なんばスカイオ6階にある象印食堂。
創業100年目の象印が開発した最高傑作『炎舞炊き』という炊飯ジャー(価格は8万円!)で炊いたお米が食べられるお店です。
お向かいにある漢方薬のお店にはちょくちょく行きますが、そこから見える象印食堂はいつだって大行列(^_^;)
行列が長くなると、スカイオ6階の通路が象印行列専用スペースになり、通路なのに通れなくなる日も。
未だに大人気の象印食堂、平日のランチ時に意を決して並び、食べることができましたー(^_^)/
最後に攻略法みたいなものも書きましたのでよろしければ(^_^)
お昼ごはんのメニューは3種類
※HP記載のものから変わったようです。
①花籠膳:1080円(税込)
(最初に選べるごはんは1種類。おかわりは3種類どれでもOK、何度でも。)
②鯛茶漬け御膳:3024円(税込)
(好きなごはんが『おひつ』で出てくる。おかわり自由。)
③象印御膳:1728円(税込)
(最初に選べるごはんは2種類。おかわりのごはんも2種類頼める。3種類から何度でも。)
私は ③の象印御膳を選びましたー。
お店の名前を冠しているものは間違いない、と何かで見たので(笑)
そして、この御膳だけ、お茶碗が2つ来るので、ごはんの食べ比べができるところに魅力を感じて(笑)
*選べるお米は3種類*
私が注文した象印御膳だと、最初の注文のときにごはんを2種類選ぶのですが、おかわりすればいいだけなので迷う必要はないかと(笑) ←私は大食い(笑)
お店の方の説明によると、
お茶碗に盛られるのは普通のお茶碗の半分の量なのだそうです。
極端に少食じゃなかったら、2種類くらいぺろりと食べられると思います。
お茶はセルフです
注文を済ませたら、お茶のコーナーへ。
象印のタンブラーが置いてあるので、それを取ります。
お茶は冷たいもの、温かいものがあって、それぞれ3種類の茶葉(煎茶、ほうじ茶、玄米茶)が用意されています。
冷たいお茶はすでに出来上がったものがポットに入っているのでそれをそのままタンブラーに入れるだけ。
温かいお茶は熱いお湯をタンブラーに入れ、ティーバッグで用意されている茶葉を取って、ポンと放り込むだけ。
使ったティーバッグを置くトレーもちゃんとあります(^_^)
私はとりあえず冷たいのをちょっとずつ口にしてみて、やっぱり温かいのがいいなーと思い、温かいお茶をずっと飲んでいました。
普段、家では煎茶しか飲まない私ですが、おいしさ順に ①ほうじ茶 ②玄米茶 ③煎茶 かなと思いました。
お茶にもこだわりがあるようで、おいしいお茶でした。(お湯の温度がもうちょっと低いとなおよし(笑))
冷めないタンブラーはすごくて、なかなか冷めないですし、唇に当たる感じもやわらかく、とてもよい感じです(^_^)
お米様 登場!
この日のごはんは、①(象印推奨の)ふつう ②もちもち ③玄米 の3種類から選べました。
この写真は ③玄米と ①ふつうです。
後から『①ふつう と ②もちもち を同時に頼まないと、食べ比べできないじゃん(^_^;) 』と気付きました(笑)
玄米を食べるときはゴマを一緒に食べると栄養の補完ができていいのですが、卓上にはこんなものも置いてあります。素晴らしい(^_^)/
自動ごますり器!
ごまは横から出てきます。3000円弱するもののようです。
とても優れもので、挽き具合(?)が選べるだけでなく、ごまの粒感を味わいたい人用に、上の穴からそのままのごまを出すこともできます。
いつものごますりはぐるぐるとハンドルを回すタイプ。
電動のものを使ったことがないので、この機械にはちょっと感動(笑)
感動しながら、もちもちでおいしい玄米にごまをたっぷりと掛けました(^_^)/
これは ②もちもち のアップ。粘りがあっておいしそうです。
御膳登場!
ごはんが運ばれてすぐにおかずたちも運ばれてきました。
3つの小皿と揚げ出し豆腐は固定メニュー。
メインのおかずは4種類の中から1つ選ぶことができます。
①鮭の西京漬け焼き
②蒸籠仕立ての海老焼売
③豚角煮
④蟹入り湯葉クリームコロッケ
迷いました・・・、全部食べたい(笑)
①~③は家は他のお店にもあるなあと思って ④の蟹入り湯葉クリームコロッケを選びました。
これ、ものすごくおいしかったです。
とろっとろのカニクリームコロッケの中に、湯葉のスライスが入っています。
ソースも添えられていますが、コロッケ本体がとてもいいお味なので、ソースをつけたらもったいないです。
アツアツを食べながら『もう1個ほしい・・・』と思いました(笑)
揚げ出し豆腐です。あんがよくある感じではなくて、不思議なお味。あんもぺろっと食べてしまいました(笑)
白和えです。具だくさんでおいしい。上にのっているのは干し柿をスライスしたもの。いいアクセント。
わさびで和えたアボガドです。じゃばら果汁みたいな爽やかな隠し味でおいしいです。
とても優しい味の里芋でした。
おかずは、味が濃いめのような気がしました(私は普段から薄味)。
白いごはんにはちょうどいい塩梅なのかもしれませんが。
どのおかずも、私の平凡な舌では解明できない隠し味があっておいしかったです。
お味噌汁もおかわりしたくなるくらいおいしくて、具はあおさ。たっぷり入っていて、いい香りでした(^_^)
秘技!(笑) お茶漬け!
御膳が運ばれてきたときにこれがあるのを見た瞬間に、私はひそかに決意していたのでした。
『お茶漬けするぞ・・・。』 ←お茶漬けしている人はその時点ではいなくて、私の素晴らしい思いつき(笑)
お茶漬けをするのなら、胃袋のスペースをあけておかなければいけません。
胃袋に、こまめに現在の状況を聞きながら、お茶漬けまでのごはんのお代わりは控えめにしました(笑) ←と言いながらも、全部の種類を2回ずつ食べている(笑)
〆の一杯は ①ふつう をお願いしまして、塩昆布をのせ・・・
上からかけるお茶は、あつあつのほうじ茶にしました。
普通のお茶碗でいうと 3.5杯目のごはんということになるので、さすがにおなかいっぱいですが、さらさらと胃袋に落ちていきました。
おいしかったです(^_^)/
デザート
完全に忘れていました。デザートがあることを(笑)
バニラアイスみたいですが、お米のアイスクリームということです。
確かにアイスクリームの中にはつぶつぶとしたお米があって、これが結構硬いのです(^_^;)
凍ったお米の粒っぽかったので、口の中でゆっくり溶かしていきます。
体温によって炊いたごはんに戻ったのでした(笑) ←生米じゃなくてよかった(笑)
このアイスクリームはゆっくり食べると、中の米粒の様子が刻々と変わっていくので、食べる瞑想にいいかも、と思いました(笑)
つい長居になっちゃう理由
順番が来て店内に入り、注文したものは、私が思っていたよりも早く運ばれてきました。
ごはんのおかわりをしながら食事をして、お茶もおかわり。
並んでいる人が店内から見えないようになっているのもあって、知らず知らずのうちに長居していました(^_^;)
この ごはんおかわりシステムと、セルフで煎れるおいしいお茶が私の滞在時間を長くしたのでした(笑)
攻略法!ではないけれど、行ってみてわかったこと
行くのならお店がOPENする11時に行くか、その時に入った人たちが退店する時間を見計らって並ぶといいと思います。
私は平日の11:50くらい(ランチタイム開始前ということ&最初に入った人が退店するかもと思った)に並び始めました。
並んだ時はすでに20人待ちくらいで、待ち時間は30分ほどでした。(もっとたくさんの人が待っていた時間帯もあったみたいです)
名前を書くボードなどはなく、店員さんがときどき「何名様ですか?」と並んでいる人に聞きに来ます。
先頭から20人くらい(?)までは椅子があって座って待つことができます。
グループの方は、代表者1人だけ並ばせておいたらいいと思います(笑)
私がお店を出た13時半でも並んでいる人はいましたが、5人くらいでした。
オーダーストップは14時半。お店は15時までです。
ごはんのおかわりをしたい方は、13時を過ぎたころに行くのがいいのかもしれません。(あくまで平日のお話)
夜は予約できます
夜は内容が替わり、お値段がちょっとお高いのですが、予約をすることができるそうです。
私が再訪するなら、間違いなくランチ時。
①の花籠膳(1080円)を食べてみたいです。お茶漬けもします(笑)
おまけ。肝心のごはんについて。
「お茶とお米だけはおいしいものを」という家で育ちました。
【電器屋さんで炊飯ジャーを買うときは、値段は高くなくても、内釜がずっしりと重くて厚みがたっぷりあるものを】というのが家訓です(笑)
象印食堂のごはんは8万円のお釜で炊くと聞いていたので、特別な期待感がありましたが、まあ普通のおいしさです(^_^;)
※ 難波でおいしいごはん(お米)を食べるなら『普通の食堂いわま』をおすすめしたいです。←最近は行ってない(笑)
象印食堂のおかずはどれもおいしいなあと思いました。
家でも作れそう、でも細かい工夫、隠し味のお料理です。(味付けは濃いめだけど(^_^;) )
お向かいの漢方薬のお店にはちょくちょく行くので、象印食堂の人気が落ちて(笑)、いつ見ても行列が少ない状況になってきたら、このブログでお知らせしたいと思います(笑)
食べ過ぎには気を付けて(^_^)