突然ですが問題です。
マスク装着と厳しい糖質制限を続けた結果、未来に起こってしまう困ったことはなんでしょう。
答えは 認知症 です。
脳の細胞は生きている間は毎日少しずつ(私が学生だったころは1日10万個と習いました(^_^;))死滅していきますが、認知症は脳の細胞が病的に、ハイスピードで死滅していく病気です。
脳は糖と酸素が届かなければ 機能停止します。
マスクをすることで慢性的な酸欠に陥ります。
厳しい糖質制限(糖をとらない)は、脳をはたらかせるエネルギーを得ることができなくなります。
酸欠状態が続くことと糖をとらないことで、将来の認知症のリスクがぐぐっと上がるのだそうです。
認知症の予防のために
認知症にはいろいろなタイプがありますが、共通して大事なのは予防。
予防のためにできることは
・深呼吸する
・人と話す
・体を動かす(脳への刺激)
・栄養バランスのよい食事(お米も食べましょう)
・厳しい糖質制限はやめる
・禁煙
などが挙げられています。
禁煙は突然出てきたワードですが、タバコに含まれる一酸化炭素が、脳の酸欠に直結しています。
また、タバコを吸うことでLDL(悪玉)コレステロールが酸化され、血管壁を傷つけたり、血管が硬くなって柔軟性を失ったりします。
これは動脈硬化から高血圧症への近道です(>_<)
酸欠予防にヨガ
ヨガが認知症予防のお役に立てること1つ目。
それは酸欠状態からの脱出です。
屋外の安全な場所で、いつもよりも深い呼吸を繰り返してみましょう。
パルスオキシメーターをお持ちの方は、深い呼吸の前後で酸素濃度を測ってみるのもおもしろいと思います。
そして酸欠につながる呼吸を浅くする原因は、肋骨や背骨が硬いことにもあります。
ヨガのポーズでそれらをやさしく柔軟にすることで、酸素を取り込みやすい体に変わっていきます。
認知症予防にマインドフルネス
ヨガでできること2つ目。
研究論文がまだ少ないのですが、マインドフルネスの実践で脳にある海馬の神経密度が増して、認知機能の向上に役立ったという研究結果も出ています。
緊張と弛緩の感覚を味わいながら行うスタイルのヨガは、脳の機能の向上にもいいのです。
緊張と弛緩を味わうことでストレスレベルが下がるという研究結果もあります。
ストレスはいろんな病気の引き金になっていますから、ストレス軽減にもヨガはおすすめです。
オステオカルシン
ヨガでできること3つ目は骨の強化と脳の活性化。
私のヨガのクラスでは【かかととんとん】をしています。
つま先立ちになり、かかとをすとんと落とすあれです。
骨刺激によってオステオカルシンが分泌されて、骨が強くなり、全身の若返りにつながるという論文を元にしています。
片足で立つポーズあれこれも、骨刺激につながります。
骨刺激で発生するオステオカルシンは 脳の活性化にもお役立ち。
以前放送されていた朝ドラでも『気象予報士試験に合格するために記憶力を強化したい。そのために縄跳びをする!』というシーンがありました(笑)
縄跳びもいいのですが、人によっては膝を傷める可能性も。
それに比べて、かかととんとんだったら傷めるリスクはぐっと低くなります。
そしていつでもどこでもこっそりとできます(笑)
50回くらいやっても大丈夫だそうですが、ご自分の体とよく相談しながらなさってください。
おすすめは
・靴を履いて
・外の安全なところでする(玄関でもいいです)
かかととんとんです。
ヨガしましょう(^_^)/
ここまで認知症予防にヨガがいいよ、というお話をしてきました。
認知症予防以外にも、ヨガの実践は健康のお役に立てます。
コロナ禍、マスクをするようになってから
・集中力が続かない
・疲れやすい
・慢性的な頭痛やだるさ
・寝つきの悪さ
などを訴える人が多くなりました。
ヨガで体を伸びやかに動かし、気持ちよさを味わったり、安全な場所で呼吸法をしてみましょう。
かかととんとんは毎日の習慣に。
無理なく続けることで、体の不調が今よりもよい状態になります。
どれか1つでもいいので、毎日続けてみて下さい(^_^)
大好きなお米で糖質摂ってます(^_^)
沈丁花のつぼみ。開花したらよい香り。楽しみです(^_^)