお薬としてのヨガ。お医者さんたちも、ヨガと瞑想に注目しています。

ヨガは身体だけではなく、心のトレーニングだと思うのです

 

 

みなさんに伺ってみると、

ヨガのクラスに参加する目的はさまざまです。

 

痩せたい、身体を柔らかくしたい、運動不足の解消、

肩こりや腰痛の緩和、落ち着く時間がほしい、

ストレスを感じている、息抜きしたい、

 

挙げてみるときりがないです(^_^;)

 

人の数だけ目的もたくさんあるということですね。

 

そしてヨガのクラスに継続して参加するようになると、

また新たな目的が生まれてきます(素晴らしいことです)。

 

いろいろなポーズにチャレンジしてみたい、

さらに身体を柔らかくしたい、落ち着きたい、などなど。

 

 

目的や目標があるほうが、継続するモチベーションにつながります。

 

努力を継続することで、願いは叶うと思います。

 

 

心のトレーニングとしてのヨガ  

  

お聞きになったことがあるかたもいらっしゃると思いますが、

 

 [ヨガは 心の働きを止滅させる]  のが目的、とヨガの聖典にあります。

 

 

私たちの心は日常のあれこれによって乱され、 

ストレスを感じることが多いです。

 

  

身体や心の様子を観察しながら、ポーズや瞑想を行うことが、 心を乱そうとするあれこれに過剰に反応しなくなるためのトレーニングとなります。

 

 

やわらかな心を持ちながらも、

ぶれない芯がまんなかにあり、

どっしりと生きていく

 

という感じでしょうか。

 

 

今回おすすめする書籍と映画(DVD)は 

心のトレーニングとしてのヨガに興味をお持ちの方にひ手にとっていただきたいものです(^_^)

  

 

あるヨギの自叙伝

 

まずこちらの本。

 

宣伝に使われるコピーが

 

スティーブ・ジョブズが自身のipadに唯一保存していたのがこの自叙伝」

 

です。

 

高校生のときジョブズはこの本に出会い、

成功してからも読み直していたとされています。

 

 

Autobiography of a Yogi (Japanese)

Autobiography of a Yogi (Japanese)

 

 

 

パラマハンサ・ヨガナンダという人の物語です。

 

お話のはじまりは1893年

 

上流階級に生まれながら、ヨギとして開眼し、僧院に入ります。

 

毎日、ヨガを熱心に続けながら、第一次世界大戦アメリカに渡り、そこから世界各国へとヨガを広めていった一生を綴ったものです。

 

この本、実物は606ページもあって、かなり重量があります(^_^;)

 

お値段もそこそこしますから、まずはお近くの図書館にないか探してみてください。

 

 

元来、ヨガとはどういうものであったか、

そして自分を見つめながらのヨガを継続することで、

 どんな境地にたどり着けるかが書いてあります。

 

難解な内容もありますので、スルスルと読み進められるかどうかは、興味の度合いによっても違うと思います。

 

 

 

永遠のヨギー~ヨガをめぐる奇跡の旅

  

永遠のヨギー~ヨガをめぐる奇跡の旅 [DVD]

永遠のヨギー~ヨガをめぐる奇跡の旅 [DVD]

 

 

 

こちらはヨガナンダの一生を映画にしたものです。

 

なんと、本人も出演しています(笑)

 

本で知った彼の一生を、立体的かつ鮮やかに観ることができました。

 

 外国での講演生活が、順風満帆でなかったことなどがとてもよくわかりましたし、周りでサポートしている人たちが語るヨガナンダの姿に触れることができます。(本は、本人が書いた自叙伝なので、それとは少し違う印象を受け、おもしろかったです)

 

ガンジー(動くガンジーです!彼もまたヨギなのでした)やビートルズジョージ・ハリスンや、石油王なども登場します。

 

 

 

私はずいぶんと前にこの本を買い、このときは苦労して読み進め、一度読んだだけで終わりました(^_^;)

 

そしてまた最近になって再読したのですが、1度目よりもスムーズに読むことができました。

 

 

そして、DVDをレンタルして観ました。

 

本で読んだことが、鮮明なかたちとなって、頭の中に入っていきました。

 

 

 

ヨガの別の側面を見てみたい、

瞑想ってどうなんだろうと思っている方に

 

触れていただきたい書籍とDVDのおすすめでした。

 

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※ 今日3月7日は、ヨガナンダがこの世に肉体を残していった日です。本の最後にはそのときの不思議な現象について書かれています。