NHKのクローズアップ現代+ という番組をたまに見ています。
いろいろな「いま」に切り込んでいく番組です。
今夜のテーマはこちらでした。
番組に登場していた男性。
国語の先生として堅実に生きてきた男性は、抑圧感をずっと感じていたそうです。
しかし、定年を機にブレイクダンスを始め、それまでの生き方がガラッと変わったそうです。
奥さんも認めるほど、にこにこと明るくなり、おしゃべりも増えたんだそうです。
その男性の言葉が
「breakthrough、殻を破る」
まさに第二の人生を謳歌している感じでした。
輝いていて素敵でした。
老年医学の世界で発表された、常識を覆したこと
加齢と共に衰える一方とされていた敏捷性。
ダンスをすることで、敏捷性がアップして20代レベルにまで回復したという結果が発表されたそうです。
敏捷性が失われるとまず心配しなければいけないのが
転倒しやすくなること。
敏捷性は反射神経とも深く関係しています。
反射神経が鈍くなると、うっかり何かにつまづいたときに、例えば足が前に出ることもなく、手をつくこともできないまま、ズサーっと転んでしまうのです(^_^;)
ダンスで非日常のビート(音楽)に合わせて動くことが、敏捷性を高めてくれるそうです。
「ドンドン」のリズムに合わせて、上下に身体を動かそう
オトナ世代(50代以降の世代をこう呼ぶみたいです)がヒップホップを始める時は、まずは上下に身体を動かすことから始めるといいそうです。
東大の研究者で、自らもダンスをしている先生が、見本を見せてくれていました。
やわらかな動きが見事でした。
世代を超えて、一緒に楽しく踊る
番組内でコンテストが行われ、優勝したのは 62歳現役会社員の男性と、その仲間のチーム。
62歳男性以外は、どう見てもみんな20代。
審査員のおふたりは
「世代を超えみんなが楽しそうにしている姿が、これからの社会が目指す形」
と賞賛していました。
見ていた私も、なんだかワクワクうきうきしてしまう素敵なチームでした(^_^)
ダンスのあとはヨガをどうぞ
お世話になっている施設では、私のヨガのクラスの前に、ダンスのクラスがあります。
よく拝見しているのですが、いろいろな世代の方が踊っています。
みんな楽しそうなときもありますし、むずかしい動きに一生懸命取り組んでいるのを目にします。
「頭、疲れる~(^_^;)」
という感想を聞くことも。
身体だけじゃなくって、きっと脳トレにもなっているはず。
ダンスは若者だけのものじゃないぞ!と今夜の番組を見て確信しました(笑)
非日常の音楽、リズムに身も心も任せたら、ウキウキした気分でそのまま帰っていただくのもいいと思います。
ときめきは心だけではなく、見た目も若返らせてくれます。
見た目年齢の若さは体内年齢の若さとも比例しています。
楽しくダンスをしてるとき、筋肉は収縮して疲れているはず。
筋力トレーニングの後、ストレッチをしてクールダウンするように、ダンスのあとは、ヨガをどうぞ(^_^)
縮こまった筋肉を、優しく元の感じに戻していき、疲れた脳もリラックス。
シャバアーサナで疲れもすっきり。完璧(笑)