今日は身体に優しい飲み物のご紹介です(^_^)/
それは 白湯(さゆ) です。
白湯はお水を沸かしたもの。
お砂糖やカフェインのような不純なものが入っていないので、 とても身体に優しく、普段の水分補給におすすめしたい飲み物です。
用意するもの
きれいな水とやかん
白湯のつくりかた
1.やかんにきれいな水を入れてふたをし、強火にかける
2.沸騰したらふたをとる
3.そのまま10分沸かし続ける
4.すぐに飲む分をカップにとり、残りはポットへ。
飲み方
カップの白湯は、空気を含ませるようにして、すすりながら飲みます。
冷めてからぐびーっと飲むのではなく、熱いままのをちびちびと、です。
白湯は胃を温めるので、弱った消化力を強くしてくれます。
また、胃の後ろ側にはとても太い血管があり、胃の中が温まることで血管も温められ、温まった血液は全身に広がっていきます。
体温が上がるので、寒い時期に低下しがちな免疫力を引き上げてくれます。
以前「お湯はレンジでチンじゃだめですか?」という質問をいただきました。
胃を温め、消化力を強化して、さらに身体を温めるという意味では、まあ、レンジでもいいですよ、とお伝えしました。
今回書いた、白湯の作り方は、アーユルヴェーダ(インドの伝統医学)での作りかたなのです。
3.そのまま10分沸騰させる
なんてところを読むと「え?」と思われる方もいると思います(私がそうでした(笑))。
しかし、全てのことにはきちんと意味があって、大事なことは、
水(きれいな水)に火(やかんをかけるガスの火)の成分を加え、
ふたを開けてさらにぶくぶくと沸騰させることで風の成分を足すということ。
アーユルヴェーダではこの 水・火・風 を 目に見えない3つの生命エネルギーとして扱っています。
なので、
『その生命エネルギーとやらを取り入れて元気になりたい!』という方は手順通りに、
『いやいや、胃が温まって元気になったらいいよ』という方は、沸騰10分はなくてもいいのだと思います。
レンジでしたい方はそれでもいいのだと思います(^_^;)
やらないよりはやった方がいいですよ、という前提ですが(笑)
白湯の注意点
たくさん飲んだらいいのかというとそういうものでもありません。
飲み過ぎると胃酸が薄まり過ぎますし(ですから、食後すぐの口直し、みたいな感じでは飲まないでください)、身体の消耗をすすめてしまいます。
一日に700~800ccを、何回かに分けて飲みます。
胃の調子がいまいちな方は食事の30分ほど前に、
前日にお酒を飲んだ方や便秘気味な方は朝起きてすぐに、
まずは一日一杯(100~150ccくらい)から始めてみてください。
慣れるまでとても飲みにくいですよ、と最後に付け加えておきます(笑)
「はちみつなどを入れて飲みやすく」と書いてあったりしますが、それ、もう白湯じゃない(笑)
比較検討のために試したことがありますが、混ざりものがあると、飲んだ後の1回目のおしっこまでの時間が遅くなります。
これは、水分の吸収が混ざりものによって阻害されているからなのではと思っています。
混ぜものしてまで無理して飲むものでもないかなと思います。
何も入っていない無色透明の白湯。
慣れたら『こんなにおいしく、ありがたい飲み物はない』に変わります。
お試し下さい(^_^)/
嵐の松本潤さんも、「毎朝、白湯を飲んでいる」とテレビで言っていました(^_^)