今日2月20日は 歌舞伎の日 なんだそうです。
この記事から「ぼんじゃり」という言葉を初めて知りました。
「ぼんじゃり」とは、気品と色香を兼ね備えた魅力を表す、女形への褒め言葉なんだそうです。
女形を初めて見たときのこと
歌舞伎座に初めて行ったとき、大好きな七之助さんは傾城(けいせい:上級の遊女)の役をされていたのですが、お化粧や身のこなし、しぐさなど、どれをとってもとても綺麗で、男性が演じているとは思えないくらいの、女性を超えた女性らしさ、色っぽさがありびっくりしました。
舞台上の背景もとても美しく、クライマックスの場面(花魁道中)ではたくさんの紅白の提灯と、緑の竹林、朱色の格子の建物が舞台上にあり、それはもう非日常な美しさがありました。
もちろん衣装も美しい。手の込んだ刺繍や、色の合わせ方。
何もかもが想像以上に綺麗で、ためいきばかり(〃'▽'〃)
美しさという名の衝撃が波のように次から次へと襲ってきて、舞台が終わっても、しばらくぼーっとしたまま席から立ち上がれなかったのでした(笑)
女形の美しさを目の当たりにして、
『よし、七之助さんに負けないくらい、女らしいしぐさを身につけよう!』
と思いましたが、この日記を書くまでそれをすっかり忘れてました(^_^;)
「美しいものを見なさい」
この日記のタイトル、「美しいものを見なさい」。
私がヨガの仕事を始めた頃、今後の見通しを手相占いで観てもらったのですが、その時に占い師さんから言われた言葉が
「美しいものを見なさい」
でした。
その言葉を受けて、美しいものをいろいろと見に出掛けましたが、いまのところ、美しい女形が登場する歌舞伎が一番、刺激が強いものだと思います。
歌舞伎じゃなくても、美しいものはたくさんあります。
もっと穏やかに働き掛けてくるような。
それは、自然が見せてくれるものであったり、人が作ったものも。
いつだって、美しいものを見た後は、心が洗われたような気持ちになり、満たされた気持ちにも。
それは癒しにもなりますし、心の栄養にもなります。
普段の生活で、美しいものだけを追いかけて生きていくことはなかなか難しいのですが、七之助さんの女形も含めて、これからも美しいものに触れていきたいなあと思います。
自然が作り出した美しさ(^_^)