私の最近のお気に入りは葛湯です。
葛の根は漢方の材料でもあり、風邪薬(みなさんご存知の葛根湯)にも用いられています。
発汗や解熱の作用があります。
葛湯がお気に入りになったのは、
当帰(とうき)の葛湯を購入したことが始まりです。
当帰自体も、漢方の原料になっていて、貧血や冷え性、月経の悩みや更年期症状によいとされています。
つまり、当帰は女性にとって、とてもよい生薬なのです。
奈良県は古くから薬草の町として知られていたそうで、数年前からは [漢方のメッカプロジェクト] を立ち上げたりしているそうです。
葛は吉野あたりの名産品として有名ですし、当帰も [大和当帰] として奈良県内で栽培が盛んになってきているのだとか。
何年か前の春に又兵衛桜を見に行ったときに、
すぐ近くにあるおもしろいカフェでランチを食べました。
ハンバーグの包み焼きに当帰が練り込まれていて、
その独特の香りにずきゅーんと来たのでした。
それが当帰との出会いです。
話がごちゃごちゃになりましたが、当帰の葛湯、とてもおいしいのです!
このブログの冒頭に葛と当帰の漢方薬としての効能を書きましたが、とても身体にいいものを食べているなあと(^_^)/
葛湯と書いてあっても葛が使われず、でんぷん100%のものが多い中、これにはきちんと葛も配合されているようです。
(表示順から推測すると、半分も入っていないだろうと思いますが(笑))
精製されたお砂糖ではなく、てんさい糖を使っているのも、こだわり派の心をくすぐることと思います。
(私はあまり気にしていなかったりしますが(^_^;) )
ついでに、同じところが販売している本気の葛湯がこちら!
梅の黒焼き。なにやらすごく効きそうな葛湯ですよね(笑)
こちらは奈良県の本葛と梅干しだけ。余分なものが入っていないのです。素晴らしい(^_^)
こちらは、疲労困憊になったときや、毒がたまったときのお守り用なので、まだ食べたことはありません(笑)
これからだんだんと寒くなってきます。
仕事柄、風邪をひくわけにはいかないので、葛湯で乗り切ろうと思っています(^_^)
みなさんも、風邪やインフルエンザにはお気を付け下さいね。