8月6日 朝8時。
なっちゃん(NHKの朝の連ドラ『なつぞら』)を見ようとテレビをつけました。
画面の中になっちゃんはいなくて、広島の平和公園が映し出されていました。
今年の4月、ヨガの学会は広島で開催されました。
『そうか、今日は原爆が投下された日なんだ…』
平和記念式典の途中からは、雨も降り出して、それでも平和を願う静かな祈りに包まれていました。
世界のどこかでは今でも争い事が起きています。
私は、いつものように朝ごはんを食べ、出かけます。
そして、再び、家に帰ってきます。
無事に朝を迎え、
夜には無事に眠りの時間を迎え、
また次の日には新しい朝が始まります。
当たり前だと思っている日々の繰り返し。
本当に当たり前なのでしょうか。
もし夜中に、謎の飛翔体が私の家に落ちたら。
隣の家が火事になったら。
夜中に絶命していたら。
もうちょっと軽めの例えにするならば、足の親指の生爪を剥がして、痛みと一晩中闘っていたら。
それでも朝はやってきますが、無事とは言えませんよね…。
当たり前のことは当たり前ではなく、『無事』の積み重ねと、積み重ねの絶妙なバランスの上にある、貴重なものだと私は感じています。
毎日いろいろありますが、概ね日本は平和です。
今日(こんにち)の平和は、先人たちの不断の努力や苦労のおかげで成り立っているということに、原爆の日である今日、気付かせてもらいました。
感謝の気持ちも湧き上がります。
ヨガでは『出自を大切にする』という教えがあります。
自分がどのようにして生まれ、存在しているのか。
そこにはご先祖さまも関わってきます。
自分の出自を大切にすることは、自分の存在を大切にすることにつながっていると思います。
ヨガのクラスでもお話をしましたが。
もうすぐお盆がやってきます。
ご先祖さまに感謝します。
お墓が遠かったり、忙しくてお参りに行けないという方。
量子力学の世界でも祈りや想いは、エネルギーとしてちゃんと相手先に届くことが証明されているそうですから、ご先祖様へ想いを馳せましょう。
そしていちばん身近なご先祖さまである両親にも。
親御さんがご存命であれば、直接の言葉で感謝の気持ちを伝えます。
あちこちが痛かったりちょっとした不具合があっても、何とか毎日生きていられるのは、半分くらいは両親のおかげだと思うのです。(もっとかな(笑))
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今日は原爆の日ということで、つらつらと書いてみました。
特別な日だけでなく、ご先祖さまへの感謝はいつでもできます。
私は、マインドフルネス瞑想でいうところの『感謝の瞑想』みたいなことを、子どものころから、眠りに就く前に、ずっと続けてきました。
ヨガの哲学をお勉強するようになってからは、いつもなにかに護られているというありがたい感覚があります。
ご先祖さまや神様仏様に対して、こまめに感謝の気持ちを伝えているからだと思っています。
私のやり方はこちらの記事に。
みなさんも続けてみたら、もしかしたら幸せになるのかも! ←保証はしないけど、心は落ち着きます(^_^)
よかったら試してみてくださいね(^_^)