『瞑想の効果については、またそのうちに書きます。』みたいな感じで書いてから、しばらく時間があきました。
このまま年を越すのは、なんとなく宿題を片づけていないような気がして落ち着かないので、そろそろ書いてみようと思います。
一般的な瞑想の効果
一般的な瞑想の効果は、いま皆さんが見ているその機械で、検索していただくのがいちばんいいのではないかと思います(笑)
私が実感している瞑想の効果
前にも書いたかもしれませんが、瞑想と名前がついているものを、自覚して体験したのが10年くらい前のことです。
でも、それからずっと継続してきたのか、と問われるとそうではないのです。
毎日何かのタイミングで瞑想する習慣ができたのは、
おそらく6年くらい前からです。
続けてみて、得られた効果なので、
一朝一夕で実感できるものではないですよー、
と先に書いておきます。
・アクションを起こす前に順序を考えるようになった
頭のいい人や要領のいい人は当たり前にやっていると思うのですが、
私はどちらかというと、頭より身体が先に動くタイプで、
行動の前にシミュレーションする、ということがあまりありませんでした。
ですから、手際が悪かったり、よく失敗したり、またその失敗に焦って、新たな失敗を生み出すなんてことも。
瞑想するようになってからは、頭の中であれこれ順序良く組み立てることが
私にとって自然なことになりました。
テンションが上がっているときは、以前のままなので、さらに精進が必要なようです(^_^;)
実はこれ、割と最近気付いた瞑想の効果なのです。
・客観視できるようになった 1
外側の変化によって自分の感情が大きく揺れることは
誰にでもあります。
例えば、目の前にいる友人が感情的になって言葉を投げつけてくるときなどです。
昔の私なら、友人に負けまいと同じように感情的になり応戦していたと思います。
でも、今の私はそうじゃなくて、
まずは、相手の感情に巻き込まれないように一歩引きます。
私自身の感情が揺れずにいられる冷静さを自分の中に見つけることができたら、
相手がなぜ感情的になっているのかに考えをめぐらせます。
一歩引いて、相手の言葉と感情に対して、じーっと黙ったまま観察していると、
そのうちだんだんと相手の感情も収まってくるように思います。
「なんで黙ってるのよ!」と怒る人もいるかもしれませんが、
とりあえずは、感情の嵐に引きずり込まれることは少なくなります。
・客観視できるようになった 2
1では対人関係における客観視の例を挙げましたが、
実際は、周りには穏やかな方が多いので、そういう場面は少ないのです。
自分自身に対しての客観視は、
悪いクセとか悪い習慣、それと考え方のクセみたいなものに気付けるようになります。
同じ失敗を繰り返しているのはたぶん、習慣や考え方のクセが、物事に対して自動的に発動してしまうからだと思うのです。
客観視の習慣がつくと
『あ、これはいつもの悪いパターンの始まりだなあ』と気が付くようになり、どうしたら最善に辿りつけるか、考えられるようになります。
自動的になっている悪い流れを、冷静に見つめ、一度ブレーキをかけてみる、という感じです。
しかし、まだまだな私です。
最近の『繰り返してしまった同じ失敗』というと、
食べ放題で食べ過ぎてしまうこと(^_^;)
元をとろうなどというあさましさが、暴食に走らせているのだと思います(笑)
11月は食べ放題に行きすぎたことを体重計が教えてくれたので、今月12月はおとなしくしているのです(笑)
(客観視じゃないじゃん!(笑))
実はまだまだ瞑想の効果はあります。
しかし、いちばん大事なことは『効果を求める』のではなくて、『心を整えた結果のあれこれ』だと思います。
瞑想を続けてみたら、いつのまにかいいことがたくさんあった、というような感じです。
一緒に瞑想してみませんか?(^_^)
カンザクラが咲いているのを見つけました(^_^)