似合う色を見つけてもらう講座に参加しました。
登場した講師の先生の服がオレンジ色…。
先生は「オレンジ色は人を巻き込んで楽しむ、コミュニケーションの色なんですよ(^_^)」とおっしゃっていました。
講座を楽しく盛り上げるために、この色をお召しになったそうです。
ヨガしている人は知っていると思うのですが、
オレンジ(正確にはサフラン)色は神聖で高貴な色。
なので、普通にオレンジ色で登場したのを見て、
密かにびっくりしていたのでした(笑)
オレンジ色の服は、ファッション通販サイトの『ZOZOTOWN』の色別検索で簡単に見つかるのだそうです(笑)
講座の参加者は私を入れて4名。
初めにみなさんがよく着る色を聞き、それぞれの色の意味みたいな、おもしろい雑学をあれこれと。
・オレンジ…人を巻き込んで楽しむ色。
・赤…相手のやる気を引き出す色。
・黒…しわが増える色(笑) 黒い食べ物は逆にアンチエイジングにいいけど、身に着けるのはあまりよくない。心を隠す、威厳を保つ色。
・ ピンク…しわを飛ばす(笑) 女性ホルモンの活性化。心の角を取ってくれる。女っぽく見せる。
・ベージュ…緩む色。筋肉も心も緩むので、ルームウェアにはよく使われている色。バスルームやお手洗いにも使われている色。心拍数が上がらない色なので、運動をするのであれば、ベージュではなくてビビットな色を選ぶといい。
その後、先生は1人ずつ、カラードレープ(様々な色の布)を顔に当てて、パーソナルカラーを見てくださいました。
パーソナルカラーとは
パーソナルカラーとはその人の生まれ持った色(肌・髪・瞳・頬・唇など)と雰囲気が調和した色(=似合う色)のことです。 人それぞれ個性が違うように、似合う色もそれぞれ違います。 わかりやすく春・夏・秋・冬の4つの季節に例えて分けてあります。春と秋の人はイエローベース、夏と冬の人はブルーベースとグループ分けすることができます。似合う色を身につけることで魅力をアップさせることができます。
鏡の前に座り、先生が背後から布を当ててくださいまして、私の結果は『サマー』ということに落ち着きました。
先生が布を繰り出すのを見ながら、他の受講生の方とも「これ似合う!」とか言い合いながらだったので、楽しかったです。
サマーの人はブルーベース、
明るくて、穏やかな青みがかった色が似合うのだそうです。
「仕事でよくピンク色を着ています」とお伝えすると、先生は「ピンクなら、桜色がよく似合います(^_^) サーモンピンクは避けましょう。」とアドバイスをして下さいました。
桜色
サーモンピンク
ピンクひとつとっても、いろいろな色味があり、似合う/似合わない があるようです。
他にも私に似合う色として、
・ライトグレー(濃いグレーは×)
・水色
・レモンイエロー
・ラベンダー
などを挙げて下さいまして「白が混ざった色(笑)」とざっくり覚えることにしました(笑)
逆に似合わない色として 茶色 を挙げて下さいました。
茶色の服ってそういえばあまり着ないなぁと思ったり。
自分でも『茶色はしっくりこないなぁ…』と思っていたことが証明されてすっきり(笑)
似合う色のついでに、髪の毛のカラーの選び方なども教えてくださいました。
サマーの私がカラーをするならば、赤系、アッシュ系がいいのだそうです。
実は私、美容院でカラーをしたことが一度もなくて(笑)、地毛なのですが、今の地毛の色は私によく似合っているのだそうです(笑)
私以外はみなさんイエローベース(スプリング、オータム)で、一人だけブルーベースの私は少し肩身が狭いような(笑)
イエローさんの似合うまきまき(笑)
ブルーさんが似合うのはこっちのまきまき
黄色系がありませんよね。
ジョハリの窓
心理学で出てくる『ジョハリの窓』
今回の講座では出てこなかったのですが、学生の時に習って、割と好きな概念です(笑)
図にするとこちらです。
もともとは『対人関係における気づきのグラフモデル』と呼ばれていて、よいコミュニケーションを築くための自己分析に用います。
4つの窓(自分の姿)があって、それぞれに名前がついています。
窓枠は固定されているものではなくて、開放の窓が大きくなり、未知の窓が狭くなっていくのがよいとされています。
また、盲点の窓が小さくなる=他人とのコミュニケーションによって知らない自分を知ることができている、ということ。
開放の窓が大きくなる、ということなのです。
今回の講座で、先生が「この色似合いますよ(^_^)」と布を当てて言っているのに
「この色はあまり得意じゃない…」
「これじゃない…」
と言っている人がいました(^_^;)
苦手な色があるのはわかります。
『色は強制されるものではないけれど、せっかく色のプロの先生がおすすめしてくれるのだから、受け入れてみたらいいのになぁ…』とおせっかいにも思いながら、この ジョハリの窓 を思い出していたのでした。
自分では苦手だと思っている、
でも周りの人が「いいね!」と言ってくれる色
=盲点の窓 だと思うのです。
先生もおっしゃっていました。
「ずいぶん前に『あなたオレンジいいですよ』とお伝えした時に、やはり反応がよくない人がいましたが、久し振りに現れた彼女は、オレンジ色を着ていました(^_^) 試しにオレンジ色を着てみたら、周りの人からも褒められたんだそうです。」
冒険するのって勇気がいります。
大人になるとつい守りに入っちゃうのはよくわかります(^_^;)
私は、もともと好きだった色=似合う色 だったから呑気なことが言えるのかもしれませんが、せっかくのいい機会だから、少し冒険して、新しい自分を発見してみてほしいなあと思ったり(^_^)
実はウインターだった過去(笑)
10年ほど前、色彩心理学の講座を受講していて、一単元まるまるパーソナルカラーについての講義だったことがありました。
与えられた課題をこなしている間に、講師の先生がマンツーマンで、一人一人に120色のカラードレープを当てて『この色!』を見つけてくれるのです。
その時の私は『ウィンター』と診断されました。
1枚1枚布を当ててみて、具体的に似合うとされた色が・・・
マゼンダ
ロイヤルブルー
ロイヤルパープル
でした。
どれも青みががった強い原色です。
黒に負けない顔立ち(=黒が似合う)とも言われました(^_^)
そして今は『サマー』
青みがかった原色そのままではなくて、白色をうっすらとかけた色が似合うとのこと…。ペールトーンってことですね
パーソナルカラーの4つのタイプは、病気にかかったりしない限り、基本的に変わらないと今回の先生がおっしゃっていました。
でも私は『ウインター』から『サマー』へ変わってて…
タイプが変わった原因は、なんとなくの想像だと…
・当時は今よりももっと髪の毛が真っ黒だった
・今と髪型が違う(当時は長くて、ひとまとめにしていた)
・今よりも顔の血色がなかった(青白かった)
・年取ってあちこちがくすんだ(笑)
こんなところだろうと思います。
ウインターもサマーも『ブルーベース』には変わりないので、まあ、納得しておくことにします(笑)
似合う色を客観的に見てもらうのって、とっても楽しいので、機会があればぜひトライしてみてくださいね(^_^)/
先生オリジナルのこのようなカードをいただきました(^_^)/
各季節にあった色見本です。これを持ちながら洋服屋さんに行くと、店員さんが「あの人、カラーの勉強してるのね…」と思い、うるさく寄ってこないという魔法のカードなのだそうです(笑)